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プロフィール


 

名前:ナオミ・ワッツ(Naomi Watts)
出生地:イギリス ケント州
生年月日:1968年9月28日

オーストラリアで演技を学び、テレビドラマやCMなどで長く下積み時代を過ごしたナオミ・ワッツ。芸能活動から距離を置いていた時期もあったものの、2001年の映画『マルホランド・ドライブ』の主役に抜擢されたことで注目を集めました。
2002年には、日本のホラー映画『リング』のハリウッドリメイク版である『ザ・リング』に主演、日本でも人気が高い女優のひとりです。2003年には『21グラム』でアカデミー賞主演女優にノミネート。『キング・コング』(2005年)『インポッシブル』(2012年)『ダイバージェント』シリーズなど、数多くのヒット作に出演しています。
2024年には、テレビドラマ『フュード/確執 カポーティvsスワンたち』でエミー賞主演女優賞を受賞しています。

私生活では、ヒース・レジャーとの交際も話題に。2005年から交際をはじめたリーヴ・シュレイバーとの間にふたりの子どもを授かったものの、2016年に破局。2017年からはビリー・クラダップと交際しており、2023年には結婚したことを発表しました。

「若いころ」「昔」の写真17選


まず、ナオミ・ワッツの「若いころ」「昔」の写真を7選お届けします。キュートな笑顔に視線が釘付け。

1993年(25歳)

 

1995年6月(26歳) 映画『タンク・ガール』プレミア

 

1999年11月(31歳)AFI映画祭

 

2001年5月(32歳) 第54回 カンヌ国際映画祭

 

2001年10月(33歳) ニューヨーク映画祭

 

2001年11月(33歳)Movieline主催 ブレイクスルー賞受賞

司会を務めた親交の深いのニコール・キッドマンと。
左は、ニコール・キッドマン。

2002年10月(34歳)映画『ザ・リング』プレミア

 

2003年10月(35歳)ニューヨーク映画祭

 

2003年9月(35歳)ゴッサム・インディペンデント映画賞ディナーパーティ

 

2004年2月(36歳)『ザ・トゥナイト・ショー・ウィズ・ジェイ・レノ』出演時

 

2006年5月(38歳)シネマソサエティ主催映画上映会

 

2007年2月(38歳)第79回アカデミー賞授賞式

 

2007年10月(39歳)スワロフスキー・ファッション・ロックス

 

2009年2月(40歳)シネマソサエティ主催映画上映会

 

2012年9月(43歳)トロント国際映画祭

 

2015年1月(46歳)第72回ゴールデングローブ賞授賞式

 

2017年9月(48歳)クリスチャン ディオール ショー

 

「映画」「テレビドラマ」代表作8選


次に、ナオミ・ワッツのチェックしておきたい代表出演「映画」「テレビドラマ」をお届けします。

『マルホランド・ドライブ』(2001年)

監督のデイヴィッド・リンチ(中央)、共演のローラ・ハリング(右)と。
2001年 第54回カンヌ国際映画祭。左から、ナオミ・ワッツ、監督のデイヴィッド・リンチ、ローラ・ハリング。

デイヴィッド・リンチ監督。共演は、ローラ・ハリング、ジャスティン・セローなど。

あらすじ:マルホランドドライブ道路で衝突事故が発生し、生き延びた女性は助けを求めハリウッドに辿り着く。留守宅に潜り込んだところ、偶然訪問してきた家主の姪、ベティ(ナオミ・ワッツ)に見つかってしまう。ベティは事故により記憶が曖昧になっている女性の手助けを買って出るが…。

『ザ・リング』(2002年)

映画プロモーションで来日。プロデューサーのウォルター・F・パークス(左)とローリー・マクドナルドと。
映画プロモーションで来日。左から、プロデューサーのウォルター・F・パークス、ローリー・マクドナルド、ナオミ・ワッツ。

