2022年 Precious 8月号の「好きなコーディネート」1位~10位を発表します

ラグジュアリーファッション誌『Precious(プレシャス)』8月号をお読みいただいた方へのアンケート調査(ネットアンケート&郵便はがき)にて、「好きなコーディネート」に選ばれた着こなしを、その理由とスタイリングのコツを交え、ランキング形式でご紹介します。

2022年8月号表紙
Precious8月号(7月7日発売)の表紙、カバーは大政絢

今回10位~1位に選ばれたコーディネートは、夏の大定番アイテム「白Tシャツ」をはじめとするシンプルなTシャツを、オンタイムにも通用する洗練された大人の着こなしに仕上げた装いが大好評! まだまだ暑い日が続くこれからの時期にも使えるテクニックが満載です。

それではさっそく、10位から順を追って1位まで見ていきましょう。このなかに、あなたがこれからの着こなしに取り入れてみたいコーディネートはありますか?

【10位】グレーのTシャツ×グレーのパンツ×パールネックレス

10位 P52
Tシャツ¥23,100(ブラミンク)、ネックレス/内側から[SIL×あこや真珠、約5mm珠]¥275,000・[SIL×あこや真珠、約4.5mm珠]¥269,500・[SIL×南洋真珠 黒蝶]¥381,700・[SIL×南洋真珠 白蝶]¥1,052,700(TASAKI)、パンツ¥37,400(エスケーパーズオンライン〈ポステレガント〉)、バッグ¥251,900(トッズ・ジャパン)[Precious2022年8月号52ページ]撮影/黒沼 諭(aosora)

まろやかな光を放つパールジュエリーで、フレンチスリーブTシャツに清潔感と気品をトッピング。種類の異なるパールを大胆に重ねれば、リッチな迫力が生まれます。

こちらのコーデでは、黒蝶真珠とややダークなグレーTシャツとのグラデーションで、より洗練された印象を演出。「気負わないおしゃれというイメージ」「まとまり感がある」などの声が寄せられました。

【9位】イエローのニット×ベジタブルプリントのタイトスカート

9位 P92
ニット¥122,100・スカート¥162,800/共に予定価格(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン)、インナー/私物[Precious2022年8月号92ページ]撮影/生田昌士(hannah)

「元気になれそうな色合わせ!」と多くの反響を呼んだのは、輝く太陽やまばゆい光を思わせる「ビタミンイエロー」が主役の装い。数あるトレンドカラーのなかでも、ひときわ存在感が高く、心に響くカラーです。

明るく軽やかなイエローをほんのり肌が透けるリブニットで取り入れ、凛としたタイトスカートには陽気な配色のベジタブルモチーフを散りばめて。装飾をそぎ落としたシルエットが、今らしさをきれ味よく楽しむ大人の女性らしさを物語ります。

【8位】白Tシャツ×ネイビーのシャツワンピ×インディゴブルーのパンツ

8位 P51
Tシャツ¥9,900(スリードッツ青山店)、シャツワンピース¥50,600(ミカコ ナカムラ 南青山サロン〈M・Fil〉)、パンツ¥56,100(トレメッツォ〈ピーティートリノウーマン〉)、ピアス¥528,000・ネックレス[星・小]¥423,500・[星・大]¥341,000・[オーバル]¥433,400(TASAKI)、バッグ¥204,600(トッズ・ジャパン)、靴¥100,100(セルジオ ロッシ)[Precious2022年8月号51ページ]撮影/生田昌士(hannah)

オーガニックコットンの白Tシャツに、涼やかなマント風のワンピースを羽織りとしてレイヤード。このテクニックを「新鮮・斬新」「スタイルがよく見える」と注目された方が多くいらっしゃいました。

白Tシャツ&パンツというおなじみのコーディネートが、軽やかなロングワンピをふわりと重ねるだけで様変わり! 手持ちアイテムの新たな活用術として取れ入れてみては?

