「当鬮」ってなんと読む?「とう??」…これが読めたらすごい!

明日、9月2日『宝くじの日』です。9(く)2(じ)の語呂合わせで、1967(昭和42)年に、当時、宝くじを発行していた旧・第一勧業銀行(現・みずほ銀行)が制定した記念日です。当選しても引き換えずに時効扱いとなる宝くじが多いことから、時効防止のプロモーションとして定められたそうです。宝くじに当選しているのに引き換えないとは、なんとももったいないですが、購入後に「もし当たったら…」と想像する楽しみが過ぎると、当選確認をすることは失念してしまう、という方が、意外と多いのかもしれません。

本日は『宝くじの日』にちなんで「当」「選」という字の入った日本語クイズをお送りします。

【問題1】「当鬮」ってなんと読む?

「当鬮」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:ぜひ欲しい!と思うものです。

<使用例>

「お財布の中に入れたまま忘れていたんだけれど、これ、なんと当鬮だったの!」

読み仮名5文字です。
読み仮名5文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 当鬮(あたりくじ)です。

「当籤」とも表記します。
「当籤」とも表記します。

「当鬮(あたりくじ)」とはもちろん、宝くじなどで当選したクジのことです。「鬮(くじ)」という字、漢字検定で最難関の1級レベルの漢字です。読めた方は凄い!

さて、2問目にまいりましょう。

【問題2】「選嫌」ってなんと読む?

「選嫌」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「好きなものだけを選ぶこと。嫌いなものを捨てること。」という意味の言葉です。

<使用例>

「あまり選嫌していると、大事なチャンスを逃すわよ!」

読み仮名5文字です。
読み仮名5文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 選嫌(えりきらい)です。

「好きなものだけを選ぶこと。」「嫌いなものだけを排除すること。」の両方を意味する言葉です。

「えりごのみ」という言葉はポピュラーですが、逆の発想の「選嫌(えりきらい)」という日本語もあるのです。さらに、類語に「好き嫌い」もございます。日本語表現の多様さ、改めて見直すとおもしろいですね。

*** 

本日は9月2日『宝くじの日』のトリビアと、「当」「選」という字の入った日本語から、 

・当鬮(あたりくじ)

・選嫌(えりきらい)

などについておさらいいたしました。

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Precious.jp編集部 
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参考資料:『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
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小出 真朱