エッジー過ぎずどこかクラシカル、タイムレスで気品をたたえた着こなしが大人気のキャサリン皇太子妃。対してメーガン妃は、ミニマルで程よくトレンドを取り入れた、モードなコーディネートが支持されています。
公務ではヒール細め＆高めのパンプスを履くことがほとんどの2人。脚をさらに美しく見せる足元で、背筋をまっすぐに伸ばし歩く姿は優雅そのもので、憧れてしまいますよね。とはいえ、T.P.O.によってはカジュアルなスニーカーを履くことも。今回はちょっとレアな足元のコーデにフォーカス。ローテクスニーカーで全身をこなれた雰囲気にスタイリングした、6ルックをご覧ください。
キャサリン皇太子妃は…襟のあるジャケットやシャツに合わせたミックスコーデ
■１：白の足元でダークな辛口カラーリングを洒脱な印象に
ロンドンスタジアムで開催されたイベントでの装いです。エメラルドグリーンのキュロットに、同じくグリーンのリブニットセーター、白いスニーカーを組み合わせて。実はこの3点、ブランドは違いますが、全てプチプラアイテム。スニーカーは、イギリスの某スーパーが展開するもので、とても親近感あふれるルックです。もちろん、皇太子妃ですから、スタイリッシュさはしっかりキープ。スニーカーはグリーンのストライプがサイドにあしらわれたデザインで、服とリンクしています。ネイビーのジャケットはカナダブランドのもので、着こなしにきちんと感を添えてクラスアップ。
■２：装いに馴染んで爽やかさを引き立てる素朴なローテク
ロンドン・チェルシー地区全体で開催されるフラワーショーへ。白のブラウス、ベージュのキュロットにクラシックなスタイルのスニーカーの装いです。ナチュラルなトーンに軽快な足元が馴染んで、洗練されていながらもリラックスしたムード。フラットなスニーカーはバランスが気になりますが、ハイウエストのボトムを選び、ベルトでウエストマークすることによって、スタイルアップを叶えています。
■３：存在感あるジャケットをクロップトデニムとともにカジュアルダウン
ロンドンにある自然史博物館を訪問。フレンチブランドによるパウダーオレンジのジャケットは、デザイン性の高い襟と袖口が特徴です。インナーは白を選んで爽やかにスタイリング。それとリンクするように足元も白のスニーカーで軽やかにまとめて。サイドにあしらわれたローズゴールドのディテールが、デニムスタイルにフェミニンさを添えています。
メーガン妃は…ブラックパンツ＋モノトーンでスポーティ＆モードに
■４：アウトドアルックに足元からさりげなく小粋さを香らせて
ハリー王子とともにアベルタスマン国立公園を訪問。アウトドアなネイビーのレインジャケットに、ブラックのスキニーデニムをコーディネートして。一見シンプルなルックですが、スニーカーはラグジュアリーブランドとスポーツブランドのコラボアイテムをセレクト。フロントはベーシックですが、バックから見るとヒールにあしらわれたネイビーとボルドーのストライプが効いて、装いの洒落感を高めています。
■５：人気のサステナブルなスニーカーでとことんスポーティに
オーストラリアのシドニーで開催されたイベント2日目の様子です。イベントジャケットを羽織り、スニーカーを着用。スニーカーは、3でキャサリン皇太子妃も履いていた、サステナブルなモノづくりで人気のフランスブランドのもの。特徴的なサイドのディテールは、ブラックを選んで統一感ある着こなしでシャープにまとめています。
■６：スポーツブランドのシューズで快適さとモードを両立
ベビーシャワーのためにニューヨークに滞在。空港へ向かうためにホテルを出てきた際のエアポートルックです。レギンスにフーディー、そして足元は全てブラック。ニットのアッパーでソックスのように足にフィットし、クッション性のあるインソールによって安定感と動きやすさが特徴のスポーツブランドによるスニーカーをセレクトし、心地よいスタイルながら、シックなムードが漂います。さらにキャメルコートを羽織ってきちんと感をプラス。
キャサリン皇太子妃とメーガン妃の「スニーカーコーデ」をご紹介しました。いつもより力の抜けた、カジュアルなスタイルが新鮮ながら、品格やエレガンスが漂うのはさすが。エッジー過ぎるフォルムやカラフルなものを避け、大人の装いにするフィットするプレーンなデザインを選ぶのが、ロイヤル風に品よくまとめるポイントのようです。
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- TEXT ：
- Precious.jp編集部
- PHOTO ：
- Getty Images
- WRITING ：
- 神田朝子
