【目次】

結婚式仕様にスタイリング「ダウンスタイル」【3選】


ウェットなツヤでフォーマル感アップ

仕上がり

仕上がり

エイジングやダメージが原因で、トップはペタンコにつぶれるのに、毛先は広がってまとまらない…という人におすすめのウエットヘアは、バームとオイルのダブル使い。ブロー後、毛先7cmほどにオイルをつけて広がりを抑えたあと、バームを指先にのばし、ボリュームが欲しいトップ部分をつまめば、理想のトップふんわり&毛先しっとりスタイルが完成。

いつものスタイリング

アレンジ前

あご上5cmのショートボブ。いつものドライなスタイリングでは、トップはつぶれてボリューム不足なのに、毛先はカラーリングのダメージでパサついて広がり、まとまらないのが悩み。

<STEP.1>中間〜毛先にオイルを塗布する

オイルを3滴ほど両手に広げ、内側から手ぐしを入れて毛先7cmほどにオイルを塗布。オイルが残った手で髪の表面も軽くなでる。

オイルを3滴ほど両手に広げ、内側から手ぐしを入れて毛先7cmほどにオイルを塗布。オイルが残った手で髪の表面も軽くなでる。

<STEP.2>トップをバームで立ち上げる

小豆1粒分のバームを指先に薄くのばし、ボリュームが欲しい部分をつまんで根元に軽く立ち上がりをつけると、ふんわりフォルムに。

小豆1粒分のバームを指先に薄くのばし、ボリュームが欲しい部分をつまんで根元に軽く立ち上がりをつけると、ふんわりフォルムに。

読者が挑戦!大人女性に似合う【旬のウェットヘア】ショートボブを “トップふんわり&毛先しっとり” に!

分け目を変えて大胆&華やかに

基本スタイル

基本スタイル

完成

完成

サイド

サイド

バック

バック

「前髪は逆サイドから思い切り持ってくることで、クールなかき上げ前髪にチェンジ。毛先にアイロンで外ハネをプラスすることで、内巻きシルエットからラフで動きのあるフォルムになり、抜け感のあるこなれた印象に仕上がります」(BEAUTRIUM 南青山店 マネージャー 相沢美沙さん)。

アレンジ前

アレンジ前

<STEP.1>ヘアアイロンで全体に動きをつける

28mmのヘアアイロンを使用。毛先が出る内側の髪は、外ハネにワンカールさせる。

28mmのヘアアイロンを使用。毛先が出る内側の髪は、外ハネにワンカールさせる。

表面の髪はやや縦に巻いて内巻き&外巻きをランダムに作る。

表面の髪はやや縦に巻いて内巻き&外巻きをランダムに作る。

<STEP.2>前髪をサイドパートにする

ふだんの分け目と逆側の8:2の位置から、サイドパートになるように前髪を思い切って持ってくる。

ふだんの分け目と逆側の8:2の位置から、サイドパートになるように前髪を思い切って持ってくる。

<STEP.3>ワックスをもみ込む

外ハネになるように毛先を持ち上げながら、バームタイプのワックスをもみ込んでラフな動きを出す。

外ハネになるように毛先を持ち上げながら、バームタイプのワックスをもみ込んでラフな動きを出す。

「外ハネのフォルムは、旬のデザイン。取り入れるだけで、おしゃれに仕上がります。毛先に動きをつけておけば、片側を耳にかけるだけで、クールな雰囲気になれますよ」(相沢さん)。

分け目を大胆チェンジ! コンサバショートボブを外ハネでクールに

ドレススタイルに似合うカールアレンジ

完成

完成

サイド

サイド

バック

バック

2つの巻き方でカールの重なりを楽しむスタイルがこのアレンジ。「すべて根元から巻いてしまうと髪が膨らんでしまいます。ベースは中間から毛先にかけて内巻きにして、ひとつまみずつアトランダムに取った毛束を縦巻きのリバース巻きにすると、強弱のある不規則なカールが膨らみすぎず、程よいバランスにまとまってくれます」(pinceau 代表 山岸亜由美さん)。

基本スタイル

基本スタイル

<STEP.1>髪の中間から毛先にかけて内巻きにする

カールアイロンを滑らせるように中間から毛先にかけて内巻きにする。

カールアイロンを滑らせるように中間から毛先にかけて内巻きにする。

<STEP.2>アトランダムに毛束をとり、縦にリバース巻きにする

分け目とは逆の毛量が多くなっている左側はちょっと多めにリバース巻きをする。

分け目とは逆の毛量が多くなっている左側はちょっと多めにリバース巻きをする。

<STEP.3>ワックスを毛先中心になじませる

カールをつぶさないように毛先を中心にワックスを揉み込む。

カールをつぶさないように毛先を中心にワックスを揉み込む。

<STEP.4>S字カールの膨らんだところを狙ってスプレー

カール感をキープするように、S字の膨らんでいる部分にスプレーする。

カール感をキープするように、S字の膨らんでいる部分にスプレーする。

「カールアイロンで巻くとき、巻きすぎに注意してください。毛束をアイロンに巻き付けたらすぐに抜くくらいで十分です。『巻きが甘い』と感じたら、繰り返して巻けばいいんです。巻きすぎると元に戻すのは大変なので、少しずつ巻くのが成功の秘訣です」(山岸さん)。

