秋の足音が近づいてきて、さっと着られる軽めのアウターが恋しい季節になってきました。今季の新作アウターの注目株は、人気のジレをはじめとするスリーブレスタイプや、マント&ポンチョなどデザイン性が高いアイテム。一方で、オーセンティックなトレンチコートやブルゾンなどもスタイリッシュなものがそろっており、今年はアウターの当たり年といえそう。
そこで、一枚羽織るだけで旬のコーディネートが完成する秋アウターを、全9回のシリーズ企画でお届けします。本格的な厚手のコートが必要となる前の、端境期から活躍する逸品を集めました。
今回は、多彩なバリエーションに進化を遂げているジレをピックアップ。仕事やオケージョンシーンにも使えるテーラードスタイルや、ディテールや素材に工夫を凝らしたモダンなデザインを、「セオリーリュクス」「デパリエ」「アドーア」の新作から厳選してご紹介します。
■1:セオリーリュクス|淡いグレーが知的で上品なロングテーラード
春夏から人気のジレの新作は、テーラードデザインがきりりとマニッシュなムード。さらに100cmある長めの着丈が優雅さをも演出します。素材はストレッチ性のあるウール素材。ウール独特のチクチク感はなく、しっとり滑らかな風合いに加工されています。同素材のパンツ、スカート、ドレスとのコーディネートもおすすめです。
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■2:デパリエ|注目トレンドのツイード素材で華やかさがアップ!
贅沢にあしらったフリンジが特徴のボックスシルエットのジレ。素材はフランスCHAUMES(ショームス)社の上質なファンシーツイードを使用。ホワイトベースの明るいカラーが秋の装いに着映える一着は、カットソーやデニムなどのカジュアルスタイルに合わせてモダンに装うもよし、ラッフルブラウスのような華やかな洋服とも相性抜群です。
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■3:アドーア|モードな要素を散りばめた変化球デザイン
パンツともロングスカートともバランスがいいヒップが隠れるくらいの着丈と、すとんとしたシルエット、肩先まで覆うフレンチスリーブが旬のビッグシルエット感を導いて。襟元のボタンで違った表情を楽しめる2wayデザインや、背面の着丈裾の切り替えに施されたタックによる立体的なシルエットなど、モードな気配を随所に感じられる一着です。
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今回は、今年のマストアウターでもあり、初秋の今の時季に重宝するジレをお届けしました。いずれも旬のディテールを盛り込んだ着映えるデザインでありながら、着回し力の高いラインナップ。完売必至のアイテムなので、早目のチェックがおすすめです!
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
- PHOTO :
- 小林美菜子
- WRITING :
- 新田幸子
- EDIT :
- 谷 花生