取り入れるだけで、シンプルな装いをグッと新鮮にしてくれる旬色。2023年のカラー・オブ・ザ・イヤー「ビバ・マゼンタ」で明るく着映えた3名のファッション賢者の装いをチェックしていきましょう。
■1:サラ・ジェシカ・パーカーは…ロング丈のレイヤードで躍動的な色を強調
2022年11月10日にニューヨークで、ドラマ「And Just Like That」のセットにいる女優のサラ・ジェシカ・パーカーをキャッチ。マゼンタトーンのワンピース、カーディガン、コートの3アイテムを全てロング丈で揃えて大胆なバランスに。ワンピース以外はグレー系の抑えたトーンを選ぶことで、旬色がより魅力的に映えています。コートには同系色のピンクがチェックに用いられており、さりげなくリンク。足元にマニッシュなフラットシューズを選び、洒落感高い甘辛ミックスコーデを完成。
■2:カイル・リチャーズは…華やか小物でオールブラックを新鮮にクラスアップ
2022年12月31日、コロラドのアスペンで撮影されたカイル・リチャーズ。ダブルブレストのシアリングジャケット&ブーツ、ニット帽の暖かそうな装いです。しっかりしたショルダーにゴツめのブーツでメンズライクな着こなしにフェミニンさを加えつつ、にキリッと切れ味を加えているのがマゼンタカラーの品格バッグ。ブラックのほかに、ブラウン、グレー、ネイビーなどベーシックトーンの装いに添えるだけで、小気味いいアクセントを添えてくれます。
■3:マリー・ヒンドキャールは…冬の凛とした空気に映えるメリハリコーディネート
2022年11月15日、アイスランドのレイキャビクで、デンマークのファッションメディア『COSTUME』でビューティディレクターをしているマリー・ヒンドキャールを撮影した一枚です。マゼンタトーンのダウンジャケットが主役のコーディネート。気温の低さもパワフルな色味で一瞬忘れてしまいそう。マフラーも同じトーンのストライプを合わせて、色の魅力を堪能しています。足元は暖かそうなボリュームブーツで、アウターとバランスを合わせて。
2023年のトレンドカラー「ビバ・マゼンタ」を取り入れた装いをご覧いただきました。鮮烈な色味なだけに、まずはバッグなど面積の小さいアイテムから取り入れて、慣れたらワンピースやアウター…、とステップアップしてもいいですね。新しい自分に出会えそうな華やか色、ぜひ挑戦してみてください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子