ゴア・ヴァービンスキー監督。鈴木光司さんの小説『リング』をもとにした1998年公開の日本映画『リング』をハリウッドでリメイクした作品。共演は、マーティン・ヘンダーソンなど。

あらすじ:「見た者は7日後に死ぬ」という噂のビデオテープを見た姪が変死。叔母である新聞記者のレイチェル(ナオミ・ワッツ)は、真相を探るための調査をはじめる。はじめは都市伝説に過ぎないと考えていたレイチェルだが、同じようにテープを見た若者4人が7日後に亡くなっていたことが判明し…。

『21グラム』(2003年)

共演のベニチオ・デル・トロ(左)、ショーン・ショーン・ペン(右)と。
2003年10月 プレスクリーニング。左から、ベニチオ・デル・トロ、ナオミ・ワッツ、ショーン・ショーン・ペン。

アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督。共演は、ベニチオ・デル・トロ、ショーン・ペンなど。ナオミ・ワッツはクリスティーナ役を演じ、アカデミー主演女優賞にノミネートされた。

あらすじ:余命宣告を受け、心臓移植の提供者が現れるのを待つ大学教授ポール(ショーン・ペン)。前科者ジャック(ベニチオ・デル・トロ)は神への信仰に目覚め、真面目に働いて妻子を養っていた。クリスティーナ(ナオミ・ワッツ)は優しい夫と子どもたちに囲まれ、幸せな毎日を過ごしている。出会うはずのない3人の人生が、ある交通事故をきっかけに絡み合っていく。

『キング・コング』(2005年)

来日時。左から共演のトーマス・クレッチマン、エイドリアン・ブロディ、監督のピーター・ジャクソン、共演のアンディ・サーキス。
2005年12月 東京プレミア。ピーター・ジャクソン監督。左から、トーマス・クレッチマン、エイドリアン・ブロディ、監督のピーター・ジャクソン、ナオミ・ワッツ、アンディ・サーキス。

ピーター・ジャクソン監督。1933年公開の『キング・コング』のリメイク作品。共演は、エイドリアン・ブロディ、アンディ・サーキスなど。ナオミ・ワッツは女優のアン役を演じた。

あらすじ:1930年代、ニューヨーク。映画監督のカール(ジャック・ブラック)は冒険映画を撮るために脚本家のジャック(エイドリアン・ブロディ)や女優のアン(ナオミ・ワッツ)とともに危険な航海に乗り出す。幻といわれる髑髏島にたどり着いた撮影隊一行は早速撮影を開始しようとするが、先住民たちによってアンがさらわれてしまう。

『イースタン・プロミス』(2007年)

共演のヴァンサン・カッセル(左)、ヴィゴ・モーテンセン(右)と。
2007年9月 トロント国際映画祭。左から、ヴァンサン・カッセル、ナオミ・ワッツ、ヴィゴ・モーテンセン。

デヴィッド・クローネンバーグ監督。共演は、ヴァンサン・カッセル、ヴィゴ・モーテンセンなど。ナオミ・ワッツは助産師のアンナ役を演じた。

あらすじ:ある日、助産婦のアンナ(ナオミ・ワッツ)が働く病院に、10代の少女の妊婦が運び込まれ、出産後まもなく亡くなってしまう。孤児となってしまった赤ちゃんのために少女の身元を割り出そうと考えたアンナ。バッグから見つかった日記はロシア語で書かれており、あるレストランのカードがはさまれていた。アンナはわずかな手がかりをたよりに、ロシアに向かうが…。

『インポッシブル』(2012年)

共演のユアン・マクレガー(左)、トム・ホランド(右)と。
2012年9月 トロント国際映画祭。左から、ユアン・マクレガー、ナオミ・ワッツ、トム・ホランド。

J・A・バヨナ監督。2004年に起きたスマトラ島沖地震による津波に巻き込まれた、スペイン人家族の実話をもとにした作品。ナオミ・ワッツはユアン・マクレガーと夫婦の役を演じた。

