【目次】


プロフィール


名前:ブルース・ウィリス(Bruce Willis)

出生地:西ドイツ(現:ドイツ) イダー=オーバーシュタイン

生年月日:1955年3月19日

1980年代から俳優としての活動を開始。1988年公開の『ダイ・ハード』で世界的な知名度を得る。1998年公開の『アルマゲドン』、1999年公開の『シックス・センス』、2010年公開の『RED/レッド』など、数々のヒット作に出演。2022年3月、失語症のため俳優業を引退した。

私生活では、1987年に女優のデミ・ムーアと結婚、2000年に離婚した。3人の娘のうち、長女のルーマーは女優として活躍中。2009年にはモデルのエマ・ヘミングと再婚し、新たにふたりの娘をもうけている。

「若いころ」「昔」の写真10選


最初は、ブルース・ウィリスの昔の姿をとらえた写真をピックアップ。

1986年9月(31歳)エミー賞の授賞式

1987年(32歳ごろ)ライブへのゲスト出演

1989年10月(34歳)ニューヨークでのイベント

1990年ごろ(35歳ごろ)

1991年10月(36歳)レストランのオープニングイベント

1994年5月(39歳)第47回カンヌ国際映画祭

1995年5月(40歳)母・マレーネとのツーショット

1998年5月(43歳)第51回カンヌ国際映画祭のオープニングイベント

2000年8月(45歳)フランスでのオフショット

2002年1月(46歳)ニューヨークのエド・サリヴァン・シアター

「映画」代表作10選


数々のヒット作に出演してきたブルース・ウィリス。そんな彼の代表作10タイトルを写真つきで解説します。

『ダイ・ハード』(1988年)

ブルース・ウィリスの出世作であり、世界中の映画ファンから愛される人気シリーズの1作目。本シリーズで、タイトルのとおり“なかなか死なない”ほど強運の主人公、ジョン・マクレーンを演じた。

あらすじ:ニューヨーク市警に勤務する刑事・ジョンは、別居中の妻・ホリー(ボニー・ベデリア)と再会するため、ロサンゼルスのパーティー会場へ向かう。しかし、ハンス(アラン・リックマン)率いる強盗集団による襲撃で華やかなパーティーは一転。難を逃れたジョンは、ホリーを含む人質を救うため事件に立ち向かう。

『パルプ・フィクション』(1994年)

1995年5月20日、第48回カンヌ国際映画祭に出席するクエンティン・タランティーノ監督、ブルース・ウィリス、マリア・デ・メディロス。
1995年5月20日、第48回カンヌ国際映画祭に出席するクエンティン・タランティーノ監督、ブルース・ウィリス、マリア・デ・メディロス。

複雑な時間系列によって構成される斬新なストーリー展開で話題となった作品。ストーリーの後半に登場するプロボクサー、ブッチ・クーリッジを演じた。

あらすじ(ブッチ編):ブッチは、ギャング団を率いるマーセルス(ヴィング・レイムス)から八百長を持ちかけられる。一時は受け入れるも、最終的にはマーセルスを裏切る。恋人・ファビアン(マリア・デ・メディロス)と逃走を図るも、ファビアンは父親の形見である金時計を家に忘れてきてしまい、ブッチは危険を承知のうえで金時計を取りに戻る。

『フィフス・エレメント』(1997年)

1995年に公開された日本のアニメ映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』に影響を受けたと言われる作品。宇宙専門の元軍人で現在はタクシー運転手の主人公、コーベン・ダラスを演じた。

あらすじ:タクシー運転手の仕事中だったコーベンは、偶然出会った謎の美女リー・ルー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)をタクシーに乗せ、彼女の言葉を理解できるコーネリアス神父(イアン・ホルム)の元へ連れていく。この出来事は、地球と人類の存亡をかけた大事件のきっかけにすぎなかった。

『アルマゲドン』(1998年)

世界的な大ヒット作で、日本でも社会現象を巻き起こした。地球へ接近を続ける小惑星から人類を守るために奮闘する石油採掘のプロ、ハリー・スタンパーを演じた。

あらすじ:地球上の生命を根絶やしにする威力をもつ小惑星が、あと18日ほどで地球に衝突することが判明した。地球の未来を守るため、NASAによって招集されたのは、ハリーら“石油採掘のプロ”であった。入念な準備と訓練を行った一行は、新型スペースシャトルに乗り込んで小惑星へ向かう。

『シックス・センス』(1999年)

