フランス人家具デザイナー、ジャン・プルーヴェが手掛けたロングセラー|オブジェのような存在感があって実用的! 組み立て式ウォールシェルフの名作
鮮やかなスチール板×無垢材の唯一無二の存在感
20世紀の建築と工業デザインに大きな影響を与えたといわれるジャン・プルーヴェ(1901-1984)のデザイン。棚板はこのナチュラルオークのほか、ダークオークの計2色、金属製のウォールブラケットはこのブルーマルクールのほか、ディープブラック、ブランコロンブ(ベージュ)、ジャパニーズレッドの計4色。
部屋の模様替えを考えているなら、ぜひ取り入れてみたいのが、ジャン・プルーヴェが手掛けたウォールシェルフの名作『レイヨナージュ ミュラル』です。
名作椅子のデザインでも知られるプルーヴェは、20世紀を代表するフランス人建築家で、家具デザイナー。今年、東京都現代美術館で回顧展が開催されるなど、改めて日本でも注目を集めています。1930年代には公共機関や大学のための家具を多く手掛け、このシェルフもフランス・メッスの教育施設のために1936年にデザインしたものだとか。
このウォールシェルフの最大の特徴は、組み立て式で、スチールと木材というふたつの対照的な素材を用いていること。縦のラインをつくる鮮やかな青の2枚の板はスチールで、この板に施された切れ込みに無垢の木の棚板を差し込むスタイルに。
壁をオブジェのように彩りながら物を置いても映える、シンプルで合理的で美しいウォールシェルフ。誕生から長い時間を経た今もモダンな存在感を放つ名作から、“壁を飾る”インテリアの楽しさを感じてみて。
※掲載した商品の価格は、税込みです。
問い合わせ先
- PHOTO :
- 唐澤光也(RED POINT)
- STYLIST :
- 中林友紀
- EDIT&WRITING :
- 川村有布子、古里典子(Precious)