エターナルな魅力を放つモノトーンのスタイリングは、トレンドに左右されないのがメリット。無難にならず、あか抜けた印象に仕上げていたケンダル・ジェンナーの着こなしをご紹介します。

■1:カジュアルな上下はオールブラックにこだわりシックに導いて

オールブラックのスタイリッシュさがアップするよう、ヘアはミニマルなセンターパートで。
オールブラックのスタイリッシュさがアップするよう、ヘアはミニマルなセンターパートで。

2022年8月22日、LAでキャッチされたこの日はオールブラックコーディネートを楽しんでいました。

夏に活躍したTシャツとジーンズのカジュアルワンツーは、黒で統一することで秋のムードにもマッチする装いへと更新。コンパクトなTシャツ、ややゆとりのあるジーンズでメリハリラインを作れば美バランスです。そこにシルバーバックルのレザーベルトをプラスし、カジュアルな上下にきちんと感を加え、ラフに傾くのを防止。さらに微光沢のある黒小物を添え適度な重厚感を加えれば、カジュアルスタイルをクラスアップすることに成功します。仕上げにシューズのバックルとピアスでツヤを宿し、オールブラックに立体感を授けてフィニッシュ。

■2:ブロックチェックのカーディガンでリズミカルなモノトーンスタイルへ

デコルテやウエスト、足が見えるので程よく抜け感が加わって好バランスです。
デコルテやウエスト、足が見えるので程よく抜け感が加わって好バランスです。

NYでキャッチされたこの日は、ブロックチェックがアクセントのカーディガンを活用し、リズムのある小気味よいモノトーンスタイルで外出していました。白のタンクトップにトップグレーのパンツ、そして黒のトングヒールサンダルを合わせ、ニュアンス漂うモノトーンスタイルをメイク。そこに白と黒のブロックチェックカーディガンを投入し、立体感アップと季節感の更新を叶えています。

バッグも黒で統一しつつ、さらにキャップ投入で黒をバランスよく全体に配置することで、引き締め効果を倍増させました。

■3:白を基調として秋の街中でぱっと映える装いへ

ベージュブラウンのマスクで、キレの良い着こなしに穏やかさをプラス。
ベージュブラウンのマスクで、キレの良い着こなしに穏やかさをプラス。

季節の深まりとともに参考にしたい、白を基調としたコーディネートをピックアップ。街路樹が紅葉する季節は、おのずとダークカラーに手が伸びます。そこをあえてキレのよいシャープな白を選ぶことで街中で映える装いが実現。真っ白で統一したトップスとシャツ、バッグは、ニット、微光沢のあるレザーのように異素材をミックスすれば間延びしません。

ボトムスはトップスよりもクリーミーな色味をセレクトし、メリハリを意識。仕上げに黒のレースアップシューズを投入し、オールホワイトの装いをきりっと引き締めました。


暑さが残る初秋に参考にしたい、ケンダル・ジェンナーのモノトーンコーディネートをご紹介しました。定番カラーを制すれば、あか抜けた印象が手に入るので、是非参考にしてみてくださいね。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香