シンプルなワンツーコーデを手軽にクラスアップさせるなら、羽織りものを味方につけるのがいちばん! リラクシングなフラットシューズや涼やかなサンダルの足元でも、全身をシックな装いへと導いてくれます。リッチ感光る着こなしを見せたファッション賢者3名の装いをチェックしていきましょう。

■1:メーガン妃…ショート丈が軽快!ネイビー&ゴールドボタンのジャケットでシンプルシックに

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ポニーテールで顔周りをスッキリとさせ、溌剌とした表情を見せて。

オランダ・ハーグで開催されたインヴィクタス・ゲーム(負傷した軍人や退役軍人などを対象とした国際スポーツイベント)に登場したサセックス公爵夫人のメーガン妃。ホワイトTシャツ&デニムのカジュアルな組み合わせを、ジャケットで品格を添えてエレベートしていました。

ロールアップして足首を見せたストレートデニムにスタイリングしたのは、ゴールドトーンのボタンがアクセントのジャケット。日差しが強い日にも清々しく映え、きちんとした印象を授けるネイビーながら、ウエストまでのショート丈が軽快な雰囲気です。

足元には2トーンのバレエシューズでフェミニンさをプラス。シンプルモダンなジュエリー使いでモード感も漂わせて。ゴールドチェーンがジャケットのテイストに呼応するバッグでエレガンスを後押しし、カジュアルシックな装いを完成。

■2:アン・ハサウェイは…ジャケット未満のカジュアルな羽織りでこなれ感を添えて

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夫の俳優兼プロデューサー兼ジュエリーデザイナーのアダム・シュルマンと共に登場

2022年5月20日、第75回カンヌ国際映画祭のためにフランスを訪れていた女優のアン・ハサウェイをホテル マルティネスでキャッチ。緩やかなバギーデニムにTシャツ、というリラクシングなコーディネートにカーディガン以上ジャケット未満なニットを羽織って、切れ味を添えた着こなしです。

ホワイトにコントラストを描くスクエアなボタンやパイピングのデザインで存在感を放つニットは、肌寒いことが多いヨーロッパのホテルなどでの冷房よけにも便利。コンパクトなサイズ感は、ワイドなシルエットのデニムに合わせることで上半身を小さく見せ、バランスアップが期待できます。

スネーク柄が辛口なチェーンバッグでエッジーなスパイスを加えて。足元はクリームイエローのミュールで可憐に味付け。繋いだ手に白い輝きを添えるバングルが、カンヌに漂うムードのようにエレガントです。

■3:サラ・ハリスは…主役級ジャケットでグラマラスにクラスアップ

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トレードマークであるロングのグレイヘアがロックでエッジーなムードを加速

2022年7月5日、パリ ファッションウィーク2日目に現れた、ブリティッシュヴォーグのエディターであるサラ・ハリス。ワイドデニムにツイードジャケットをコーディネートしていました。

ライトブルーの明るいカラー&ボディラインを拾わない緩やかなシルエットのデニムにホワイトTシャツ、の暑い日にも涼しげな組み合わせ。そのシンプルスタイルをモードにグンッと格上げしているのが、ゴールドのパイピングがゴージャスなツイードジャケットです。

フィットしたショルダーラインと7部丈の袖にモダンさが漂うシルエットで、ワイドデニムとのバランスも抜群。チェーンネックレスやウォッチ、バングルでゴールドをリピートしゴージャス感を後押ししてクールにかっこよく。足元は華奢ストラップのサンダルでミニマル&フェミニンにまとめて。


羽織りものをトッピングすることで、デニムルックを格上のエレガンスへ導いていた3名のスナップをお届けしました。気温が高い日の基本はシンプルで心地よく、でも時には高揚感を味わえるアイテムをプラスして、夏も日々のおしゃれをお楽しみくださいね。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田 朝子