『ダイ・ハード』シリーズ、『アルマゲドン』と並ぶブルース・ウィリスの代名詞的作品。小児精神科医・マルコム・クロウを演じた。

あらすじ:マルコムは、自宅に押し掛けてきたヴィンセント(ドニー・ウォルバーグ)に銃で撃たれた挙句、彼が自殺する瞬間を目の当たりにする。翌年のある日を境に、マルコムは妻・アンナ(オリヴィア・ウィリアムズ)から無視されるようになる。そんなマルコムの前に、「死者の姿が見える」という少年・コール(ハーレイ・ジョエル・オスメント)が現れる。

『アンブレイカブル』(2000年)

“不死身の肉体”と“悪を感知する能力”をもつ主人公、デヴィッド・ダンを演じた。本作の続編として、2016年公開の『スプリット』、2019年公開の『ミスター・ガラス』が製作されている。

あらすじ:乗客132人中131人が死亡する大規模な列車事故が発生。唯一、デヴィッドだけが無傷で生還した。しかしデヴィッド本人は無傷で生還できた理由がわからなかった。そんな彼のもとに、画商を営むイライジャ(サミュエル・L・ジャクソン)から1通の手紙が届く。

『シン・シティ』(2005年)

ロサンゼルスで行われたプレミア上映会に出席。
ロサンゼルスで行われたプレミア上映会に出席。

同名のコミックを実写映画化した作品で、3つのエピソードを中心に構成されている。3つめのエピソード『イエロー バスタード』の主人公・ハーティガンを演じた。

あらすじ:老刑事ハーティガンは、連続少女殺人犯ロアーク・ジュニア(ニック・スタール)を追い詰め、ナンシー(ジェシカ・アルバ)の救出に成功。しかし、ハーティガンを裏切った相棒ボブ(マイケル・マドセン)によって重傷を負う。さらには、ロアーク・ジュニアの父で上院議員のイーサン・ロアーク(パワーズ・ブース)による逆恨みから、一連の事件の犯人にされてしまう。

『RED/レッド』(2010年)

2010年7月22日、サンディエゴで行われたプレスラインに出席するカール・アーバン、ヘレン・ミレン、ブルース・ウィリス。
2010年7月22日、サンディエゴで行われたプレスラインに出席するカール・アーバン、ヘレン・ミレン、ブルース・ウィリス。

同名のコミックを原作とする作品で、2013年には続編の『REDリターンズ』が公開されている。CIAのエージェントだった主人公、フランク・モーゼズを演じた。

あらすじ:CIAを退職後、自由な“おひとりさま生活”を満喫していたフランク。年金事務所に勤務するサラ(メアリー=ルイーズ・パーカー)と会う約束をした日の夜、武装集団がフランクの自宅を襲撃する。サラを半ば無理やり連れて逃げるフランクは、すでにCIAから命を狙われる身となっていた。

『ムーンライズ・キングダム』(2012年)

2012年5月16日、第65回カンヌ国際映画祭でのフォトコールに出席するブルース・ウィリスとビル・マーレイ。
2012年5月16日、第65回カンヌ国際映画祭でのフォトコールに出席するブルース・ウィリスとビル・マーレイ。

特定の主人公をもうけない「アンサンブル・キャスト」で描かれた作品。孤児の少年を預かる警察官、シャープ警部を演じた。

あらすじ:裕福な家庭のお嬢様であるスージー(カーラ・ヘイワード)と、里親に育てられたボーイスカウトの少年サム(ジャレッド・ギルマン)。ふたりは文通で想いを寄せ合い、やがて駆け落ちを実行するも、あえなく保護され無理やり引き離されてしまう。さらに、この騒動でサムは里親から見捨てられ、再び孤児となる。同情したシャープ刑事は、施設に戻されかけたサムを預かることを決意する。

『LOOPER/ルーパー』(2012年)

2012年9月6日、第37回トロント国際映画祭でのフォトコールに出席したジョセフ・ゴードン=レヴィットとブルース・ウィリス。
2012年9月6日、第37回トロント国際映画祭でのフォトコールに出席したジョセフ・ゴードン=レヴィットとブルース・ウィリス。

ブルース・ウィリスの役者人生の後半において、『RED/レッド』と並ぶ代表作。ジョセフ・ゴードン=レヴィット演じる殺し屋・ジョーの30年後の姿であるオールド・ジョーを演じた。

あらすじ:タイムマシンによって未来から送られてくる標的を始末する、「ルーパー」と称される殺し屋。ジョーは腕利きルーパーとして任務を請け負っていた。しかし、ある標的の始末に失敗した挙句に逃げられてしまう。その正体は、30年後の未来からやってきた自分「オールド・ジョー」だった。

