日本が誇る現代アートの島に誕生した全室スイートの高級旅館が話題!
個性豊かな島々が点在する、瀬戸内。“アートの島”として世界的な知名度を誇る直島に、今年4月、「直島旅館 ろ霞(か)」は開業しました。宿は、草間彌生さんの「南瓜」のオブジェで知られる宮浦港から送迎車で数分の立地に。周囲の自然と調和した建物は、大屋根が目を引く長屋のような造りで、全11室の客室は、すべてスイートで構成されています。
なかでも1室しかない「ろ霞スイート」(写真上)は、ホームパーティやビジネスでの会合にも使えるよう、106平方メートルというゆとりのある空間にカウンターキッチンやダイニングを設置。襖で仕切られた寝室には、布団敷きに近い和モダンなベッドスタイルが採用されています。
また客室からシームレスにつながるウッドデッキには、開放感たっぷりの露天風呂も。眼前には、野趣溢れる直島の原風景が広がります。
3年ごとに開催される「瀬戸内国際芸術祭」も閉幕し、島本来の落ち着きを取り戻した館内では、随所で若手作家の現代アートに出合えます。感性を磨きながら、心豊かに過ごす島時間――。格別に贅沢です。
問い合わせ先
- 直島旅館 ろ霞
- 住所/香川県香川郡直島町1234
- TEL:087-899-2356
- 料金/1泊1室料金(朝・夕食付き)¥172,000〜(税込・サービス料別)※5名までの利用が可能
- EDIT&WRITING :
- 兼信実加子、安村 徹(Precious)