【7位】白Tシャツ×グレーレースのタイトスカート×ビジューベルト

7位 P49
Tシャツ¥14,300(ユナイテッドアローズ 原宿本店〈ロエフ〉)、ベルト¥146,300(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、スカート¥143,000(ミカコ ナカムラ 南青山サロン〈MIKAKO NAKAMURA〉)、ピアス¥137,500・ブレスレット/手首側から¥55,000・¥52,800(シャンテクレール)、バッグ¥97,900(ピエール アルディ 東京)[Precious2022年8月号49ページ]撮影/生田昌士(hannah)

続いてもオーガニックコットンの白シャツを使ったコーディネート。こちらはインパクトのある黒サテンのビジューベルトで、白Tシャツをドレッシーに仕上げています。

程よい緊張感を生むウエストコンシャスなアレンジが、カジュアルなTシャツとエレガントなレーススカートを違和感なくつなげる役割も果たして。「ドレッシーなスカートが凛として見える」「洗練された印象で仕事にも使える装い」などがお気に入りの理由にあがっていました。

【6位】黒Tシャツ×黒ワイドパンツ×シルバーカラーの小物

6位 P55
Tシャツ¥11,000(ユナイテッドアローズ 原宿本店〈ロエフ〉)、パンツ¥27,500(ミカコ ナカムラ 南青山サロン〈M・Fil〉)、サングラス¥14,300(アオイ〈ミーィ〉)、ネックレス[長]¥49,500(showroom SESSION〈モダン ウィーヴィング〉)、ネックレス[短]¥106,700・ペンダント¥70,400(エスケーパーズオンライン〈ソフィー ブハイ〉)、バッグ¥150,700(J&Mデヴィッドソン 青山店)、靴¥94,600(トッズ・ジャパン)[Precious2022年8月号55ページ]撮影/佐藤 彩

「シンプルTシャツ」にきちんと感をプラスするワントーンコーデ。なかでも「濃色ワントーン」は輪郭をきりりと引き締め、辛口な印象へと導いてくれます。

「シンプルコーデをおしゃれに変えるシルバー使いを参考にしたい」というコメントが寄せられたこちらのスタイリングは、キャップスリーブのTシャツとワイドパンツをオールブラックですっきりとまとめ、Iラインを強調。そこにシルバーのジュエリーやバッグで硬質な輝きを散りばめ、モダンさをプラスしているのがポイントです。

程よくゆとりがあるシルエットながらカジュアルすぎない仕上がりに、「動きやすくて仕事が忙しい日によさそう」という意見もいただきました。

【5位】ネイビーのTシャツ×ネイビーのプリーツスカート

5位 P54
Tシャツ¥30,800・スカート¥97,900(イザ〈ヌメロ ヴェントゥーノ〉)、“サリー・ソン”のチェーンネックレス¥810,700・ペンダント[P]¥612,700・[K]¥375,100・ブレスレット[左手]¥592,900・“サイモン・アルカンタラ”のブレスレット[右手]¥931,700(ザ・サロン バイ ノーア)、バッグ¥198,000(エリオポール代官山〈ザンケッティ〉)、靴¥108,900(JIMMY CHOO)[Precious2022年8月号54ページ]撮影/生田昌士(hannah)

続いても「濃色ワントーン」のTシャツスタイルがランクイン。全身ネイビーでまとめてモダンなエレガンスを完成した着こなしには、「女性らしさとカジュアル感のバランスが絶妙」「難しくないシンプルコーデながらスタイルアップできそう」などの声が。

色調まできちんとそろえたTシャツとプリーツスカートは、セットアップのようなノーブル感。さらにTシャツの袖をロールアップして抜け感を出せば、こなれた雰囲気までも演出することが可能に!

【4位】白Tシャツ×黒のテーラードジャケット×黒パンツ

4位 P45
Tシャツ¥17,600・ジャケット¥341,000・パンツ¥231,000・眼鏡¥48,400・時計¥249,700・フォンポーチ¥132,000(トム フォード ジャパン)、チョーカー¥198,000・ブレスレット各¥132,000(シャンテクレール)[Precious2022年8月号45ページ]撮影/生田昌士(hannah)

「まさに“できる女!”という感じ」「潔いかっこよさに惹かれる」と好評だったのは、白Tシャツに黒のテーラードジャケットを合わせたコーディネート。信頼感を授けるオーセンティックな一着で今どきの洗練が叶います。

カジュアルなアイテムでもあるTシャツに、仕立てのいいコットンジャケットを肩から羽織るだけで、シャープな迫力が生まれて。活動的な印象をもたらす斜め掛けのフォンポーチや時計まで、すべてを都会的なモノトーンで統一することも、辛口に仕上げる秘訣です。

