2022年10月17日、米国・ロサンゼルスで開催された、映画『Ticket To Paradise(チケット・トゥ・パラダイス、11月3日全国ロードショー)』のプレミアに出席した人権派弁護士のアマル・クルーニー。ロンドンブランドによる、レッドカラーのプリントドレスで艶やかな姿を披露しました。
夫で俳優のジョージ・クルーニーと、彼の新作など映画関連のイベントで9月あたりから世界各地に頻繁に登場し、美オーラを振りまいている彼女。モデル顔負けのスタイルと、ちょっと冒険なアイテムも果敢に取り入れるファッションセンスの健在ぶりをアピールしました。まさに天は二物を与えたというべき44歳の、インテリジェンスと華やかさが同居したスタイルを紐解いていきましょう。
■1:モードなディテールを効かせた辛口コーディネート
2022年4月29日、米国・ニューヨークで車からストリートに降り立った瞬間の一枚です。ハッと目を引くスパイシーなコーディネート。レオパードもサイハイブーツも、モードな人たちのあいだで今季人気が高まっているもの。ともにエッジの効いたアイテムながら、インに合わせたプレーンなニットワンピースが清涼剤の役割を果たして、セクシー過ぎない印象に。その知的なオーラも相まって、緩急あるクールな装いを完成しています。
■2:足元に切れ味をプラス!コンサバに収まらないニュートラルトーン
2022年4月27日、同じくニューヨークでキャッチされた際は、クリームカラーのワンピースとコートのアンサンブルで。清潔感&好感度の高い服と、収納力抜群なブリーフケースタイプのバッグが、ワーキングウーマンとしての一面を物語っているよう。足元はパイソン柄のパンプスでキリッと切れ味を添えて。ブラックのパンプスを選ばないところが、ツイストの効いたスタイルを愛する彼女らしい!
■3:デニムはシルバーの輝きでディナー仕様に
同日、ディナーに出かける際は服をチェンジ。バギーなデニムにシルバーのトゥが目を引くパンプス、クリスタルのトップスで輝きを加えて、照明の暗い店内でも存在感の光る装いに。ショート丈が軽快なブラックのジャケットで大人らしくきちんと感もキープし、絶妙なナイトアウトスタイルを楽しんでいました。
アマル・クルーニーの、知性と華が宿るエレガントな装いをお届けしました。ウィキリークス創始者のジュリアン・アサンジをはじめ、錚々たるクライアントを抱え、コロンビア大学で教授として教鞭をとったこともあるキャリア女性。プライベートでは、結婚にも子供にも興味のなかったジョージ・クルーニーのポリシーを一瞬で変え、今でもふたりはラブレターを送りあっているのだとか。
思わずため息のでるような彼女のスタイルは、その人生と同じように、視線を奪う煌めきと辛口な意外性が魅力。おしゃれのときめきを授ける装い、コンフォートゾーンを出て一歩踏みだしたいときなど、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子