2023年1月24日、イギリス王室のユージェニー王女が第二子を妊娠していることをインスタグラムで発表。個人のアカウントをもち、発信している数少ない王室メンバーのひとりである王女は、第一子が誕生した際もSNSで早々にシェア。型破りと思われる行動も、古い王室の伝統からの脱却であり、現代的であると評価も上々のようです。
故エリザベス女王の第三子、アンドルー王子とセーラ・ファーガソンの次女であるユージェニー王女。父親似の姉、ベアトリス王女のほか、個性的な王室メンバーの影で、決して目立つ存在ではありません。しかし、2018年10月のジャック・ブルックスバンクとの結婚式では「自分を助けてくれた人たちに敬意を示し、ほかの患者たちに勇気を与えたい」と、12歳の時に受けた脊柱側弯症の手術痕が見えるドレスを選択。インスタグラムのアカウントには、フォロワー173.1万人(2023年2月6日現在)を抱え、その意志ある発信力の強さも彼女の魅力です。チャリティ活動にも熱心な32歳のスタイルを紐解いていきましょう。
■1:キーホールネックがモダンに導く可憐なフローラルプリント
ロンドンのレストランから出てくる様子をスナップ。透け素材に色香漂うブラックワンピースは、清々しいブルーの花柄が華やか。ガーリーな一枚にキリッと切れ味を加えているのが、フロントのキーホールデザイン。小物もブラックで統一してシックにまとめています。
■2:暗い照明に映えるトレンドの肌見せワンピース
ロンドンのメイフェアにある会員制クラブ、アナベルズでナイトアウトを楽しんだ様子の王女。大人のラグジュアリーな社交場には、シアー素材&肩のカットアウトが特徴のワンピースをセレクト。デザイン性の高い一枚には、ジュエリーはイヤリングのみで潔く。パンプスのモダンな甲のデザインが全身の洒落感を高めています。
■3:ボールドな柄はミニ丈で軽快に着こなして
ロンドンで開催されたレセプションに出席。1&2と同じく、ダークカラーのベースにフローラルプリントのデザインですが、大きめ柄でグッと華やかな雰囲気です。詰まった襟元に長袖で上半身はコンサバ感を漂わせつつ、ボトムはミニスカートでアクティブなオーラを放って。
チャールズ国王の姪「ユージェニー王女」のフローラルプリントワンピースの装いをご覧いただきました。大学入学資格試験の前段階であるASレベル試験で優秀な成績を収め、アート界でキャリアを積むなど、インテリジェンス漂うプリンセス。モード過ぎない落ち着いたスタイルは、地に足がついた、王女の人となりを表しているようです。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子