進化したクッションファンデーションで美しく仕上げる「基本のお作法」
どんな逸品でも、正しく使わないと100%の仕上がりにはなりません。ポイントは「つける量」と「持ち方=力加減」、そして「つけ方・動かし方」です。しっかり頭に入れておきましょう。
◇理想的な量
上の写真は片頬、額全体をそれぞれ美しく仕上げる量の参考です。ファンデーションは少しずつ押さえるようにしてとります。特にメッシュタイプは、力をかけすぎるとネット上にしみ出てしまい、ネット下には戻りにくいので気をつけて。
◇基本の持ち方と力加減は4つ。つける場所で変える
【STEP1】額と頬は力加減5
●持ち方:人差し指と中指を、パフの半分くらいの位置まで差し入れる。
●つけ方:頬は鼻の脇から外側へ、引き上げるように滑らせる。額は中央から外側へ。ひと通りつけたら、シワに直角に下から上へ滑らせる。そのまま鼻、輪郭、あごまでつけていく。
【STEP2】鼻の脇など細かい部分は折る
●持ち方:親指と中指で、パフの端を軽くつまむ。
●動かし方:鼻の脇や目の際は量をつける必要はないので、軽く押さえるようにつければ十分。特に目周りは、こすらないことを意識して。
【STEP3】頬の重ねづけは力加減10
●持ち方:人差し指と中指の腹が、パフの6〜8分くらいの位置にくるように、しっかり差し入れる。
●つけ方:STEP1、2の後、頬などの色ムラが気になる部分を中心に、ポンポンと押さえるように重ねて。重ねるほどに肌の明るさが増し、色ムラが消える。
【STEP4】シワぼかしは力加減1
●持ち方:親指と中指でパフの端を軽くつまむ。
●動かし方:目的は、時間が経っても目尻や口周りのシワを目立たせないこと。力加減は最小限に、シワにたまった余分なファンデーションをぼかす感覚で、払うようにパフを動かす。
- PHOTO :
- 戸田嘉昭(パイルドライバー/静物)、鈴木 宏(人物)
- HAIR MAKE :
- 尾花ケイコ
- MODEL :
- 大塚まゆか
- EDIT&WRITING :
- 柳田美由紀、五十嵐享子(Precious)