今年発表された新作ウォッチのなかから、プレシャス世代にふさわしい名品をカテゴリーごとに選出する「Precious ウォッチアワード 2022」。5回目となる今年は、これまで以上に秀逸な作品が出揃いました。
今回は「ジェンダーレスウォッチ賞」に輝いた、ゼニス『クロノマスター オープン』をご紹介します。
「Precious ウォッチアワード 2022」審査員
今回も、高い審美眼と知識をもつ7名の審査員が吟味を重ね、珠玉の一本を選び抜きました。
【ジェンダーレスウォッチ賞】名品ムーブメントの一部をのぞかせた、スタイリッシュクロノグラフ|ゼニス『クロノマスター オープン』
時計をジェンダーレスに楽しむことが当たり前となった今ですが、世界屈指の名門マニュファクチュール「ゼニス」は、20年以上も前に「女性があえて大ぶりの時計をつけるのがクール」という新たな概念を生み出し、リードし続けてきた立役者です。2022年はブランドが誇る名品ムーブメント「エル・プリメロ」を搭載した『クロノマスター』コレクションを意欲的に拡充。なかでも、「エル・プリメロ」の鼓動を外から目で楽しむことができる『クロノマスター オープン』が、この部門のトップを制しました!
「ゼニス」の、そして時計界の至宝といえるこのムーブメントを、ダイヤルの一部をオープンにすることでデザインの主役へと昇華。1969年に発表された伝説的クロノグラフ『A386』の、アイコニックで洒脱な3色のインダイヤルデザインを継承し、スポーティでいながらエレガンスをも漂わせるラグジュアリースポーツウォッチに仕上げました。
グラマラスなケースサイズでいながら極上のフィット感をもたらすのは、ゆるやかに湾曲したラグの形状。リュウズにはブランドのシンボルの「ゼニススター」を刻印。
搭載されている「エル・プリメロ 3604」は、なんと1/10秒まで正確に計測できるという高精度クロノグラフムーブメント。ゼンマイを巻き上げる動力を生み出す、半円形の「ローター」という部品にも、「ゼニススター」が誇らしげに輝く。
「ネイビーとグレージュが効いたインダイヤルに赤みの程よいローズゴールドなど、包容力を感じる時計。年々洗練度を高める“ゼニス”の『今』を感じさせる」(守屋美穂)
ニュアンスカラーのインダイヤルとオープンハートが絶妙なバランスで配置されたダイヤル。ケースのローズゴールドとストラップのネイビーの組み合わせが、リッチ感と知性を同時に漂わせ、ハンサムウーマンな手元へと導く。
「この名品ムーブメントを男性だけのものにしておくなんてもったいない! ムーブメントの動きが文字盤側から見える装飾的なデザインなので、女性がつけても映えるはず」(本間恵子)
「40mmを切ったケースサイズで、グッと女性にも近づいた印象。物語のあるムーブメントをダイヤルデザインの核に据えた稀有な個性が光ります」(守屋美穂)
※掲載した商品は、すべて税込価格です。
※文中の表記は、RG=ローズゴールドを表します。
問い合わせ先
- PHOTO :
- 久富裕史(N°2/人物)、池田 敦(CASK/静物)
- STYLIST :
- 押田比呂美(人物)、関口真実(静物)
- HAIR MAKE :
- 三澤公幸(Perle)
- NAIL :
- 米倉瑠花(uka)
- MODEL :
- 立野リカ(Precious専属)
- EDIT&WRITING :
- 岡村佳代、安村 徹(Precious)