きちんと感の強い装いにレザーバッグを持つと、堅苦しく重たいイメージです。夏のおしゃれには、涼感があり軽やかなかごバッグを取り入れてみましょう。

■1:アレクサンドラ・ラープは…フレアスカートの装いが軽快かつ夏らしくクラスアップ

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ストローハットは絵になるだけでなく、背が高く見えるのにも効果的です。

ドイツを中心に活躍中の人気インフルエンサー、アレクサンドラ・ラープがパリでパリでキャッチされたときのスタイルは、ポケットが特徴の白ブラウスにサイドプリーツがあしらわれたフレアスカート。

こんなエレガントな装いには、かちっとしたレザーのハンドバッグを合わせがちですが、彼女のようにかごバッグなら、ストローの質感に軽やかで涼感が漂います。黒ハンドルが、ストローハットのリボンとリンクしていることもあり統一感が出て、引き締め効果にも。

シンプルなかごバッグのときには、ハンドルにチャームをプラスしてポイントに。遊び心あるアレンジにも、ぜひTRYして。

■2:オリビア・パレルモは…黒のセットアップがきちんと見えしながら洗練アクティブに

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マスク代わりの柄スカーフが、オール黒の着こなしのワンポイントになっています。

N.Y.の街中でキャッチされていたのは、スナップの常連、オリビア・パレルモ。柔らかなとろみ素材のシャツ&スカートのセットアップを着用し、ワンハンドル型のかごバッグを合わせていました。

オール黒の着こなしに、キャメル色のかごがリッチに映えます。夏に着るオール黒は重たく見えることもありますが、かごの風合いが夏らしさを引き出し、涼しげです。小さめのサイズ感も女性らしさを印象づけ、品のいいシンプルフェミニンが完成。足元は刺しゅうが華やかなバブーシュタイプのフラットスリッパを取り入れて、華やかなポイントに。

■3:ジャクリーン・バースは…スポーティーなワンピースとのミックスでこなれ感を演出

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足元にはスリッポンタイプのスニーカーを投入。ライン使いがシャープさの決め手に。

『HOOLDRA』のデザイナーを務めるジャクリーン・バースが、ルーマニア、シビウでSNAPされたときの着こなしです。

肩から袖にかけてシャーリングが施され、ボディラインはフィットした白ワンピースに、ボックス型のミニかごバッグを投入していました。ハンドルとふたに白レザーが組み合わされ、ワンピースともぴったりマッチしています。ゴールドのロングチェーンが付いていて、斜めがけもできる万能な2WAYタイプです。

爽やかさとともに、さりげなくリッチさが漂い、スポーティーなスタイリングとのテイストミックスになっています。


小さめでハンドバッグ型のかごを愛用していたファッショニスタをご紹介しました。きちんとさはもちろん、軽やかな夏ムードを印象づけます。これからすぐ取り入れて、着こなしに涼感をプラスしてください。

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PHOTO :
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EDIT&WRITING :
佐野有紀