今季トレンドの「ブライドピンク」は、ぱきっと鮮やかな高揚感のあるカラーなのでまとうだけでポジティブな気持ちになれそうです。大人が取り入れるなら、ぴりっと辛口モードな装いにまとめてみて。さっそく、おしゃれセレブの着こなしをチェックしていきましょう。
■1:トゥグバ・ケメンは…知的なスーツスタイルの印象をがらっと変える起爆剤として投入
ドイツを拠点に、インフルエンサーとして活躍するトゥグバ・ケメンをハンブルクでスナップ。くっきりと鮮やかなブライトピンクは、慣れ親しんだリブタートルニットで取り入れチャレンジしやすく。知性の香る生真面目なグレーのスーツも、ブライトピンクを投入したことでぐっと新鮮さが加わり、大人の遊び心感じる装いに仕上がっています。ピンクを引き立てるべく、小物はグレーに馴染むブラックをチョイス。バッグはマイクロミニサイズでキャッチーに、シューズはピンヒールと幅広スクエアトゥのバランスが秀逸なブーツを選び、モード感を上乗せしました。
■2:ケイティ・ホームズは…小物とルージュをピンクでマッチさせ心地よいリズムを作る
今年3月、NYにていち早くトレンドのピンクを取り入れていた俳優のケイティ・ホームズ。小さくブライトピンクを取り入れ幸福感のあるスーツスタイルを作っていました。服で取り入れるのはややハードルが高い… と感じている方でも、ケイティのように小物なら主張が強くなりすぎないので挑戦しやすいです。そんな小物に合わせたのは、白のスーツ。ぱきっとした白だとピンクとのコントラストが出過ぎてしまいますが、クリームホワイトを選んだことで柔らかさが加わって、大人ならではの品の良さが両立できます。少し身体が泳ぐシルエットのジャケット、そしてサイドラインとスターラップというスポーティなディテールのパンツでこなれ感を後押し。仕上げにルージュもブライトピンクで統一し、上下にバランスよく差し色を効かせてフィニッシュ。
■3:エカテリーナ・ママエヴァは…濃淡のあるピンクでポジティブマインドをまとって
インフルエンサーのエカテリーナ・ママエヴァをパリにてスナップ。ピンクをメインとしたポジティブムード溢れる着こなしで、トレンドを満喫。ピンク×ピンクは難しい組み合わせではありますが、程よい抜け感と親近感のあるゆったりタートルニットトップスを選べば日常使いしやすいです。さらにゆとりのあるニットとふわりと広がるスカートも、リブとプリーツの畝で縦長ラインを作れば美バランス。そこに辛口なパイソン柄のブーツを合わせ、ピンクの糖度を中和。優しいブラウンなのでピンクにも馴染みやすく、優雅さもクリアしています。
トレンド「ブライトピンク」の存在が身近になる、今すぐ参考にしたいコーディネート実例をご紹介しました。旬らしさが高まるだけでなく、改めてファッションならではの高揚感を手に入れられるカラーなので、ぜひ参考にしてトライしてみてくださいね。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
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- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香