ジェンダーレスなアイテムや個性的なデザインは、可憐な印象のピンクを選ぶことでグッと親しみやすい雰囲気に。気負いなく着こなせる、大人のピンクを取り入れたコーディネートをご覧ください。
■1:ジェンダーレスなセットアップを柔らかく演出するピンク
2022年9月22日、ミラノ ファッションウィークでロンドン在住にファッションディレクター、キャロライン・イッサをキャッチ。大胆にワイドなパンツが目を引くセットアップで装っていました。ボクシーなシングルジャケットもマニッシュな印象でユニセックスにまとえそうなデザイン。インにはブルーのシャツ、さらにシャツのインにホワイトを合わせて、意外な配色が着こなしの鮮度を高めています。シャツの裾はアウトしてラフに、ブラックのバッグはクロスボディに。カジュアルにピンクがほんのりフェミニンさを加えて、今っぽいコーディネートを完成。
■2:ベージュの延長戦で着こなせるスモーキーなピンク
2022年10月3日、パリ ファッションウィークに登場したモデルのデヴォン・ウィンザー。繊細なレースのミディワンピースに、大きな襟とダブルの金ボタンに品格が漂うコートを羽織っていました。ピンクといっても肌なじみのいいくすんだカラーなので、面積の大きいコートでも、大人も構えることなく取り入れられそう。しっかりしたショルダーラインで、きちんと感高めのビターなシルエットとピンクが程よい甘辛バランスです。
■3:個性的なデザインを可憐なピンクで優しい表情に
2022年10月11日にオランダで撮影された、アムステルダム在住のインフルエンサー、ソーニャ・リーのコーディネートです。エスニックなムードも漂う、個性的なキルティングジャケットに、シルバーグレーのシルクスカート、スニーカーを合わせたミックステイストな上級者コーデ。ジャケットとバッグのピンクがキーカラーとなり、全身にまとまり感を授けるとともに甘さをを加えて、程よいモード感が漂う着こなしに。
ダークな色味が主軸となりがちな秋冬スタイルを明るく演出する、ピンクのコーディネートをお届けしました。ポジティブカラーのパワーを大人に相応しい装いで、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子