「寄席」ってなんと読む?「よりせき」と読まないように!
明日・10月4日は『お取り寄せの日』です。お・と(10)・り・よ(4)せ…の語呂合わせと、10月はおいしいものがあふれる季節であること、4は「食(4)」に通じることから、10月4日に制定されました。「お取り寄せのたのしさ、嬉しさ、わくわくがもっと広がるように」との願いが込められています。ここ数年はコロナ禍の影響もあり、お取り寄せ需要も増えたかと思います。自宅に居ながらにして、全国のおいしいものに出会えるお取り寄せは、生産者・消費者の双方に嬉しい、幸せを生む素敵なシステムですよね。
本日は「寄」という字の入った日本語クイズをお送りします。
ますは、小手調べの1問目から。
【問題1】「寄席」ってなんと読む?
「寄席」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:ここに行くと、笑いがあふれています。
<使用例>
「寄席に来たのは初めてだけれど、とても楽しかったわ!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 寄席(よせ)です。
「寄席(よせ)」は、落語や講談などの大衆演芸を興行する演芸場の呼び名ですね。「人を寄せる場所」という意味合いで、「寄席(よせ)」の字を使用するのが慣例ですが、「席(せき)」とも呼ばれます。
…さて、2問目にまいりましょう。
【問題2】「寄辺」ってなんと読む?
「寄辺」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「頼りにして身を寄せる人や場所」という意味の言葉です。
<使用例>
「親友の存在が、私の心の寄辺になっています」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 寄辺(よるべ) です。
「寄辺(よるべ)」…頼もしく温かな存在を意味する言葉です。「寄辺(よるべ)ない」と言うと、そうした存在がいない、「たよりにするところがない」という、孤独で不安な状態を意味します。
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本日は、10月4日『お取り寄せの日』にちなんで、「寄」という字の入った日本語から、
・寄席(よせ)
・寄辺(よるべ)
の読み方についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』『日本大百科全書(ニッポニカ)』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