暦上では春とはいえ、コート必須の毎日。そこで、フレッシュなアイテムを取り入れて、高揚感のあるスタイリングを楽しみませんか。
大人に相応しいエレガンスと、今の気分に寄り添うジェンダーレスな雰囲気を持ち合わせる「ベスト」で装いに新しさを加えることに成功していた、3人のスナップをチェックしていきましょう。
■1:ステファニー・ブロークは…コートとさりげなくリンクするデザインでシックに
2022年2月3日、コペンハーゲン ファッションウィークでスナップされたファッションライターのステファニー・ブローク。パイピングのデザインが効いたキリッとした上半身と、ワイドパンツのゆったりシルエットのコントラストが今っぽいバランスです。
ベスト&コートはニアリートーンのベージュで柔らかな雰囲気ですが、バッグはブラウンを選び、切れ味をプラス。クロスボディとベルトバッグのミニサイズ2点を散りばめたユニークな小物使いが光ります。
足元にはベストのパイピングと同じホワイトをリピートすることで、次のシーズンを感じさせる軽やかなスタイリングに仕上げています。
■2:アナベル・ローゼンダールは…プレイフルな小物使い&タイトなベストでデニムを格上げ
ノルウェー在住のスタイリスト、アナベル・ローゼンダールをコペンハーゲンでキャッチ。コート、ワイドシルエットのデニム、ベストをグレー系で揃えたワントーンコーデを披露していました。
ベストはクラシカルなデザインと落ち着いたカラーで、着こなしにエレガンスをプラス。コンパクトなサイズ感でスタイルアップ効果も。ベルトバッグがモードな味付けを加えています。さらに、手にした明るいイエローのミニバッグがモードな雰囲気を後押しし、旬のスタイリングを完成させています。
■3:マリア・サグヴィークは…スリーピースを引き立てるホワイトのアクセント
オスロ在住のデジタルコンテンツクリエイター、マリア・サグヴィークは、スリーピーススーツで登場。
ダークグレーのドライでマニッシュな装いに柔らかさを加えているのがホワイトの小物使い。白ブーツにハット、パデッドバッグとモード感高めのデザインを選び、ミニマルななかにも旬度を光らせて洗練された装いに。
インナーは白をリンクさせたハイネックが顔まわりを明るく見せ、ロングヘアと耳元のイヤリングでさりげなく女性らしさも感じさせます。
「ベスト」を取り入れて、品よく着こなしを格上げした3人のスタイリングをご紹介しました。
キリッとハンサムなアイテムで、気持ちも引き締まる新鮮なおしゃれに、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田 朝子