トレンド感のある、モードな着こなしが人気のメーガン妃(サセックス公爵夫人)。デザインはミニマルでも、ときには大胆なカラーで華やかに装うことも。とくに、ロイヤルファッションの基本であるワントーンコーディネートでは、小物で差し色をせず、そのカラーの魅力を大いに堪能しています。
単色だからこそ上質な素材や美しいシルエットが際立つ、メーガン妃の洗練された着こなしをご紹介します。
■1:とろけるような最高級素材を引き立てるレッドワントーン
米国・ニューヨーク、ハーレムにある南部の伝統料理のレストランで、ヘンリー王子(サセックス侯爵)とともに昼食をとったメーガン妃。ニューヨークで最高のコンフォートフードが食べられると有名な店のオーナーから、パンデミックがホスピタリティに与える影響について聞きました。
この日に選んだのはレッドカラーが印象的なセットアップ。ドロップショルダー&オーバーサイズなシルエットが今っぽいコートとパンツの組み合わせは、最高級カシミアで名高いイタリアンブランド製。インのセーター&パンプスも揃いのカラーで統一することで、一見してわかる上質さをアピールしています。
■2:洗練シルエットで地味見えしないオールネイビー
911のテロから20周年を迎えた、ニューヨークの世界貿易センターを訪問。TPOを考慮し、華美過ぎず知的に見せるネイビーの装いをセレクトしました。
コート、インのタートルネック、パンツ、そしてパンプスまで全て同じ色で統一。コートはスタンドカラーにしてこなれた着こなしに。パンツのフレアなシルエットが脚長効果を叶えています。ダイアモンドのスタッズイヤリングで、顔周りに白い輝きを添えて。
■3:ゴールドジュエリーで品格アップ!ガーネットレッドのニットスタイル
英国・ウィンザー城での会議に出席した際の装いです。落ち着いたガーネットレッドのニットにペンシルスカート、パンプスのスタイルです。
リラックスしたニットのコーディネートながら、深みのあるトーンで揃えたことで、ゆる過ぎず、統一感が漂います。ニット、レザー、スエードと異なる素材をミックスしたことで奥行きが生まれ、洒落感の高い着こなしに。地金ゴールドのスタッズイヤリングやブレスレット、リングをトッピングし、シンプルながら洗練された雰囲気に。深く開いたVネックの胸元にはあえて何もつけないところに、おしゃれ上級者らしい小粋さを感じます。
メーガン妃のワントーンコーディネートをご覧いただきました。単色でも立体感を感じさせるスタイリッシュな装い、とくに自分に似合うカラーを選べば、さらに魅力的に着映えることが出来そうです。ぜひ参考にしてみてくださいね。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子