「ショパール」って、ジュエラーが時計「も」手がけている。と思っている人、結構多いのではないでしょうか? しかしメゾンの「出自」からひもとくと、逆。1860年、ウォッチメゾンとして創業したのがその輝かしい歴史の1ページ目なのです。もちろん、創業間もなくからジュエリーウォッチも手がけてきたので、宝飾の分野においても長い伝統があり、高い創造力と技術力を誇ります。

2022年は、マニュファクチュール、ジュエラー、その両方の顔をもつ稀有なメゾン「ショパール」ならではの、麗しすぎる機械式ウォッチがたくさん誕生しました!

「ショパール」のウォッチ&ジュエリーメイキングにおけるノウハウを融合させた、比類なきタイムピースたち

まずは、メゾンを象徴するフラッグシップコレクション“ハッピースポーツ”から登場した3つの作品。新しいムービングダイヤモンドが、私たちが守るべき自然に魔法をかけました!

2018年に、すべてのウォッチ&ジュエリーに100%エシカルゴールドを使用することを宣言し、それを実行したことをはじめ、非常に積極的に社会貢献を行ってきた「ショパール」。今回は3種の保護動物にスポットライトを当て、尊い自然、そして生命への愛を称えたのです。

新しいムービングダイヤモンドが、守るべき自然に幸福な魔法をかけて

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マルケトリ(象嵌細工)技法を用い、希少かつ美しい鉱物の文字盤に奥行きを演出。芸術的なミニチュアの生態系が、ダイヤルの中に息づく。ハッピースポーツ メティエダール 各¥38,962,000(予価) ●ケース:写真右(ハチドリ)・左(海亀)/共にエシカルローズゴールド 写真中央(北極グマ)/エシカルホワイトゴールド ●ケース径:40mm ●ストラップ:アリゲーター ●ムーブメント:自動巻き ※すべて世界限定8本(C)Federal-Studio

高品質のダイヤモンドをふんだんにあしらったエシカルゴールド製の時計には、愛らしい動物と景色が、手作業による華麗な装飾で表現されています。

これらの作品の主役は、動物たち。しかしやはりW主演級の存在感を発揮するのはムービングダイヤモンドです! 動画でお見せできないのが歯痒いほど、その動きはまるで無重力状態のように、しなやかかつ軽やか。これは今作品で初披露された技術的革新の賜物。「ショパール」は、この無重力状態のようなダイヤモンドの舞を実現させるために、理想的な粘性の液体を開発しました。それによって、ダイヤモンドは2枚のサファイアクリスタルの間で、新しい動きのリズムを展開するのです。

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重力の法則をものともせず、新しいリズムをとりながら軽やかに舞うムービングダイヤモンド。この技術的快挙は、伝統を守りながら革新の精神との新たな関係を構築し続ける、「ショパール」の並外れたバイタリティを物語る。

搭載されているのは、卓越した自社製自動巻きムーブメント「Chopard 96.23-L」。この作品に初めて搭載されたこの新しいムーブメントは、「ショパール」が誇る最新テクノロジーを駆使し、この大きさで65時間ものパワーリザーブを実現させました。

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裏側までこの可愛さ! ダイヤルと同じストーンで装飾されたムーブメントは、エシカルゴールド製ケースのシースルーバックから姿を覗かせ、職人たちがつくり上げたウォッチメイキングの技術の美と真髄を示している。

別格の美オーラを放つ、至高のダイヤモンドウォッチにため息

ふたつ目は、“ルール・ドゥ・ディアマン”。「ディアマン」=「ダイヤモンド」…そのコレクション名の通り、この時計の主役は、至高のダイヤモンドの輝きそのものです。新作は、26mmという小さなケースにエシカルゴールド製5連ブレスレットが華やかに呼応する、まさにエレガンスの王道を行くジュエリーウォッチ!

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ジュエリーメイキングにおける芸術性とウォッチメイキングにおけるノウハウが、高い次元で調和。センスと美を兼ね備え、現代のフェミニニティを完璧に表現する。(C)Federal-Studio

凡百なジュエリーウォッチとは、明らかに違う大きなダイヤモンド! そして透徹なその輝き! それは、ひとつひとつのストーンの美を引き立てて、燦然とした光を生み出す「クラウンセッティング」と呼ばれる象徴的なジェムセッティング技法によるもの。ベゼルを取り囲むこの2カラット以上のブリリアントカットダイヤモンドは、12個のダイヤモンドをあしらったマザー・オブ・パール文字盤を華やかに演出します。

