出し入れ口をキュッと絞って、コロンとした丸みが魅力の巾着バッグ。小さめのサイズ感がアクセサリー感覚で使えて、スタイリッシュな存在です。ファッショニスタのスナップから、コーディネートのヒントをマスターしてください。
■1:エミリー・ジョセフは…トーン違いの色をバランスよく重ねて洗練トーンをつくって
インフルエンサーのエミリー・ジョセフがパリでキャッチされたときの着こなしです。大胆なケーブル編みがリッチな雰囲気のサマーニットに、キャメルのパンツを合わせていました。ワントーンの着こなしとぴったりなカラーの巾着バッグが上品に映えています。
カクカクしていない柔らかなフォルムなのもニットスタイルにお似合いで、女性らしいムードを印象づける役割に。ハンドルもベースと同じレザーが使用され、またワンハンドルということでも、ハイセンスな今どき感をアピールできます。
■2:ジャネット・マドセンは…フリンジになったチェーンがアクセサリー代わりの華やぎに
コペンハーゲンを中心に活動するインフルエンサー、ジャネット・マドセン。パリで見かけられたときの着こなしは、ロゴ入りのTシャツにクロコダイルの表情が迫力十分なパンツを黒でまとめ、ビビッドなブルーのバッグを1点差し色に。キュッと上を絞るスタイリッシュな巾着型で、チェーンによってフリンジ風のデザインが施されているから、動くたびに揺れ動き、アクセサリーのような煌きを放ちます。
全身黒の着こなしのときは、色味のあるバッグがアクセントに効果的です。また、カジュアルな装いのときも小さめのバッグをプラスすると、華やかさにつながり、着こなしをクラスアップできますよ。
■3:ヤスミン・フォン・シュリーフェン-ネネンは…ロゴ使いのデザインがミニ丈ドレスをこなれた印象にアップデート
ファッション系コンサルティング会社で活躍するヤスミン・フォン・シュリーフェン-ネネンは、2022年4月末ハンブルグで見かけられていました。
透け感のあるシフォン素材のドット柄ドレスに、同じ色味のポインテッドトウパンプスという組み合わせでは落ち着いてしまい、フォーマルさが強調されてしまいがちですが、バッグにロゴ入りの巾着を合わせることで、一気にこなれたカジュアル感が高まります。
色も白ベースのため、全身に軽やかな抜け感を加えることができて大成功です。さらに今っぽく着こなすには、ドレス一枚でなくパンツをコーディネートしても。さらにカジュアルさがミックスされ、軽快に仕上がります。
今季、トレンドの巾着バッグを愛用した3人のSNAPをお届けしました。小さめの愛らしいフォルムがこなれたムードを生み出し、着こなしを今っぽくアップデートできます。ぜひこれから購入するバッグの候補にしてみてはいかがでしょうか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