ブルゾンやジャケットなど軽く羽織りものが必要になり、おしゃれにコーディネート感がアピールできる秋。ブラックデニムをどうかっこよく着こなしていたか、ファッショニスタのスナップをご紹介します。
■1:マンディ・ボークは…ダウンベストをシャープなモノトーンにまとめて切れのよさをアピール
ドイツ出身のモデル、マンディ・ボークがベルリンでスナップされたときの着こなしです。白ニットにボリュームあるダウンベストを重ね、ブラックデニムを合わせていました。デニムをブーツインしたのは、ソールが厚めのサイドゴアブーツです。昨年からトレンドであるこのタイプのブーツは、細身パンツをインしてスマートさを強調するアレンジで着こなすのがお約束。このとき、フィットしすぎるレギンスよりやや厚手のデニムで仕上げるほうがスタイルを強調しすぎずにまとまります。アクティブなダウンベストには、シックなブラックデニムとの合わせがベスト。スポーティーになりすぎる普通のインディゴデニムにくらべ、モードかつ大人っぽく決まるのでおすすめです。
■2:タミ・ウィリアムスは…×軽快なナイロンジャケットなら旬ニュアンス漂うミリタリーが完成
ジャマイカ生まれのモデル、タミ・ウィリアムスは、2022年2月、N.Y.で見かけられていました。白いインナーにワッペン付きのMA-1を羽織り、ボトムにはブラックデニムをコーディネート。艶があるカーキのナイロンが使われたMA-1は、ダークな色味が魅力のブラックボトムだと落ち着いた印象に仕上がります。デニムのサイドにスリットが入っていて、裾がもたつかずに脚長シルエットが完成。そして彼女の場合、さらにスマートに見えているのはインナーとブーツを白で統一しているから。白の軽やかさが際立って、清潔感もアピールできます。
■3:アルバ・ガラヴィト・トーレは…ジャケットでつくるパンツスタイルにこなれ感が光って
2022年1月、パリでキャッチされていたのは、デジタルクリエイター、アルバ・ガラヴィト・トーレ。ベージュのタートルニットに肩にギャザーが入ったジャケットに、ボトムにはブラックデニムを組み合わせていました。ジャケット×タートル×パールは、老けて見えてコンサバになりがちですが、ボトムがデニムだからそんな心配はなくこなれ感が漂っています。デニムは裾が短く、切りっぱなしになっていて足元のブーツが注目の的に。女性らしくデニムを楽しみたい人は、こんなフィット&フレアのシルエットを選んでみては。ブラックデニムでも重たく見えず、アクティブさも抜群です。
ブラックデニムを今っぽく仕上げたファッショニスタ3人の着こなしをご紹介しました。デザインの違う3タイプのブラックデニムですが、全員、軽快さが光るコーディネートを楽しんでいました。みなさんも、新たな気持ちでブラックデニムを取り入れてみてはいかがでしょうか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