2016年春のミラノサローネで発表された、有田焼と海外デザイナー16組がコラボレートする新ブランド「2016/」。約2年半の開発期間を経て、ついに販売を開始します。西武渋谷店A館7階の特設会場では、10月19日(水)〜30日(日)の期間中は「2016/」ブランドデビュー展として、全デザインを購入することができます。

有田焼と海外デザイナー16組がコラボレートする新ブランド「2016/」の器たち

1616年に磁石場を得て以来、佐賀県有田を代表する産業となった有田焼。職人による並外れた技法により、国内外で名声を得て発展していきました。

しかし、20世紀後半からの全世界的な不況が日本にも訪れると、かつての高騰市場は行き詰まり、有田焼の生産は1990年代始めに比べて1/5に減少。

有田焼の絵付けの様子

この400年にわたる伝統技術存亡の危機に際し、佐賀県は有田焼を再興し、奥深い技術を継承するために「2016/」プロジェクトをスタート。かつて多くの有田焼をヨーロッパへ輸入していたオランダとコラボレーションすることに。佐賀県にある16の窯元・商社と、16組の国際的に活躍するデザイナーたちを組み合わせ、世界水準のデザイナーの着想や経験値と、有田の伝統的な職人技術が一体化することを目指しています。

ブランド「2016/」のクリエイティブディレクターの柳原照弘さん

今回のデビューコレクションでは、日々の暮らしに美しく寄り添う15の「スタンダードコレクション」と、デザイナーの発想と窯元の技術、探求心を集結させたふたつの「エディション」シリーズで構成された器たちが登場。

いずれもそれぞれのデザイナーや窯元のチャレンジが詰まった作品となっています。

「2016/ インゲヤード・ローマン」 カップ¥9,500~、プレート¥6,000~、ポット¥27,000~(全て税別)など

この「インゲヤード・ローマン」 これ以上ないほど機能的にスタッキングができるティーセットです。

「2016/ サスキア・ディーツ」ブレスレット¥13,000~、リング¥6,000~(ともに税別)など

こちらの不思議な形のアイテムはなんとブレスレット。ジュエリーデザイナーが初めて磁気で取り組んだアクセサリーです。鱗をモチーフとしていることが特徴。

■「2016/(ニーゼロイチロク)」ブランドデビュー展

場所/西武渋谷店A館7階
会期/10月19日(水)〜30日(日)
公式サイト
※ブランドデビューフェアは西武池袋本店、そごう横浜店でも行われます。

この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
2017.11.14 更新
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クレジット :
文/安念美和子
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