ジェンダーレスな雰囲気が漂い、縦方向の柄によりスッキリ見えが叶う「ストライプシャツ」。シンプルなコーディネートに、纏うだけで今シーズン人気のクラシックなアクセント添えてくれることも見逃せません。3人のおしゃれ上級者はどのようにスタイリングしていたか、チェックしていきましょう。
■1:ジェシカ・アルバは…落ち着いたカラーを選んでシックかつ爽やかに
2022年5月18日にニューヨークでスナップされた、女優のジェシカ・アルバ。ブラウン系&ホワイトのストライプシャツを羽織ったデニムスタイルで登場しました。
ストライプシャツはアウター感覚でサラッと羽織れるオーバーサイズをセレクト。襟は抜き気味に纏い、袖をまくって手首を見せてこなれ感をアップさせています。ホワイトのインナーは首元が詰まったデザインがモードなムード。長さの異なるネックレスをレイヤードして、リッチ感光る遊び心をプラスして。
ボトムは膝下から広がるラインで脚長効果抜群なフレアデニム。インナーと同じホワイトのヒールを合わせ、全身を軽快にまとめています。
左手には淡いピンクがアクセントのトート、右手にはグレージュのトップハンドルのバッグを持って。ともになじみ色のため、コーデから浮くことなく品よく収まっています。
■2:ジェラルディン・ブーブリルは…凛としたハンサム配色で魅せるマニッシュコーデ
パリで開催されたラグジュアリーブランドのパーティに出席した、スタイリストやインテリアデザイナーとして活躍するジェラルディン・ブーブリル。ブルー&ホワイトののストライプシャツにブラックのワイドパンツを合わせた装いです。
上下ともにゆるっとしたリラクシーなシルエットが今っぽいムード。メリハリの効いた配色のストライプをチョイスしたことで、キリッと切れ味が加わり、間伸びすることなくシャープにまとめています。
足元はフラッドなサンダルではずして、今どきな抜け感溢れるスタイリングを完成。
■3:パトリシア・ウィルシュクは…着痩せ効果抜群!膝までのロング丈でスッキリと
ファッションブロガーや美術史家として活動するパトリシア・ウィルシュクをデュッセルドルフでキャッチ。ホワイト&ブルーのストライプシャツにデニムのシンプルシックなコーディネートを披露しました。
明るいトーンのストライプでカジュアルな印象のシャツ。コントラストの強い柄が縦ラインを強調し、ロング丈と相まってスタイルアップ効果を高めています。合わせたデニムは暑い季節にも爽やかに映る淡色のクロップト丈。足首、手首をだしてスタイリングすることで、軽やかさとともにフェミニンさもトッピングすることに成功しています。
アイコニックなバッグやサンダルで品格を高めて、定番をリッチカジュアルにエレベート。
クラシックな「ストライプシャツ」を新鮮に着こなした3人のコーディネートをご覧いただきました。
旬のムードを漂わせるには「オーバーサイズ」をさらっとラフに扱うのがポイント。定番柄だからこそディテールにこだわって、ぜひ、いつものスタイルをアップデートさせてみてください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田 朝子