色がダークになったり、いつも同じアウターになってしまったりとマンネリになりがちな冬〜春先の着こなし。そんなときに、華やかなアクセントを添えてくれるのが「首元のおしゃれ」。

今回は、華やかさと知的な印象を備えた装いに定評があるスウェーデンのCrown Princess Victoria Of Sweden(ヴィクトリア皇太子)の「首元のおしゃれ」にフォーカスします。

「首元のおしゃれ」で装いが華やぐ!ネックレスやスカーフ、デザイントップスなど… 麗しのロイヤルテクニック4

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「首元のおしゃれ」が目を引くヴィクトリア皇太子の着こなし

この冬、ヴィクトリア皇太子が披露したのは、首元にポイントをおいた着こなしの数々。フォーマルな装いのアクセントに首周りのデザインがきいたトップスを選んだり、シンプルなトップスを大ぶりのネックレスや大判のスカーフで華やかに仕上げたり…。

今回は、今すぐ真似したいテクニックが満載なヴィクトリア皇太子の「首元のおしゃれ」をご紹介します。

■1:定番のジャケットスタイルをモダンにアップデートする「デザインブラウス」

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黒のセットアップにボウタイブラウスをきかせて

スウェーデンの王立ドラマ劇場で開催された、ホロコースト犠牲者を想起する国際デーを記念するセレモニーにダニエル王子とともに出席したヴィクトリア皇太子。黒のジャケット×黒のパンツというフォーマル感のあるセットアップに合わせたのは、ボウタイ付きのブラウス。

ブラウスと同じく、白×黒のツートーンのパンプスをセレクトしているのもポイント。首元と足元の色をさりげなくリンクさせることで、全身の着こなしに統一感がうまれます。

さり気なく個性を感じさせるグログランのトリミング

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トリミングが目を引くボウタイブラウス

ベーシックな白シャツではなく、グログランのトリミングがきいたボウタイ付きブラウスを合わせている点に注目! ジャケットのインにフェミニンかつ少しデザイン性のあるトップスをもってくることで、着こなしに女性らしさと洗練された遊び心が備わります。

■2:アートなセンスを感じさせる「ゴールドアクセサリーの重ね付け」

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オールブラックの着こなしにゴールドの輝きが映えて

先のスナップと同じくパリを訪れた際に、主に留学生のためにつくられた学生寮の集合地、パリ国際大学都市を視察したヴィクトリア皇太子。ニットとレザーの異素材でまとめたワントーンの着こなし自体もシックな印象ですが、何よりお見事なのは、ネックレスやピアス、ブレスレットなどゴールドでまとめたアクセサリー使い。

圧倒的な存在感を放つ大ぶりネックレス

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ネックレスとイヤリングをゴールド×グリーンの色石で統一

ゴールドのフープにグリーンの色石をきかせたグラフィカルな大ぶりのネックレスが、プレーンなタートルニットを華やかに格上げしています。ネックレスとイヤリングで色を合わせているのもポイントに。首周り、顔周りに視線を集めることで、スタイルアップ効果にも一役。

オールブラックの着こなしに合わせることで、ときにトゥーマッチになりがちなゴールドのアクセサリーが洗練された輝きを放ちます。スタイルにフレッシュさを足したい時に試してみてください。

■3:ジャケットスタイルをフェミニンな印象へと導く「デザインブラウス」

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全身を落ち着いた色使いでまとめて

この日も、マニッシュなジャケットのインに首元にポイントがあるトップスを選んだヴィクトリア皇太子。パリのヴァンドーム広場で開催されたフレンチ-スウェーディッシュビジネスデーのイベントを訪れた時の装いです。

インに着たドレープ付きのトップスで少し遊び心とモード感をプラスしつつ、全身のカラートーンを揃えて、あくまでフォーマルな印象にまとめている点はさすが!

表情に柔らかさを添える首元のドレープデザイン

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さりげないモード感をプラスしてくれるドレープデザインのトップス

ジャケットのインに着用したのが、シックな黒できちんとした印象をキープしながら優美なアクセントを添えてくれる、ドレープデザインのトップス。首元にきかせたドレープが柔らかさをプラスし、表情を豊かに見せています。

かっちりしたジャケットやスーツスタイルにデザイン性のあるトップスを合わせるテクニックは、日々のお仕事スタイルに役立ちそうです。

■4:スタイルが華やぎ好印象を与える「大判のプリントスカーフ」

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大ぶりのプリントスカーフがコーディネートのアクセントに

こちらもパリにて、スウェーデン研究所で開催されたフランスとスウェーデンの50年に渡る友好関係を祝うイベントを訪れたヴィクトリア皇太子の着こなしです。黒のケーブルニットと鮮やかな赤のフレアスカートの組み合わせも華やかですが、より「ハレ」感のある印象をうみだしているのが大判のプリントスカーフ。

ポイントは、フィット感のあるトップスを選んでいる点と、スカーフと洋服の色に共通項をもたせている点。すっきりしたサイズのトップスを選べば大判のスカーフが引き立ちますし、スカートと同系色のスカーフをセレクトすることで着こなしにまとまりがでます。

美しい笑顔が際立つグラフィカルなモチーフのアクセント

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スカーフの柄はグラフィカルなタイプをチョイス

ぱっと目を引く鮮やかな色使い、モダンな印象を与えるグラフィカルなモチーフと、スカーフの選び方も秀逸! 主役級のスカーフがシンプルな着こなしをぐっと華やかに味付けしてくれます。


今回は、ヴィクトリア皇太子が披露した「首元のおしゃれ」にフォーカスしました。ジャケット×デザイン性の高いトップスやシンプルなトップス×主役級のネックレスやスカーフなど、今すぐにお手本できるテクニックばかり。

冬の着こなしにマンネリを感じていた方、春に向けて装いに華やかさをプラスしたいところです。ぜひお手持ちのアイテムで「首元のおしゃれ」にトライしてみてはいかがでしょう。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty images
WRITING :
門前直子
EDIT :
石原あや乃