イギリス・チャールズ3世とカミラ王妃の戴冠式が開催された5月初旬。その後に続いた通常公務でキャサリン皇太子妃は、ロンドン市内だけでなくバースへも足を運び、変わらず多忙な日々を過ごしたようです。ハッピーカラーを溌剌とまとった大活躍の様子をチェックしていきましょう。

■1:パワースーツにホワイト&ピンクで柔らかさを添えて

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糖度高めの配色ながら洗練された雰囲気。

2023年5月25日、ロンドンのファウンドリング博物館を訪問。イギリス初の児童慈善団体でファウンドリング病院の歴史を調査する施設です。病院は、赤ちゃんのときに捨てられた約25,000人を世話し教育した場所。皇太子妃は幼児期に人間関係を育むことの効果を強調する取り組みをロンドンで実施しています。この日の装いは、ジャケットとパンツできちんと感をキープしつつ、ミルキーなトーンで優しげなイメージ。セットアップは最愛デザイナーによるものです。イヤリングとベルトのバックルでまろやかなパールの艶めきを取り入れ、優美にまとめています。

■2:プリーツがスタイルアップを叶える!はっと目を引くキュートなピンクのワンピース

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リーフモチーフのイヤリングで華やかさをプラス。

2023年5月22日、毎年恒例の2023年チェルシーフラワーショーに出席。金メダル受賞者の作品であるザ・サヴィルズ・ガーデンを小学生たちと共に鑑賞しました。バブルガムのようなピンクのシャツドレスはシルク素材。フロントのプリーツで縦長効果を発揮する一着です。足元はベージュのエスパドリーユでアウトドアらしくリラックスした雰囲気に。ヒールがあるのでエレガントなシャツワンピースにも無理なくマッチしています。

■3:バイカラーシューズでエレガンスをアップ!エメラルドカラーのクラシカルな装い

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顔まわりの華やぎ感を後押しする、大きめサイズのゴールドイヤリング。

2023年5月18日、ロンドンで自身が後援している児童精神疾患慈善団体アンナ・フロイト・センターを訪問。アンナ・フロイトは、科学的研究を利用して、必要なときに必要なサポートを若者に提供する慈善団体です。ロンドンブランドによるグリーンのシルククレープ素材のシャツワンピースは、1940年代風のデザインが印象的。バイカラーのスリングバックパンプスで切れ味を添えて、洒脱な着こなしを完成。

■4:イエロー&スニーカーで軽やかにポジティブオーラを振りまいて

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ドロップタイプの揺れるイヤリングでフェミニンさをひと匙。

2023年5月16日、バースのデイム・ケリー・ホームズ・トラストを訪れた皇太子妃は、明るいイエローのジャケットと白パンツの装い。視線を奪う鮮やかなイエローのジャケットは、お気に入りのイギリスブランドによるもの。インナーのリブ編みニット、足元のスニーカーも白を選んで爽やかに。夏らしい配色で、スポーティで颯爽としたコーディネートに仕上げています。


2023年5月、イギリス国王戴冠式以降にキャサリン皇太子妃が披露したファッションをご覧いただきました。夏至まであとひと月、日が長く一年のなかでも過ごしやすく清々しいシーズンを迎えたロンドン。

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5月下旬に開催された、街が花で埋め尽くされるフラワーフェスティバル「チェルシー・イン・ブルーム」。

花が溢れる街に映える、明るい日差しと調和するハッピーカラーの装い。まるで周囲までエンパワーするような華やかさです。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images(キャサリン皇太子妃)
WRITING :
神田朝子