忘年会、クリスマス、年末年始のイベントと、お出かけの予定も多くなるシーズン。「絵になる」赤いニットを主役に、こってりしすぎず切れのいい辛口エレガンスのコツをご紹介します。
■1:ダイアン・バトウキナは…黒のブーツインスタイルでどこまでもシャープなシンプルモードに
フランス在住、世界を旅するインフルエンサーとして人気のダイアン・バトウキナ。パリでキャッチされていたときは、赤いタートル以外のアイテム、チェスターコート、パンツ、小物をすべて黒で統一していました。黒の中で一点映える赤が、鮮やかなインパクトになって女性らしさをアピールしています。黒×赤の着こなしはともすると老けて見えてしまったり、コンサバに見えてしまうこともありますが、こんなシャープなアイテム合わせならそんな心配はありません。ベーシックながらアクティブさもあるブーツインスタイルは、こんな着映え配色に仕上げると大成功。年末年始らしさも十分な赤ニットは、この時期にこそ取り入れて旬のムードをアピールするのがおすすめです。タートルの襟元を折り返さずにそのまま立てた状態で着るアレンジも、より切れよく見せてくれます。
■2:イネス・チチェポルティチェは…ボーダー×インディゴで美人オーラ全開の冬マリンが実現
インフルエンサーのイネス・チチェポルティチェは、ファッションウィーク中のパリでSNAPされていました。赤がベースのボーダーニットにブーツカットの美脚デニム、ベレー帽という華やかカジュアルで颯爽と。赤と濃い目のインディゴは相性がよく、正統派の秋冬カジュアルにぴったりで、クリスマスムードを感じさせます。ボーダーの太さが違うランダムなことも、ハイセンスなニュアンスとなっておしゃれ度がクラスアップできます。秋冬に取り入れるボーダーニットは、爽やかなマリンっぽい雰囲気が漂い、上半身だけで華のある印象に。ベレー帽によっておしゃれの完成度を高めているところも、見逃せません。
■3:アリス・バルビエは…タイトなタートルニットは×レザースカートなら切れよく華やぎ力をアピール
カップルインフルエンサーとしてさまざまなSNAPの常連、アリス・バルビエの着こなしです。パリでのこの日のコーディネートは、朱赤のリブタートルにレザーのロングスカートを合わせていました。ボディラインにぴったりフィットするリブタートルは、女性らしさを強調する定番的存在ですが、赤だとより一層フェミニン度が高くコンシャスさが漂います。合わせたレザースカートも、ロング丈のAラインなので迫力あるモードスタイルが完成。フィット&フレアの美姿スタイルのメインアイテムのニットが、彩りの美しい赤だから着映え効果は抜群です。センター分けでタイトにしたヘアも、こんなモードな着こなしにお似合いなので、ぜひお手本にしてみてください。
赤いニットで着映えスタイルをつくっていた3人にスポットを当てました。難しい赤を3人とも切れよく、今っぽくアレンジしてさすがです。これからのホリデーシーズンにぜひ取り入れてみてください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