「デニムシャツ」をかっこよく旬ムードに！大人顔リッチベーシック３選【海外スナップ】

デニムシャツでつくるスタイリングは、失敗すると子供っぽくカジュアルすぎてしまう可能性も。そうならないために、おしゃれ賢者3人の着こなし術をチェックしてください。

■１：サラ・ハリスは…万能黒タートルをインして切れのいい辛口カジュアルに

四角いフォルムの黒サングラスが顔周りの引き締め効果につながっています。

2022年9月末、『VOGUE UK』エディターのサラ・ハリスがパリでスナップされたときの着こなしです。デニムシャツのインに黒タートルを合わせ、同色のデニムをコーディネートしていました。胸元が深めに開いたデニムシャツはプルオーバータイプですが、アウター代わりにもなる厚手素材です。暖かい時期のインナーはタンクトップなどでもOKですが、寒くなると黒タートルが重宝します。インディゴ×黒はセンスのよさが光る配色で、トレンドに関係なくクールなこともうれしい限り。彼女は胸元のVゾーンにブルーのストーンが付いたネックレスをプラス。これでインディゴが無骨に見えず女性らしさがアピールできます。ボトムを同じインディゴの色味のデニムでまとめたことも“スマート見え”に。

■２：ジェラルディン・ブーブリルは…デニム×白Tが清潔感あふれる軽快ムードを高めて

ポインテッドトウのショートブーツがシャープなアクセントになって新鮮です。

パリで見かけられていたのは、スタイリスト、インテリアデザイナーなど多方面で活躍中のジェラルディン・ブーブリル。白Tの上にデニムシャツと黒のナイロンブルゾンを重ね、黒レギンスでスマートにまとめていました。デニムシャツの襟元から白Tシャツをのぞかせることで、清潔感が加わり顔周りも明るく見えます。ややウォッシュのかかったインディゴと白の色合わせは、デニムシャツを1枚で着るよりクリーンな印象をつくり上げるのには欠かせません。黒いナイロンブルゾンは裏地が赤ベースのプリントになっていて、着映え力抜群でスタイリッシュです。ブーツインした黒レギンスとも一体感があり、インに着たデニムシャツの存在感を際立たせていて、理想とする爽やかな軽快ムードが叶います。

■３：クロエ・ハロウィッシュは…大きな襟のデザインはデニムに女性らしさをミックス

白ソックスと黒レギンスで、全身の着こなしにメリハリをつけています。

アパレルブランド『LOULOU STUDIO』の創設者兼クリエイティブディレクターのクロエ・ハロウィッシュをパリでキャッチ。大きな襟が特徴のデニムシャツと黒レギンス、その上にアウターとしてツイード素材のジャケットを合わせていました。襟が甘い印象になりがちなデザインですが、素材がインディゴだからこなれたカジュアルさが演出できます。こんな愛らしいタイプにはレギンスとローファーでピリッと切れよく仕上げるのがベストです。起毛感があるジャケットは、デニムシャツの着こなしをフラットに見せない役目を果たしています。2枚目のデニムシャツには、こんなタイプを選んでみてはいかがでしょうか。

デニムシャツを着こなした3人のスナップをお届けしました。インナー合わせのアレンジやデザイン性のあるものを取り入れることによって、新鮮で今っぽいコーディネートが実現できます。スナップを参考に、スタイリッシュな着こなしを楽しんでください。