大人ヘア|キリッとシャープなイメージが一転!カールアイロンでつくる華やかボブ

ひと工夫で華やか「ハーフアップ」【2選】


くるりんぱハーフアップ

完成

完成

サイド

サイド

バック

バック

「ボブの長さでくるりんぱする場合は、頭頂部と耳上のラインで毛束を分けるとうまく仕上がります」と話すのは、LANVERY代表の菅野太一朗さん。

「髪を分けないで一気にまとめてしまうと、ひっつめた印象になってしまったり、顔まわりの短い毛束が落ちて疲れた印象になってしまうことも。結ぶパーツを分けることで、短い髪もフォローできますし、結び目が重なることで頭頂部や後頭部に自然な丸みが生まれて、頭の形も綺麗なシルエットになります」(菅野さん)。

アレンジ前

アレンジ前

<STEP.1>ハチ上の毛束をとってゴムで結ぶ

ゴムで結ぶときは根本から離した位置で結ぶ。

ゴムで結ぶときは根本から離した位置で結ぶ。

<STEP.2>結んだ毛束でくるりんぱ

結んだ毛束の中心を裂いて、その穴に毛先を上から通す。

結んだ毛束の中心を裂いて、その穴に毛先を上から通す。

<STEP.3> ハチ下とこめかみの毛束をとってゴムで結ぶ

2でくるりんぱした毛束の上に結んでOK。

2でくるりんぱした毛束の上に結んでOK。

<STEP.4> 結んだ毛束を2と同じようにくるりんぱ

くるりんぱが上下に重なるようなイメージで。

くるりんぱが上下に重なるようなイメージで。

<STEP.5>頭頂部の毛束をつまんで引き出す

結び目を片手で抑えながら、頭頂部の毛束をつまんで引き出す。ランダムに引き出すのがポイント。

結び目を片手で抑えながら、頭頂部の毛束をつまんで引き出す。ランダムに引き出すのがポイント。

「くるりんぱの結び目は、ふたつとも同じ高さにするのがポイント。きっちりと結び過ぎてしまうと古臭い印象になってしまうので、程よくゆるく、ざっくりとまとめてください。下準備として、アレンジ前にヘアクリームをなじませるのもオススメ。髪の内側、根本にもなじませれば、ツヤとまとまりのある印象に仕上がります」(菅野さん)。

使うのはゴムだけ!「くるりんぱ」で作る、ボブスタイルのハーフアップ

ねじって留めるハーフアップ

完成

完成

完成

完成

サイド

サイド

バック

バック

PEEK-A-BOO AVEDAアトレ恵比寿・店長兼ディレクターの神保樹敏さんは、「顎ラインのボブスタイルと相性がいいのは、ハチ上でつくるハーフアップ」だと言います。「耳周りや襟足の短い髪を無理にまとめようとするのではなく、頭頂部とハチ上の髪をハーフアップにするのがオススメ。短めボブでも簡単に、そして綺麗なシルエットにアレンジできるのがハーフアップの利点です」(神保さん)。

アレンジ前

アレンジ前

<STEP.1>頭頂部の髪をストレートアイロンで波巻きにする

毛束をざっくりと取って、根元から内カールと外カールを交互につくってウエーブ状に。波打つようなウェーブをつくるイメージで。

毛束をざっくりと取って、根元から内カールと外カールを交互につくってウエーブ状に。波打つようなウェーブをつくるイメージで。

<STEP.2>頭頂部の髪をギザギザに取る

まっすぐ取るときちんと感が出過ぎてしまうので注意。ギザギザに取ることで、仕上がりにニュアンスが生まれる。

まっすぐ取るときちんと感が出過ぎてしまうので注意。ギザギザに取ることで、仕上がりにニュアンスが生まれる。

<STEP.3>まとめた髪をねじる

STEP.2でまとめた毛束を後頭部でねじる。

STEP.2でまとめた毛束を後頭部でねじる。

<STEP.4>ねじった毛束をピンで留める

ねじった毛束の下からピンを射し込むとしっかり固定できる。

ねじった毛束の下からピンを射し込むとしっかり固定できる。

<STEP.5>頭頂部の毛束を引き出す

毛束をひとつまみして少しずつ引き出す。表面ではなく内側の毛束を引き出すとシルエットが綺麗に。

毛束をひとつまみして少しずつ引き出す。表面ではなく内側の毛束を引き出すとシルエットが綺麗に。

<STEP.6>ハチ部分の毛束をねじりながら後頭部へ

STEP.5でまとめた髪のすぐ下にあるハチ部分の毛束を、両サイドねじりながら後頭部へ持ってくる。

STEP.5でまとめた髪のすぐ下にあるハチ部分の毛束を、両サイドねじりながら後頭部へ持ってくる。

<STEP.7>ねじった毛束をゴムで結ぶ

4で留めたピンの上で結ぶ。

4で留めたピンの上で結ぶ。

結んだところ

<STEP.8>Uピンを使ってゴムを隠す

ゴムの上からUピンを挿し、ゴムを持ち上げるように下から挿し込む。

ゴムの上からUピンを挿し、ゴムを持ち上げるように下から挿し込む。

Uピンの留め方はGIFアニメーションでチェック!

Uピンは下から挿し込む。
Uピンは下から挿し込む。

<STEP.9>頭頂部とハチ以外の毛束を波巻きにする

ストレートアイロンで残った毛束を細かく波巻きに。

ストレートアイロンで残った毛束を細かく波巻きに。

「頭頂部を波巻きにしておくことでニュアンスが出て、ねじって留めたときに高さもできます。頭頂部を引き出すときは『程よく』。引き出しすぎると頭が膨張して見えるので、正面から見たときに綺麗な扇型になるように意識してみてください」(神保さん)。

ねじってピン留め!短めボブの上品ハーフアップ【プロセスアニメ付き】

この記事の執筆者
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