あらすじ:年末年始の休暇を使って、マリア(ナオミ・ワッツ)とヘンリー(ユアン・マクレガー)の夫婦は3人の息子たちを連れタイのリゾート地にバカンスにやってくる。彼らは楽しい時間を過ごしていたが、12月26日に大災害が発生。マリアやヘンリーらも津波に流され、離れ離れになってしまう。

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2014年)

第87回アカデミー賞授賞式にて、製作陣、キャストと。
2015年 第87回アカデミー賞授賞式。製作陣、キャストと。

アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督。主演は、マイケル・キートン。ナオミ・ワッツは劇中内の舞台女優レズリー役を演じた。

あらすじ:かつてはヒーロー映画『バードマン』の主演を務め、スター俳優としてもてはやされていたリーガン(マイケル・キートン)。その後は作品に恵まれず、私生活でもトラブルが続いていた。一念発起したリーガンは、ブロードウェイ進出という無謀な計画を実行に移すが…。

『フュード/確執 カポーティvsスワンたち』(2024年)

2023年1月 ニューヨーク撮影中。

アメリカで放送されたテレビドラマ。作家トルーマン・カポーティと、上流階級の妻たちとの間におきた対立を題材とした作品。ナオミ・ワッツは「スワン」と呼ばれた女性のひとり、ベイブを演じ、エミー賞主演女優賞を受賞した。

あらすじ:1960年代、ニューヨーク。天才と謳われる作家のトルーマン・カポーティ(トム・ホランダー)は、富裕層の夫をもつ美しい女性たちを「スワン」とよび、彼女たちとパーティー三昧の日々を送っては上流階級のゴシップに花を咲かせていた。ベイブ(ナオミ・ワッツ)やスリム(ダイアン・レイン)たちはカポーティを信用し、誰にもいえない悩みを相談。しかし、カポーティは新作小説の題材として彼女たちの秘密を使っていることが発覚して…。

「夫/子ども」の写真13選


過去に交際していたリーヴ・シュレイバーとの間にふたりの子どもを授かっているナオミ・ワッツ。2017年から交際していたビリー・クラダップとは、2023年に正式に結婚したことを明らかにしています。ここからは「夫/子ども」の写真をピックアップ。

2002年ごろから交際をはじめたヒース・レジャーと

2002年9月 映画『サハラに舞う砂漠』プレミア。
2002年9月 映画『サハラに舞う砂漠』プレミア。

2002年10月 ハリウッド映画賞 ガラ・セレモニー

 

2004年1月 サンダンス映画祭

 

2004年2月 第76回アカデミー賞授賞式

2004年ごろに破局。
2004年ごろに破局。

2005年ごろから交際していたリーヴ・シュレイバーと

2007年5月 メットガラ。
2007年5月 メットガラ。

2015年9月 第67回プライムタイム・エミー賞授賞式

 

リーヴ・シュレイバーとの間にふたりの子どもを授かった

2015年3月。左から、サミュエル・カイ、アレクサンダー・ピート。
2015年3月。左から、サミュエル・カイ、アレクサンダー・ピート。

2019年1月 ニューヨークにて

サミュエル・カイと。
サミュエル・カイと。

2021年5月ニューヨークにて

左がアレクサンダー・ピート、右がサミュエル・カイ。
左がアレクサンダー・ピート、右がサミュエル・カイ。

2023年に結婚したビリー・クラダップと

2021年5月 ニューヨークにて。
2021年5月 ニューヨークにて。

2025年1月 第82回 ゴールデングローブ賞授賞式

 

第2子であるサミュエル・カイはトランスジェンダーであることをカミングアウトしている

2025年6月 Armani Beauty 新作発表イベント。
2025年6月 Armani Beauty 新作発表イベント。

2025年7月 パリ ファッション・ウィーク 

 

