トレンドに左右されないアイコニックな魅力をもちながら、今の気分に寄り添う軽やかさをまとった「シグネチャーバッグ」こそが理想。

雑誌『Precious』3月号では特集「普遍と進化の『シグネチャーバッグ』」を展開。働き方とライフスタイルが変化した今、タイムレスな存在感と、時代の空気をまとった鮮度を基準に最愛ブランドで厳選しました。キャリア女性にふさわしい新時代の名品を厳選してお届けします!

本記事では、セリーヌ『トリオンフ』、サンローラン『カサンドラ』、ジル サンダー『ベルトバッグ』をご紹介します。

■1:異素材ミックスでリラクシーな雰囲気|サンローラン『カサンドラ』

バッグ_1
『ベイビー・カサンドラ』[縦16×横20×マチ7.5cm/ストラップ付き]¥302,500(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)

’60年代ファッションの象徴!

『カサンドラ』シリーズに、軽やかなキャンバス素材が仲間入り。中央で輝くカサンドラロゴは「シフトロック」と呼ばれるクロージャーとしての役割も。

1961年にムッシュ イヴ・サンローランが敬愛するグラフィックデザイナーのカッサンドル氏にデザインを依頼したことが、伝説的なロゴの始まりに。キュビズムの影響を受けたデザインは今なお新鮮。

■2:パリの街から着想を得たエンブレムが輝きを放つ|セリーヌ『トリオンフ』

バッグ_2
『スモール バケット キュイル トリオンフ』[縦22×横30×マチ13cm]¥225,500/予定価格(セリーヌ ジャパン〈セリーヌ バイ エディ・スリマン〉)

凱旋を意味する伝統のシンボル

深みのあるタン色のカーフレザーにあしらわれた「トリオンフ」が堂々たる個性を放って。均一な白ステッチもバケットバッグに躍動感を添える。

「トリオンフ」は創業者セリーヌ・ヴィピアナがパリの凱旋門を囲うチェーンから着想を得たもの。シャツやデニムといった休日のカジュアルな装いに合わせて、ノンシャランなスタイルを目指すのも粋。

■3:ハンドノットのストラップがアイコニックに際立つ|ジル サンダー『ベルトバッグ』

バッグ_3
『ベルトバッグ ミディアム』[縦17×横28×マチ10cm]¥279,400(ジルサンダージャパン〈ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー〉)

It バッグ『タングル』を彷彿とさせる

編み込みのストラップが持ち味の『ベルトバッグ』は、しなやかなカーフレザーで体のラインに優しくフィット。

三日月のようなフォルムは、横幅28cmとワイドサイズで、アクティブ派のライフシーンを支える存在に。クリーンな白は装いをフレッシュに見せる効果も。

LOOK!

バッグ_4
『タングル ミディアム リベット』[縦18.5×横15.5×マチ5cm]¥150,700(ジルサンダージャパン〈ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー〉)

人気を集めるポシェット『タングル』のストラップも手作業で編み込まれたノットがチャームポイントに。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

PHOTO :
池田 敦(パイルドライバー/静物)
STYLIST :
三好 彩
EDIT&WRITING :
川口夏希、小林桐子(Precious)