脇役になりがちなタートルニットですが、インパクトある色や柄、デザインにこだわると、着映えあるコーディネートができ上がります。使い勝手がいいので、お手本のスナップを参考に日常のおしゃれに取り入れてみましょう。

■1:オリビア・パレルモは…白シャツを上から羽織ってコントラストをつけた着映えレイヤードに

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装いがシンプルなので、ネックレスやリングは大ぶりデザインのものがベストバランスに。

この方をなくしては語れない!というほど、おしゃれ海外スナップの常連であるオリビア・パレルモ。2022年10月頭にパリでキャッチされていた日は、赤タートルの上に白シャツを重ね、黒パンツを合わせていました。メリハリのつく3カラーの組み合わせがシャープなムードを生み出しています。コンパクトサイズの赤タートルはパンツにインして、すっきりと。その上からジャケット風に白シャツを羽織ると、アクティブさが演出できます。タートルの上に大きめサイズのシャツを重ねるテクニックは簡単に軽快さが際立つので、ぜひお試しになってください。

■2:ジュリア・ハッジュは…凹凸のあるジャカード柄でスカートの装いに華やぎインパクトが加わって

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ヘアをまとめているので、フープピアスが際立ちます。女性らしさが加味できます。

インフルエンサー、ジュリア・ハッジュが2022年10月上旬、パリでスナップされたときの着こなしです。シルバーグレーのジャケットに同色のタートルニットをインにして、ボトムにオーガンジー素材のスカートをコーディネート。インのタートルには立体感のあるジャカード柄を投入し、自然と視線が集まるインパクトを放って無難にまとまっていません。肩パットが入った構築的なジャケットの存在感を光らせるためには、フィット感あるタートルですっきりまとめるのが大正解です。シルバーグレー×黒で上品かつ落ち着いた印象に仕上げたことも、洗練のドレスアップが実現します。

■3:リンダ・トールは…構築的なデザイン×シックなサンドベージュなら辛口モードが完成

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トップスと同じカラーのハウンドトゥース柄のチェーンバッグで華やいだムード全開に。

ブランドコンサルタントかつ人気ファッションインフルエンサー、リンダ・トールは、N.Y.で見かけられていました。肩から袖にかけて立体的なシルエットができ上がるタートルニットを、タック入りパンツでスマートな佇まいに。あまり主張がないパンツによってデザイン性のあるタートルニットを際立たせ、上半身の魅力を全開にアピールしています。襟がストンと立ち上がり、スキントーンに近いベージュという一着は、顔周りのすっきり見えにも。また肩が張っていたり二の腕が気になる方は、こんなボディラインを拾わない立体感あるタートルで体型カバーすることをおすすめします。


色&柄のタートルニットをかっこよく着こなした3人にスポットを当てました。3人とも上半身の存在感をしっかりアピールして、着映えコーディネートをつくり上げていました。寒い日にも最適なので、上半身に華やかさをもたらすタートルニットをヘビーローテーションさせてみてください。

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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
佐野有紀