その美しさで注目を集めるスウェーデンのカール・フィリップ王子と2015年に結婚し、王室入りを果たしたソフィア妃。笑うとのぞく、すきっ歯とブルーアイがキュートな印象の女性です。元モデルで、過去にはセミヌード写真を撮影、リアリティ番組に出演したことも。そんな奔放な経歴も魅力の一部、と王子が惹かれてしまうのもわかる、コケティッシュさの持ち主です。2021年3月にはジュリアン王子を出産し3児の母親となった38歳の、華のある着こなしを紐解いていきましょう。
■1:視線を奪う煌めき!瞳の色とリンクするブルー
2022年10月12日、ストックホルムでオランダ王室を招いたコンサートを開催。緩やかなドレープを描くシルエットと光を受けて輝くラメが美しい、ブルーのドレスを着用。透明感溢れるグラデーションが白肌を引き立てています。ゆるいローポニーのヘアスタイルがこなれた雰囲気を演出。
■2:グレージュの花柄に太ベルトでボールドなアクセントを
2022年3月25日にストックホルム市庁舎で開催された、ソフィアへメット大学の卒業式に出席。シックな花柄ワンピースにダブルバックルの太ベルトで切れ味を効かせて。ベルトやパンプスを明るいブラウンで統一し、品格ある印象に仕上げています。
■3:プリンセスらしい柔らかなカラーリングで優美に
同じくソフィアヘメット大学で行われた拒食症からの回復に関するシンポジウムに出席。センタープリーツの入った、きちんと感あるパンツスタイルながら、ピンクとホワイトの配色でフェミニン。グレージュのトップハンドルバッグが品よくスタイルをまとめています。
2023年4月3日、ニューヨークで開催された「世界ディスレクシア会議」でイギリス王室のベアトリス王女とフィリップ王子とともに再会したソフィア妃。フィリップ王子とベアトリス王女は実は失読症という共通点があり、このスウェーデンのロイヤルカップルは「ベアトリス王女と、ディスレクシア(読み書き困難)が活躍できる社会を目指し、再び取り組むことを嬉しく思います」と王室公認インスタグラムアカウントのストーリーで想いをシェアしました。バッシングを乗り越え、今や国民のアイドル的存在であり、「ソフィアヘメット病院」の名誉院長を務めるなどチャリティ活動にも力を入れています。周りに笑顔が連鎖するようような、優しげでエレガントな着こなしに、好感度が高いのも納得です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子