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全身で使う色数は少なくて
ワントーンやグラデーション、
あるいは2色までの着こなしが多いようです。
体の面積が小さいのに、2色以上使ってしまうと、
ごちゃごちゃとしてしまったり
視線が分散してしまったり…で
スッキリ見えないような気がするのです。
柄物も好きで、よく着ていますが
そんなときは合わせるアイテムに、
必ず柄の中の一色を選ぶようにしています。
冬の白が大好き…と、以前にも書かせていただきました
白に合わせる色として、キャメルは欠かせません。
コントラストが強すぎず、優しくなじむことから
全身を分断することなく、スッキリ見えるよう。
なおかつ温かみのある色合いが
冬の白をリッチに見せてくれると思うのです。
ちなみにキャメルはベージュと同様、
青み、赤み、黄み…と、トーンに幅があります。
地黒の私は、赤み系のキャメルが
肌色と合うように感じているので
コートもニットも、そして靴も
同系のキャメルでそろえました。

左からカーキはジミーチュウ、キャメルはチェンバー、ベージュはセルジオ ロッシのもの。若いころは頑張ってハイヒールをはいていましたが、今では楽チンなぺたんこ靴が基本。それでもパンプスのほうが素敵に見える着こなしがあるのも確かなので、その場合は5㎝ヒールを目安に選んでいます。左の2足は5㎝、右は7.5㎝ですが、チャンキーヒールなので安定感があります。

色数の少ない着こなしを寂しく見せないために
大切なのが素材感だと思っています。
シルクなどの艶、メタリック素材の輝き、
ファーやカシミアのふんわりとした質感etc.。
色使いを抑えていれば、いくつかの素材感を
全身にちりばめたとしても、うるさくならず
かえって表情豊かに見せてくれると思います。
そこで、この日はパンプスにスエードを選んで
ちょっとしたニュアンスを付けてみました。
背の低い私の場合、靴にインパクトのある
デザインをもってくると、足だけが悪目立ちして、
全身バランスが崩れてしまいます。
なのでパンプスは基本、プレーン。
でもシックカラーのプレーンパンプスって
あまりにも無難すぎて、
おしゃれな印象に見せるのが難しいもの。
そこでスエード、あるいはエナメル素材を
選ぶことが多くなりました。
かつてはスエードのパンプスは秋冬物…という
イメージが強かったものですが
今は春夏にスエードがおしゃれとされる時代。
一年中使えて、買って損なし! だと思います。

(写真/エディターH&J 文/エディターJ) 

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この記事の執筆者
美しいものこそ贅沢。新しい時代のラグジュアリー・ファッションマガジン『Precious』の編集部アカウントです。雑誌制作の過程で見つけた美しいもの、楽しいことをご紹介します。