Y2Kと呼ばれる、2000年代風ファッションのトレンドの盛り上がりとともに、人気が再燃しているカーゴパンツ。ゆるっとカジュアルなシルエット&ポケット、のカジュアルなデザインなだけに、大人が上手に取り入れるには品格アイテムをプラスして、クラスアップさせるのがポイント。カーゴパンツをシックに着こなしていた3名をチェックしていきましょう。
■1:グレース・ガネムは…ヴィヴィッドカラーでプレイフルに。大人のこなれカジュアルを完成
2023年2月25日、ミラノファッションウィークでキャッチされた、レバノン出身の微生物学者でインフルエンサーのグレース・ガネム。チノパンツ感覚で取り入れられるベージュのカーゴパンツに鮮やかなカラーをトッピングして、華やかにコーディネートを盛り上げています。トップスは襟付きのフリルシャツ、足元はレザーパンプス、そしてステイトメントバッグを持つことによって、カーゴスタイルにクラス感をプラス。エッジーながらもリュクスなコーディネートに仕上げています。
■2:エミリー・シンドレフは…ワントーンでまとめてデニムonデニムをシックに昇華
2023年2月23日、同じくミラノファッションウィークでスナップされたコペンハーゲン在住スタイリスト、エミリ・シンドレフ。今季、感度の高い人のあいだで注目されている、上下ともにデニムを合わせたコーディネートで登場しました。これがフィットするシルエットのボトムだと、やや古臭くなってしまうものの、抜け感あるカーゴパンツなら今どきな印象に。バッグもデニム素材で統一しミニマルにまとめています。
■3:ホリー・メルセデス・ピータースは…モードなデザインを最旬カラーでクラスアップ
2023年1月31日、デンマーク・コペンハーゲンに現れたインフルエンサーのホリー・メルセデス・ピータース。裾絞りのクロップト丈で、デザイン性の高いカーゴパンツは、ラフ過ぎないムードでスタイリッシュ。キルティングジャケットとバッグは、今季も人気継続中のライラックを選んで、パンツのカーキと柔らかく今っぽい配色に。フェミニンさとハードさのバランスがちょうどいいコーディネートを完成。
注目のカーゴパンツを、大人にふさわしいシックカジュアルに仕上げたコーディネートをご覧いただきました。いつものデニムからスウィッチするだけでぐっと今どき感がアップするアイテム、ぜひトライしてみてください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子