ほっこりと垢抜けないイメージが強いゆったりカーディガンの着こなし。かっこよく今っぽいリラックススタイルに仕上げるには?を、スナップからマスターしてください。

■1:キアラ・キャピターニは…Vゾーンにネックレスをプラスしてフェミニンさをミックス

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ワイドパンツを脚長シルエットに仕上げるには、厚底シューズを取り入れるのが最適。

『EÉRA(イーラ)』の創業者であり、インフルエンサーのキアラ・キャピターニが、ミラノで見かけられたときの着こなしです。ビキニトップの上にそのままカーディガンを重ねて、ボトムにはワイドシルエットのパンツを投入していました。ざっくりとしたラフな編み目とあえてヴィンテージ風にほつれがあるデザインは、こなれたムードを印象づけます。インナーを着ず、Vネックに開いた素肌にネックレスを重ねづけしたアレンジもセンスのよさが光り、見逃せません。BIGシルエットなのもリラックスした雰囲気を高めるのに有効です。

■2:レオ・エバーリンは…オール黒×ハウンドトゥースの柄編みで上品エレガントを演出

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アンクルストラップのヒール靴なら、着こなしにさらに女性らしさが加わります。

ベルリンでキャッチされていたのは、『LEO MATHILD』というブランドのジュエリーデザイナー、レオ・エバーリン。トップスとバイカーパンツを黒でまとめて、その上にハウンドトゥース柄のカーディガンを羽織っていました。パイピングと金ボタンのあしらいでリッチさが際立って、引き締まって見えます。丈も長くヒップ下まであるため、体型カバーも叶い、ライトなアウター代わりにも。黒の着こなしが柄編みによってシックに華やぎ、女子力アップにつながります。もちろんボトムはスカートにもマッチしますし、パンツはこんな短くない、普通の丈のものでもOKです。

■3:マイリーン・クラスは…白のケーブル編みならレオパード柄がこなれたカジュアルに

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足元はゴツめのデザインのレースアップブーツを投入。ワンピースとのアンバランスさが新鮮です。

イギリスのアーティスト、マイリーン・クラスは、ロンドンでスナップされていました。胸元が大きく開いたレオパード柄のワンピースに、ケーブル編みのカーディガンをコーディネート。レオパード柄のワンピースは女性らしく見えすぎる心配になりますが、こんな風にカジュアルテイストのカーディガンを羽織ることで、テイストミックスになり今っぽい印象に。ケーブル編み&BIGサイズなら、リラックスムードもアピールできます。

そんな着こなしに合わせて、リュックタイプのバッグやアウトドア系のブーツをトッピングしているのもトータルでおしゃれの完成度を高める大きなポイントです。


ざっくり編まれたゆったりサイズのカーディガンを今っぽく新鮮に着こなした3人をご紹介しました。バリエーション豊かなアイテムに合わせて、今季らしいリラックス感が漂っています。本格的にアウターを着る前に、スナップを参考にしていち早く着こなしてみてはいかがでしょうか。

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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
佐野有紀