「ファッション」大人可愛いスタイル12選


大人可愛いファッションスタイルに定評があるナオミ・ワッツ。デイリーからオケージョンまで、参考にしたいコーディネートを12選ピックアップ。

刺繍トップス×ジーンズで作るフェミニンカジュアル

2019年6月 ニューヨークにて。

エキゾチック柄で楽しむ大人のミニワンピーススタイル

2018年5月 ニューヨークにて。

高貴なラベンダーカラーの花柄ドレスで着映える

2018年9月 ニューヨークにて。

キレの良いホワイトで颯爽と

2018年2月 ニューヨークにて。

明確なカラーコントラストをつけメリハリたっぷり

2021年5月 ニューヨークにて。

甘いディテールも黒に任せれば大人顔

2019年6月 ニューヨークにて。

民族調ジャケットで定番白T×ジーンズをアップデート

2018年7月 ニューヨークにて。

レイヤード術でモダンさを引き出す

2019年6月 ニューヨークにて。

イエローの花柄ドレスで生き生きと

2017年9月 ニューヨークにて。

ペールグリーン×ホワイトでクリーンにきめて

2018年8月 ニューヨークにて。

リュクスな艶が優雅なセレブレーションスタイル

2018年9月 Miu Miu Women’s Tales Dinner。

甘いトップスは白黒でシックにきめて

2019年4月  Most Powerful People In Media。

「美貌遍歴」27選


ここからは、50代からの「美貌遍歴」をお届けします。まさに「大人可愛い」のワードにぴったり。チャーミングな笑顔に注目です。

2018年12月(50歳)ブリティッシュ・ファッション・アワード

 

2020年1月(51歳)ゴールデングローブ賞候補者祝賀会

 

2022年1月(53歳)テレビドラマ『ザ・ウォッチャー』撮影中

 

2022年1月(53歳)テレビドラマ『ザ・ウォッチャー』撮影中

 

2022年3月(53歳)ニューヨークにて

 

2022年4月(53歳)ニューヨークにて

 

2022年4月(53歳)ニューヨークにて

 

2022年7月(53歳)パリ ファッション・ウィーク Christian Dior フォトコール

 

2022年9月(54歳)Amazon Prime主催『グッドナイト・マミー』ニューヨークプレミア

 

2022年10月(54歳)ニューヨークにて

 

2023年3月(54歳)ヴァニティフェア オスカー・パーティー

 

2023年9月(55歳)ニューヨークにて

 

2023年9月(55歳)FENDI レディ・トゥ・ウェア ランウェイ フロントロウ

 

2023年11月(55歳)ハーパーズ・バザー ウーマン・オブ・ザ・イヤー

 

2024年1月(55歳)第81回 ゴールデングローブ賞授賞式

 

2024年1月(55歳)ニューヨークにて

 

2024年2月(55歳)ニューヨークにて

 

2024年3月(55歳)映画『The Friend』ニューヨーク撮影中

 

2024年4月(55歳)第49回 AFI Lifetime Achievement Award Gala

 

2024年5月(55歳)メット ガラ

 

2024年6月(55歳)パリ ファッション・ウィーク BALENCIAGA

 

2024年9月(56歳)Ralph Lauren フロントロウ

 

2024年9月(56歳)Kering For Women ディナー

 

2024年9月(56歳)第76回 プライムタイム・エミー賞授賞式

 

2025年1月(56歳)ニューヨークにて

 

2025年2月(56歳)全米製作者組合賞授賞式

 

2025年3月(56歳)ニューヨークにて

 

「現在」の写真3選


50代も後半を迎え、ますます美しさに磨きがかかっているナオミ・ワッツ。2025年1月には、出演作である映画『エマニュエル』が日本でも公開されました。作品は1974年の映画『エマニュエル夫人』のリメイクで、ナオミ・ワッツはホテルの支配人マーゴ役として出演しています。2026年には、ベン・シリニアン監督の映画『The Housewife』に主演することも決定しており、こちらも話題となっています。

2025年4月(56歳)ニューヨークにて

 

2025年4月(56歳)ニューヨークにて

 

2025年6月(56歳)ニューヨークにて

 

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阿部芙美香
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