【3位】白Tシャツ×リネンジレ×リネンパンツ

3位 P44
Tシャツ¥64,900・ジレ¥524,700・パンツ¥209,000(ブルネロ クチネリ ジャパン)、ピアス¥37,400・ブレスレット/手首側から¥66,100・¥220,000(トムウッド プロジェクト)、時計¥968,000(LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス)、バッグ¥438,900(ゴヤール ジャパン)[Precious2022年8月号44ページ]撮影/生田昌士(hannah)

シャリ感のあるリネン素材のジレ&パンツに白Tシャツを合わせたコーディネートは、「ベージュと白の配色バランス」を支持する方が多数。また、「こなれたきちんと感を演出できる」という点でも高く評価されました。

涼感のある上質素材と縦長のシルエットで、すっきりと着映えているのが最大の見せどころ。ダブルブレストのキリッとした表情が、シンプルTシャツの着こなしをオフィススタイルへと昇華しています。

【2位】シンプルTシャツを基軸に淡色ワントーン

2位 P56
Tシャツ¥9,350・カーディガン¥52,800(スローン)、パンツ¥45,100(ebure GINZA SIX店)、サングラス¥39,600(モスコット トウキョウ)、ピアス¥154,000・ネックレス¥495,000(ボン マジック)、ブレスレット¥209,000・リング各¥660,000(トーカティブ 表参道)、バッグ¥128,700(JIMMY CHOO)、靴¥91,300(セルジオ ロッシ)[Precious2022年8月号56ページ]撮影/生田昌士(hannah)

5位と6位にランクインした「濃色ワントーン」に対して、こちらはしなやかにリュクス感漂う「淡色ワントーン」。洗練配色で楽しむ「シンプルTシャツ」は、上品さやきちんと感を大切にしたい大人こそマスターすべき着こなしです!

「繊細な色合わせがとにかく上品」「ゴールドやパールを効かせた憧れのリッチカジュアル」という声が多く寄せられたこちらのコーデは、パウダリーなベージュを異素材で重ねているのがポイントに。コットンのTシャツにシルクカシミアのカーディガン、リネンパンツと、ドライな質感と光沢を組み合わせることで、視線を惹きつける洗練さが醸し出されます。

【1位】白Tシャツ×オレンジのタイトスカート

1位 P47
Tシャツ[3枚セット]¥100,100・スカート¥231,000・バッグ[小]¥269,500・[大]¥324,500・靴¥135,500/すべて予定価格(プラダ)、ネックレス¥96,800・バングル[右手]¥162,800・[左手]¥199,100(ホアキン・ベラオ)[Precious2022年8月号47ページ]撮影/生田昌士(hannah)

Precious8月号の一番人気に輝いたのは、ベーシックなスタイルの白Tシャツと膝丈タイトスカートを組み合わせた、すっきりシャープな着こなし。「スカートのオレンジで魅せるシンプルコーデがかっこいい」「軽快で元気が出そう」「上から下まですべて素敵!」など、さまざまなお気に入り理由と共に票が集まりました。

非常にミニマルなシルエットながら遠目にも映える秘密は、スカートの色のみならず胸元のアクセントがメリハリ感を演出しているから。コットンの白Tシャツをキャンバスに見立て、存在感のあるネックレスをひとつするだけで、完成度の高い着こなしに。

さらに両手首のバングルでゴールドのトライアングルをつくり華やかさを盛り上げ、足元とバッグの黒でクールに引き締める…小物の配色バランスが光るコーディネートとなっています。

以上、ファッション誌『Precious(プレシャス)』8月号の読者アンケート調査で、好きなコーディネートに選ばれたスタイリングを10スタイル、お見せしました。

このなかに、あなたが真似してみたいスタイリングは、ありましたか?

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ぜひお手に取っていただき、ご活用いただけたら幸いです。

 

Precious 9月号 <初秋のファッション大特集>【最愛カラーを美しくモダンに!この秋、大人の女性は「無敵の黒」】
2022年9月号表紙
【内容紹介】パワフル&エレガントな「秋冬モード速報」/残暑の通勤を乗り切る「ハイブリッド・ブラウス」/シンプル服に意外性を!ジュエリー・レイヤード/ラグジュアリーなゴルフ/加齢なる「シジミ目」からの脱出/「プレシャスなお肉」の新潮流 【別冊付録】「“ハリー・ウィンストン”ダイヤモンド時計に宿る極上オーラの全貌」
2022年8月7日発売 ¥990(税込)

※文中の表記は、PT=プラチナ、YG=イエローゴールド、SIL=シルバーの略です。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。


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この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
BY :
『Precious8月号』小学館、2022年
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