私のなかの新しい魅力に出合う、インティメイトな「ジュエリー新流儀」

身につける人の内面を映し出し、ライフスタイルや着こなしにも寄り添う「インティメイト・ジュエリー」。『Precious』6月号では、スタイリストの伊藤美佐季さんのナビゲートにより、自分のなかに静かに眠る美しさを引き出すような、新たなジュエリーに出合うためのヒントをお届けしています。

今回は、ジュエリーの「つけ方バランス」の新流儀について、「ティファニー」の色石リングをご紹介します。

伊藤 美佐季さん
スタイリスト
(いとう・みさき)プラチナの広報機関に勤務した後、フィレンツェに遊学。イタリアの多くのジュエリー工房やデザイナーを取材する。帰国後、スタイリストとして雑誌、広告などのスタイリングを数多く手がける。また、日本におけるジュエリー・ディレクターの第一人者としても幅広い活動を行っている。

新流儀:色石で、ブローチで…「つけ方のバランス」も新流儀

「ジュエリーはどうつけるかも大事です。ときには発想の転換をして、今までとは違うつけ方を楽しんでみて」と、伊藤さん。

例えば大粒の色石はひとつだけと思いがちだけど、色合わせを楽しむようにふたつつけてみる。ブローチはジャケットに、と思いがちだけど、帽子につけたり、スカーフにあしらったり…。

「新しいつけ方には発見がある。自分の知らなかった魅力を引き出すことにも」

「ティファニー」指先からこぼれ落ちそうなブルーと緑の色石を並べて

ティファニーの色石リングを身につけた大政 絢さん
リング中指/[PT×クッションカット アクアマリン20.97ct×バゲットカット ツァボライト計2.10ct×ダイヤモンド計1.19ct]¥8,965,000・薬指[PT×オーバルカット グリーントルマリン13.22ct×ダイヤモンド計1ct]¥8,360,000(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、ブラウス¥59,400(3.1 フィリップ リム ジャパン)

大粒の色石リングを思いきってふたつ、空のようなブルーと瑞々しいグリーンを並べることで、指先から豊かな美しさが広がる。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

※文中の表記は、PT=プラチナを表します。

問い合わせ先

PHOTO :
生田昌士(hannah)
STYLIST :
伊藤美佐季
HAIR MAKE :
ヘア/Tetsuya Yamakata(SIGNO)、メイク/Yumi Endo(eightpeace)
MODEL :
大政 絢(Precious専属)
EDIT&WRITING :
川村有布子、古里典子(Precious)