ちょっとデザイン性のあるアウターなら、絵になるスタイルが実現し、おしゃれの完成度が高まります。半端丈の袖がスタイリッシュなアウターのスナップを参考に、マンネリになりがちなコーディネートを打破してみませんか?
■1:ユスチナ・ツェルニアクは…ストール付きの技ありデザインで洗練された着こなしをつくり上げて
インフルエンサーのユスチナ・ツェルニアクは、ミラノファッションウィークのときにスナップされていました。オフホワイトのストール付きコートに、ワントーン濃いニットと同系色のパンツというリッチな配色で肌寒さを感じる春のホワイトコーディネートに。袖丈が短いデザインのコートに、レザーのロンググローブがシャープな引き締め役を果たしています。グローブの上にピンキーリングをつけたハイセンスなテクニックにも注目です。彼女の場合、グローブとパンプスを黒で統一していて、×白とのコントラストな色合わせも切れのいい辛口エレガンスを印象づけています。
■2:エリカ・ボルドリンは…スポーティーなディテールなら軽快な旬モードが完成
インフルエンサーで自身のスキンケアブランドを手がけるエリカ・ボルドリン。ミラノで見かけられた日は、ポンチョタイプのアウターを愛用していました。インはブルーのニットと同じカラーリングのデニムでスマートカジュアルに。オーバーサイズで袖もボリューム満点の個性派デザインは、1枚で主役になる存在感十分です。シルバーのスナップボタンやジップ使いがアクティブさを盛り上げています。彼女はウエストのドローストリングをそのまま垂らしたままで形を変えて着ていませんが、ウエストを絞って着こなしてもスタイリッシュに決まるデザインです。ネイビーとブルーというトーン違いの爽やかな色合わせも新鮮な仕上がりにひと役。
■3:ぺトラ・ディーナーズは…シンプルアウターには印象的なカラートップスで絵になるインパクトを
ファッションブロガーのペトラ・ディーナーズがデュッセルドルフでキャッチされたときの着こなしです。グリーンのざっくりタートルにパンツとコートを黒でまとめていました。半端丈のコートから袖がのぞくので、インナーは、かならずコートの色とかぶらないことが大前提です。こんな鮮やかなグリーンなら黒とのモード配色でメリハリもつき、着映え効果にも。さらに袖の短さによって軽快さを強調できます。またノーカラーなので、タートルニットで首元にボリュームをつけたのも大正解。
半端丈袖のアウターを今っぽく取り入れていた3人のファッショニスタにスポットを当てました。まだまだ夜は冷え込むこの時期、1枚で着映えしたモードスタイルができ上がるので、参考にしてください。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