「妻/子ども」の写真10選


ブルース・ウィリスには2回の結婚歴があり、計5人の娘がいます。最初の妻は、1987年に結婚し2000年に離婚した女優のデミ・ムーア。3人の娘のうち、長女のルーマーは女優として活躍しています。ふたりめの妻は、2009年に結婚したモデルのエマ・ヘミング。さらに娘がふたり誕生しています。ここで、ふたりの妻や長女ルーマーとのツーショットをピックアップしてご紹介します。

1989年3月 最初の妻デミ・ムーア

1990年ごろ

1997年1月 第54回ゴールデングローブ賞の授賞式

2010年8月 ふたりめの妻エマ・ヘミング

2013年7月 『REDリターンズ』のプレミア上映会

2016年9月 ニューヨークにて撮影

ラジオシティ・ミュージックホールで開催された、歌手トニー・ベネットの90歳の誕生日記念ライブ。
ラジオシティ・ミュージックホールで開催された、歌手トニー・ベネットの90歳の誕生日記念ライブ。

2019年11月 エマが展開するブランド「CocoBaba」のイベント

2009年9月 長女のルーマー

2013年3月 『G.I.ジョー バック2リベンジ』プレミア上映会

2015年9月 ミュージカル『シカゴ』の楽屋

「男前遍歴」10選


ブルース・ウィリスのダンディな男前遍歴を、10枚の写真にまとめました。

1987年1月(31歳)第44回ゴールデングローブ賞

1990年5月(35歳)ポートレート

1995年5月(40歳)グローマンズ・チャイニーズ・シアター

2002年(47歳ごろ)映画『ジャスティス』より

2005年3月(49歳)ニューヨークのタイムズスクエアにて

2007年6月(52歳)『ダイ・ハード4.0』フォトコール

2009年12月(54歳)映画『シャーロック・ホームズ』プレミア上映会

2012年1月(56歳)『噂のギャンブラー』プレミア上映会

2015年11月(60歳)ブロードウェイ『Misery』カーテンコール

2017年10月(62歳)第2回リュミエール賞の祝賀会

「引退直前」の写真10選


2022年3月、失語症のため引退を決意したブルース・ウィリス。引退前数年間の姿をとらえた写真をピックアップしました。

2018年4月(63歳)ニューヨーク

アポロ・シアターで行われたイベントに出席。
アポロ・シアターで行われたイベントに出席。

2018年7月(63歳)ロサンゼルス

自身の名を冠するテレビ番組のイベントに出席。
自身の名を冠するテレビ番組のイベントに出席。

2018年7月(63歳)サンディエゴ

「Comic-Con International 2018」のトークイベントに出席。
「Comic-Con International 2018」のトークイベントに出席。

2018年10月(63歳)ロサンゼルス

ロサンゼルスで撮影されたオフショット。
ロサンゼルスで撮影されたオフショット。

2019年1月(63歳)ロンドン

カーゾン・メイフェア・シネマで行われた『ミスター・ガラス』のプレミア上映会に出席。
カーゾン・メイフェア・シネマで行われた『ミスター・ガラス』のプレミア上映会に出席。

2019年1月(63歳)ニューヨーク

SVAシアターで行われた『ミスター・ガラス』のプレミア上映会に出席。
SVAシアターで行われた『ミスター・ガラス』のプレミア上映会に出席。

2019年4月(64歳)ニューヨーク

アポロシアターで行われた慈善コンサートに出演。
アポロ・シアターで行われた慈善コンサートに出演。

2019年5月(64歳)フィラデルフィア

シチズンズ・バンク・パークで行われたミルウォーキー・ブルワーズ対フィラデルフィア・フィリーズの試合にて、フィラデルフィア・フィリーズのアーロン・ノラ選手とのツーショット。
シチズンズ・バンク・パークで行われたミルウォーキー・ブルワーズ対フィラデルフィア・フィリーズの試合にて、フィラデルフィア・フィリーズのアーロン・ノラ選手とのツーショット。

2019年10月(64歳)ニューヨーク

第57回ニューヨーク映画祭の壇上で握手を交わすブルース・ウィリスとエドワード・ノートン。
第57回ニューヨーク映画祭の壇上で握手を交わすブルース・ウィリスとエドワード・ノートン。

2019年11月(64歳)上海

妻・エマが展開するブランド「CocoBaba」のイベントに出席。
妻・エマが展開するブランド「CocoBaba」のイベントに出席。
この記事の執筆者
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