トレンドに左右されないアイコニックな魅力をもちながら、今の気分に寄り添う軽やかさをまとった「シグネチャーバッグ」こそが理想。
雑誌『Precious』3月号では特集「普遍と進化の『シグネチャーバッグ』」を展開。働き方とライフスタイルが変化した今、タイムレスな存在感と、時代の空気をまとった鮮度を基準に最愛ブランドで厳選しました。キャリア女性にふさわしい新時代の名品を厳選してお届けします!
本記事では、セリーヌ『トリオンフ』、サンローラン『カサンドラ』、ジル サンダー『ベルトバッグ』をご紹介します。
■1:異素材ミックスでリラクシーな雰囲気|サンローラン『カサンドラ』
’60年代ファッションの象徴!
『カサンドラ』シリーズに、軽やかなキャンバス素材が仲間入り。中央で輝くカサンドラロゴは「シフトロック」と呼ばれるクロージャーとしての役割も。
1961年にムッシュ イヴ・サンローランが敬愛するグラフィックデザイナーのカッサンドル氏にデザインを依頼したことが、伝説的なロゴの始まりに。キュビズムの影響を受けたデザインは今なお新鮮。
■2:パリの街から着想を得たエンブレムが輝きを放つ|セリーヌ『トリオンフ』
凱旋を意味する伝統のシンボル
深みのあるタン色のカーフレザーにあしらわれた「トリオンフ」が堂々たる個性を放って。均一な白ステッチもバケットバッグに躍動感を添える。
「トリオンフ」は創業者セリーヌ・ヴィピアナがパリの凱旋門を囲うチェーンから着想を得たもの。シャツやデニムといった休日のカジュアルな装いに合わせて、ノンシャランなスタイルを目指すのも粋。
■3:ハンドノットのストラップがアイコニックに際立つ|ジル サンダー『ベルトバッグ』
It バッグ『タングル』を彷彿とさせる
編み込みのストラップが持ち味の『ベルトバッグ』は、しなやかなカーフレザーで体のラインに優しくフィット。
三日月のようなフォルムは、横幅28cmとワイドサイズで、アクティブ派のライフシーンを支える存在に。クリーンな白は装いをフレッシュに見せる効果も。
LOOK!
人気を集めるポシェット『タングル』のストラップも手作業で編み込まれたノットがチャームポイントに。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
問い合わせ先
- PHOTO :
- 池田 敦(パイルドライバー/静物)
- STYLIST :
- 三好 彩
- EDIT&WRITING :
- 川口夏希、小林桐子(Precious)