1950年代のメゾン ディオールを忠実に再現!オートクチュールドレスに魅せられた女性の奇跡の物語|映画『ミセス・ハリス、パリへ行く』公開
1950年代のロンドンとパリを舞台に、戦争で夫を亡くした主人公の家政婦ハリスが、一枚のドレスに出合ったことから始まるハートウォーミングな奇跡の物語、映画『ミセス・ハリス、パリへ行く』が2022年11月18日(金)から全国公開となります。
「クリスチャン ディオール」の全面協力により、当時のメゾンはもちろん、美しいオートクチュールのドレスを見事に再現した圧巻のストーリー!この冬、Precious世代にぜひおすすめしたい映画のみどころを詳しくご紹介します。
~ STORY ~
第二次世界大戦後のロンドン。戦争で夫を亡くし、失意の家政婦ミセス・ハリス(レスリー・マンヴィル)は雇われている働き先のクローゼットで、ある一枚のドレスに出合う。それは、これまで見たこともなかったクリスチャン ディオールのオートクチュールのドレスだった…。500 ポンドもするというそのドレス(当時の500ポンドの価値は、日本円にして現在の250~400万円)に一瞬で心を奪われたハリスは、パリにあるメゾン ディオールへ、オートクチュールのドレスを買いに行くことを決意する。
なんとか集めたお金でパリへと旅立ったハリスは、ディオールの本店へと向かう。だが、オートクチュールのショー会場は、上流階級専用のショールーム。誰しもが入れるわけではない。受付で威圧的なマネージャーのコルベール(イザベル・ユペール)に、分不相応なハリスは追い出されそうになる。
果たして、ハリスは夢のドレスを手にすることができるのか…。新しい街、新しい出会い、そして新しい恋?夢をあきらめなかった彼女に起きる、素敵な奇跡の物語。ハリスから勇気をもらえる、この冬一番のハッピーストーリーとなっています。
英仏を代表する女優の共演!注目の話題作がいよいよ日本公開
主人公のハリスをチャーミングに演じたのは『ファントム・スレッド』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたイギリスの名女優レスリー・マンヴィル。そして「クリスチャン ディオール」のマネージャー役には、フランスの実力派女優イザベル・ユペールと、英仏を代表する女優が共演!
ポール・ギャリコによる小説『ハリスおばさんパリへ行く』原作、全米公開で1,000館以下の公開作としては唯一トップ10にランクインするなど、注目の話題作がいよいよ日本公開となります。
1950年代のメゾン ディオールを忠実に再現!オートクチュールドレスなど見どころ満載
本作は「クリスチャン ディオール」の全面協力により、20世紀半ば、栄光の絶頂期にあるメゾン ディオールに焦点を当て、当時のメゾンやドレスの数々を忠実に再現。
オートクチュールのショーの場面では、1950年代の「ディオール」のオリジナルデッサンや作業帳、またクリスチャン・ディオール氏のデザインパターンなどのアーカイブにアクセスし、当時のショーの様子も含め、忠実に再現。
さらに、「ディオール」から宝石や帽子、靴の提供を受け、当時の『ディオール ルック』を見事に再現することで、より見ごたえのあるシーンが完成しました。
アンソニー・ファビアン監督 & 主演のレスリー・マンヴィルからメッセージ
ハリスを演じた主演のレスリー・マンヴィルは、この映画について、以下のようにコメントしています。
「彼女は、とてもパワフルなの。力強い人なのよ。ドレスは、実現不可能だと思えることをやり遂げることができるという事実を象徴している。夫の死を乗り越えて、自らの運命を決定する一人の女性として立ち上がることを表しているの。上流階級ぶった横柄な態度を打ち砕き、誰もが大切な存在であることを証明した。人に勇気を与える素晴らしい物語よ」
最後に、本作の監督を務めたアンソニー・ファビアン氏のコメントもご紹介します。
「僕たちは今、非常に困難な時代に直面している。苦難や闇から逃げ出したいと、みんな思っているよね。『ミセス・ハリス、パリへ行く』は、その機会を人々に与えてくれるんだ」(一部抜粋)
映画『ミセス・ハリス、パリへ行く』は、2022年11月18日(金)より全国公開です。(配給:パルコ ユニバーサル映画)
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- EDIT&WRITING :
- 松野実江子