『Precious』本誌のほか、ファッション誌を中心に人気スタイリストとして活躍する望月律子さん。望月さん自らがコーディネートしてくれるファッションレンタルサロン「Allons-y(アロンズィ)」のオーナーでもあります。本連載ではサロンでひとりひとりと対話するなか望月さんが実感した、大人の女性のファッションの悩みにこたえるべく、今求められているおしゃれアイデアや着こなしをご提案します。
第16回は「甘すぎないフリルブラウス」を使ったドレスアップにクローズアップ。「今シーズンもまだまだ人気の甘いブラウスですが、目立つフロントにフリルがあると大人は躊躇してしまうかもしれません。また普段シャープな服が好きな人も、なかなか手に取らないアイテムですよね」(望月さん)
年齢が増していくにつれ、胸もとにフリルがあるアイテムには気恥ずかしさもあり、だんだん遠のいてしまう人も…。「でも背中や袖など、部分的にフリルがあしらわれているデザインを選べば、取り入れやすいのでおすすめです!」(望月さん)
一点投入でトレンド感も漂わせることができる「甘すぎないフリルブラウス」のドレスアップ術を、望月さんのコーディネートとともにご紹介します。
■1:ベーシックなシャツ+パンツに「ひと技」効かせて
「正面から見ると、とてもシンプルな白シャツ。でもバックにあしらわれたフリル効果で、横から見てもドラマティックな表情に」(望月さん)
前後で印象が全く違うデザイン。その意外性に、おしゃれ心がときめきます。
「こんな甘いブラウスに合わせるボトムはあえて、ピンストライプのマニッシュなパンツを選びました。基本は男前なルックですが、フリルの効果で洒落感が高まります」(望月さん)
■2:「袖のみフリル」が大人にふさわしい甘バランスを演出
「華やかな袖と、前後の長さが異なる裾が特徴のチュニックブラウス。淡いブルーの色味に、スモーキーなトーンのバッグと白パンツを合わせて、甘過ぎない印象に仕上げました」(望月さん)
淡色の優しげな配色に袖口のフリルが程よいアクセントプラス。落ち着いたなかにプレイフルなエッセンスが感じられるコーディネートです。
人気スタイリストの望月律子さんに、大人の着映えが叶う「ちょっとしたおしゃれのコツ」を指南いただく連載。第16回は、「甘すぎないフリルブラウス」のドレスアップ術にフォーカスしました。
まとうだけで簡単に華やぎ感を演出できるフリルのブラウス。部分的なデザインでも着映えるので、ぜひドレスアップに活用してみてくださいね。
●この企画で掲載しているアイテムは望月さんのレンタルサロン「ALLONS‐Y」でレンタル可能です。
望月さんのInstagramにもご注目ください!
思わず「真似したくなる! 」着こなし提案がたくさん見られる、望月さんのインスタグラムも好評です。ぜひフォロー(ユーザー名:ritsukomochizuki)して、日々のスタイリングの参考にご活用ください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子