しっとり落ち着いた空気に寄り添うカラーといえば、枯葉や木の実、熟したベリーのようなマチュアなトーン。そんな秋らしいブラウン系をキーカラーに、ジャケットで新鮮に着映えていたセレブたちをご覧ください。
■1:シガニー・ウィーバーは…ラズベリーの華やかさをブラウンジャケットで端正にまとめて
2022年9月26日、ニューヨークのストリートで女優のシガニー・ウィーバーをキャッチ! ブラウンのジャケットにインナーはラズベリー、ボトムも同色のプリントパンツをコーディネートしています。落ち着いた色味ながら女らしさもあるラズベリーに、端正な魅力を加えるブラウンジャケットはチェック柄。ボトムはペイズリーのような光沢のある柄が大胆にプリントされたもの。柄と柄が喧嘩してしまいそうなところ、ラスベリーとブラウンの、互いになじむトーンを選んだことでシックに仕上げることに成功しています。そして足元はスニーカーで軽やかに。意外性が洒落感につながります。こなれ感のあるタンカラーのトートで小粋さを高めるファイナルタッチを。
■2:エカテリーナ・ママエヴァは…モード漂うカラーリング!ブラウン&クリームの2トーンコーデ
9月25日にイタリア・ミラノ ファッションウィークに登場したインフルエンサーのエカテリーナ・ママエヴァ。ブラウンのワンピースに、クリームカラーのジャケットを羽織ったスタイルです。シルクのような光沢にリッチ感が光る、落ち感のある素材のワンピース。オーバーサイズなジャケットを羽織ることで、硬質な魅力が加わり、きちんとさがアップ。足元にもクリームをリピートして、全身の色をクリームとブラウンに絞り、すっきりと、かつトレンド感のある着こなしに仕上げています。
■3:ニナ・スウェスは…フューチャリスティックな配色をブラウンで引き立てて
同日に同じくミラノ ファッションウィークに現れた、ファッションブロガーのニナ・スウェス。ネオンカラーのジャケットにインナーとパンツをゴールドで揃えた着こなしです。メタリックな輝きを放つ、ひとクセあるジャケットながら、ゴールドに馴染むペールな色味なので上品さをキープ。インナー&ボトムもベージュの延長のような感覚でまとえる、控えめなカラーなので光沢素材といっても華美すぎることなく、垢抜けた印象が漂います。モードなヒールはマットなレザーを選んでシックに。淡色でまとめた着こなしを引き締めているは、ブラウンのクラッチバッグです。光沢がさりげなくリンクしつつ、深いカラーでキリッと切れ味を加えています。
ブラウンを着こなしの鍵に、秋らしいジャケットスタイルで着映えていた3人をご紹介しました。定番カラーも新鮮な配色で今年らしい着こなしに。ぜひ参考にしてみてくださいね。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子