コートやジャケットの襟元にブローチを付けて、ベーシックな装いを新鮮に見せるテクニックをマスターしましょう。愛用していたおしゃれファッショニスタ3人のスナップをご紹介します。
■1:ティナ・ハーゼは…キャメルコートにリッチさを加味するゴールドの輝き
デジタルクリエイターとして活躍するティナ・ハーゼがベルリンでキャッチされたときのスタイル。キャメルのコートのインナーにはワントーン、カラーの薄いワンピースを合わせて、逆に足元はブラウンのブーツで引き締めていました。コートの胸元に光るゴールドのブローチが、上品なインパクトに。キャメル×ゴールドのエレガント配色が実現。ネックレスで輝きをプラスするアレンジより、センスがよく華やぎをアピールできます。かえってブローチにより新鮮味が光り、落ち着いたコーディネートの今っぽいニュアンスに。
■2:アレクサンドラ・ラープは…ロゴタイプなら定番ジャケットがこなれた旬ムードに
デュッセルドルフでスナップされていたのは、ドイツのインフルエンサーアレクサンドラ・ラープ。ジャケット×カットソー×デニムというリッチカジュアルに、ブランドロゴのブローチを飾っていました。シンプルなジャケットに輝きのあるロゴがこなれムードを生み出しています。シンプルかつハンサムなジャケットスタイルにはなかなかおしゃれエッセンスをプラスすることが難しいですが、ブローチならひとつ加えるだけで簡単です。シルバーのネックレスと色を合わせているところも統一感があって、きれいめカジュアルの洗練度が高まっています。
■3:エリーザ・ダヴィティは…ジャケットのワンポイントによって軽快さが際立って
インフルエンサーであり自身がプロデュ―スするアクセサリーブランドを運営するエリーザ・ダヴィティが2022年10月パリで見かけられたときの着こなしです。ネイビーのジャケットとミニボトムにサイハイブーツを合わせていました。エナメルのサイハイブーツがエッジィすぎないよう、ジャケットが主役の装いは白Tやキャップでスポーティーさを演出しています。面積があるジャケットにワンポイントで付けたブローチが、間延びして見えないような好バランスに。首元に重ねづけしたパールとも喧嘩せず、お互いを生かすような役目を果たしていてさすがといえます。
おしゃれファッショニスタの間で人気沸騰中のブローチのアレンジ術をお届けしました。ひと昔前の付けこなしではなく、3人ともこなれたカジュアルにリッチさを加味していました。スナップを参考にして、取り入れてみてください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