2022年12月5日、ロンドンのロイヤルアルバートホールで開催された「ファッションアワード2022(Fashion Award 2022)」。そのレッドカーペットにリチャード・クインによるベルベットのミディドレスで登場したギリシャの「マリア=オリンピア王女」。9月に亡くなったイギリスのエリザベス女王は、クインのショーのフロントロウに登場したことがあり、彼は女王と関係の深いデザイナー。王女はそのクインの作品を着用し、エリザベス女王へ弔意を示しました。
ニューヨーク大学を卒業後、モデルやソーシャライトとして活動。フレッシュなイットガールとして、話題のイベントで注目を集める26歳の最新スタイルを紐解いていきましょう。
■1:タイムレスなシックさ!ホームパーティにぴったりな異素材ミックス
2022年11月29日にロンドンで開催されるたファッションブランドによるチャリティイベントに出席。クリームカラーのニットとシャンパンカラーのサテンドレスのコーディネートです。ニットのリラックスしたムードで、カジュアルなパーティに最適なスタイル。ベルベットのショートブーツがエッジーなスパイスを効かせています。
■2:ジュエリーはブレスレットのみ!1枚で着映えるフェミニンドレス
2022年6月9日、同じくロンドンのサーチギャラリーで開催されたジュエリーブランドの展示会。そのオープニングレセプションに出席した際はとろみ素材のミディワンピースで登場しました。やや裾に向かって広がるシルエットで、ミニマルながら上品フェミニンな一着。ほぼノージュエリーに、ナチュラルなダウンスタイルのヘアが持って生まれた洗練を際立てています。足元はブルーに輝くヌーディなサンダルで華やかに。
■3:光を集めて眩しい煌めき!ホワイトの魅力を存分に堪能
パリファッションウィークにて、自身がキャンペーンに登場しているラグジュアリーブランドのショー会場に登場。ハイネックにティアードスカートのコーディネートは、光沢感ある素材が洗練の決め手。ブーツやバッグはブラックでキリッと切れ味を添えて。
マリア=オリンピア王女の、着映え効果の高いホワイトワントーンスタイルをお届けしました。いつもやや半開きの唇、しっかり巻いたりせず、自然なウエーブのブロンドヘア…と、ニュアンスあるチャームポイントが小粋で今っぽく、ロイヤルファミリーのなかでもあか抜け度抜群な王女。まだ少女の面影も残るものの、そのスタイリッシュな存在感は既に世界のモード界を魅了。個性的なプリンセスの美貌は、これからますます花開きそうです。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子