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ルール・ドゥ・ディアマン¥6,347,000(予価) ●ケース:エシカルローズゴールド ●ケース径:26mm ●ブレスレット:エシカルローズゴールド ●ムーブメント:手巻き
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ルール・ドゥ・ディアマン¥6,347,000(予価) ●ケース:エシカルホワイトゴールド ●ケース径:26mm ●ブレスレット:エシカルホワイトゴールド ●ムーブメント:手巻き

搭載されているのは、機械式手巻きムーブメント。美と精度を備えるこの“ルール・ドゥ・ディアマン”は、卓越した芸術的モダニティを実現するために注がれる「熟練技の粋」を集めた傑作です。デザイナーから時計職人へ、宝石職人からジェムセッティング職人へ、そして、研磨職人から時計職人へ…メゾンが誇るアルチザンたちの豊かな才能が、この比類ないクリエイションを誕生させました。

衝撃! こんなにも美しいトゥールビヨンが、これまで存在していたでしょうか!?

最後は、圧巻のハイコンプリケーション、そしてハイジュエリーウォッチ。“インペリアーレ フライング トゥールビヨン”です!

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ベゼルをダイヤモンドで彩ったエシカルホワイトゴールド製ケースに囲まれたアベンチュリン製の文字盤には、マザー・オブ・パールのマルケトリによる蓮の花が! その中央では、見る人の心を揺さぶり、深い陶酔を誘うフライングトゥールビヨンが崇高な鼓動を続ける。(C)Patrick Csajko

1994年に発表された“インペリアーレ”に、コレクション初となるフライングトゥールビヨンムーブメント「L.U.C 96.24-C」を搭載したこの新作。「ショパール」が完全自社開発したこのムーブメントは、「クロノメーター」認定と「ジュネーブ・シール」という、いずれも非常に厳格な精度証明を同時に取得という、時計界において唯一無二を誇るものです。

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「ショパール」が四半世紀にわたり培ってきた革新的な技術の結晶といえる、高精度ムーブメント。実に194もの部品を、わずか3.30mmという驚異的な薄さに収めたこの「L.U.C 96.24-C」は、現代のオート・オルロジュリー(高級時計)における最もスリムなモデルのひとつに数えられている。
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フライングトゥールビヨン部分のデザイン画。ダイヤモンドパヴェが施されたフラワーモチーフの、雌しべの役を演じる4枚の花びらで装飾されたフライングトゥールビヨンも植物に見立てて。荘厳な「時のフローラルシンフォニー」のような詩情を微小な機構の回転に吹き込んでいる。

このハイエンドウォッチを発表するにあたり、「ショパール」共同社長のカール-フリードリッヒ・ショイフレ氏はこう語りました。「自動巻きムーブメントを搭載するジュエリーウォッチは極わずかであり、複雑機構を搭載するウォッチとなるとさらに希少です。こうした世界において、私たちメゾンのフライングトゥールビヨンを搭載したタイムピースは、クロノメーター認定を受けた高精度を保証するのはもちろん、名高いジュネーブ・シールを取得する唯一のタイムピースです」

その言葉通り、メゾンが有するウォッチ&ジュエリーメイキングにおけるノウハウを融合させた、比類ないタイムピースがここに誕生したのです。

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インペリアーレ フライング トゥールビヨン¥24,442,000(予価) ●ケース:エシカルホワイトゴールド ●ケース径:36mm ●ストラップ:アリゲーター ●ムーブメント:自動巻き ※世界限定8本

新しい3つのコレクションで、ウォッチ&ジュエリーメイキングにおける専門技術の限界を絶えず押し上げるメゾンの誇り、そして情熱を改めて示した「ショパール」。「機械式時計」、「コンプリケーションウォッチ」は、男性愛好家のためだけの道楽ではないと、私たちに語りかけてくれます。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

ショパール ジャパン プレス

TEL:03-5524-8922

この記事の執筆者
東京都出身。大学在学中から雑誌『JJ』などで執筆活動を開始。女性向け本格時計のムックに携わったことから、機械式時計に開眼。『Precious』などの女性誌において、本格時計の魅力を啓蒙した第一人者として知られる。SIHHとバーゼルワールドの取材歴は、女性ジャーナリストとしては屈指のキャリアの持ち主。好きなもの:海、ハワイ(特にハワイ島)、伊豆(特に下田)、桑田佳佑様、白い花、シャンパン、純米大吟醸酒、炊きたてのご飯、たまご、“芽乃舎”の野菜だし、“エルメス”のバッグと“シャネル”の靴、グレーのパーカー、温泉、スパ、素敵旅館、村上春樹、宇野千代先生、神社、日本の陶器(特に唐津焼)、朝ドラ、ドラミちゃん、長文のインタビュー原稿