見た目にも涼しげなオーガンジー素材を使った透ける黒アイテムは、華やかさもあり着映え力を発揮します。
多少甘さがあっても、大人っぽくシックに見えるので、着こなしテクニックをマスターしましょう。

■1:ソニア・ライソンは…ボリュームスリーブの透け感が華やぎある女性らしさを演出

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ピンクの小物だけかと思いきや、サングラスはネオンカラーを。切れのいいモードさのスパイスに。

ファッションスナップの常連、インフルエンサーのソニア・ライソンがベルリンで見かけられたときの着こなしです。胸元から袖にかけて透ける素材がデザインされたトップスにホワイトデニムを合わせていました。身ごろとオーガンジーとの異素材ミックスがメリハリになるのはもちろん、ふんわりと広がった袖のデザインが絵になります。

黒を着ていても華やかかつ涼しげで、今っぽいフェミニンスタイルに。黒ボトムを合わせてももちろんお似合いですが、カジュアルなホワイトデニムでモノトーン配色にまとめても切れがよくシャープです。透けてドレスアップ感あるトップス×デニムのこなれたコーディネートは着映え力抜群なので、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか。

■2:ヴィクトリア・ナサーは…ニット×オーガンジーのMIXでこなれたムードが漂う辛口モードに

細ストラップが特徴のヌーディーサンダルを投入。プリーツスカートとのバランス良好に。
細ストラップが特徴のヌーディーサンダルを投入。プリーツスカートとのバランス良好に。

ベルリンでキャッチされていたのは、インフルエンサーのヴィクトリア・ナサー。流行のプリーツスカートが主役級のオーラをもたらすワンピースを愛用していました。袖とプリーツスカート部分が透けていて、上からニットトップスがデザインされています。ニットトップスはコンパクトなシルエットですが、ポンチョのように頭を入れて、サイドでリボンを結ぶようになっていて、今っぽい印象に。このミックスなら長袖の黒ワンピースでも軽やかです。また、袖や脚のラインが透けて見え隠れする感じも、女性らしさを盛り上げています。細いストラップが印象的なサンダルとの相性も抜群です。

■3:エミー・ベントゥリーニは…フリルのミニ丈ドレスもシアーな黒なら今どきのドレスアップが完成

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アクセサリーのように絵になる赤のリップが、女性らしさを印象づけています。

スタイリストのエミー・ベントゥリーニは、パリでスナップされていました。ミニ丈のドレスは、スカートがウエスト下からフリルになっているフェミニンなデザインです。インに着た黒キャミソールの形がしっかりとわかるくらい、上に重ねた長袖ワンピースは透ける素材になっています。甘さのあるデザインは黒で取り入れると大人の愛らしさにつながって大人の女性におすすめですが、シアー素材だとさらにスタイリッシュで、フェミニンムード全開に。

足元にはビジュー付きのミュールを投入し、ドレスアップ度を高めていて大正解。残暑の時期の黒を、大人スイートに着こなす、お手本にしたいコーディネートです。


透ける素材を上手にミックスして、涼しげな黒スタイルを楽しんでいた3人にクローズアップしました。暑い時期、黒をメインに着ても暑苦しく見えず、華やかな着映えが実現できます。フェミニンな夏スタイルを楽しみたいとき、ぜひ参考にしてください。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
佐野有紀