これからのシーズンに気持ちいい、オープンエアでの会食やパーティ。イギリス・キャサリン皇太子妃もガーデンパーティで新緑の季節を楽しんでいる様子です。開放感のある野外とはいえ、きちんと感が欲しい集まりでの装いは、実際に参加するとなると軽やかさも欲しいし頭を悩ませるところ…。そこで今回は、お手本にしたい、皇太子妃のガーデンパーティスタイルをチェックしていきましょう。

■1:シアーなドット+ペールブルーの清らかさが青空にパーフェクトマッチ

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戴冠式のアップスタイルを思わせるヘアにハットをオン。

2023年5月9日、バッキンガム宮殿の庭園に、公共サービス、慈善活動、コミュニティ活動を讃え、8,000人のゲストが招待された戴冠式後のガーデンパーティ。レバノン人デザイナーによるアンサンブルは、トップスとスカートのセットアップ。マクラメ装飾、ボウタイのついたネックライン、ドット柄といったディテール全てが上品で可憐! ふんわりチュールのスカートがロマンティックな雰囲気を後押ししています。くすんだブルーの色味とミディの丈感、そしてシルバーのクラッチ&パンプスで大人の洗練を添え、美しいルックを完成。

■2:まるでドラマのヒロイン!ふんわり優しいミントグリーンのドレス

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ダウンヘアに大輪の花がついたハットでフェミニンに。

2022年5月25日に開催された、同じくバッキンガム宮殿でのガーデンパーティには、ミントグリーンのハイネックドレスを着用。フロントに並んだボタン、パフスリーブ、ボタンのついた長いカフス、フレアなミドル丈のスカートが特徴です。これは、ロンドンを舞台とするドラマ『ブリジャートン家』のヒロインたちのような、「リージェンシーコア」というスタイル。クラッチやバッグ、ハットに至るまで同じ色で統一して、クラシカルな気品を漂わせています。

■3:エレガンス際立つ!華麗なコーラルピンクを堪能

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フローラル刺繍のあしらわれたクラッチでアクセントを添えています。

2022年5月18日、ロンドン発のブランドによるコーラルピンクのコートドレスでガーデンパーティに出席。膝丈にウエストバンド、ピークドラペル、大きなソフトプリーツの付いたフルスカートが特徴です。美しいカラーを引き立てるソリッドなデザインですが、髪をアップにしてハットを被ることでグッと華やかさとフォーマル感が高まります。

■4:エスパドリーユで軽快に!レディなシルエットのフローラルワンピース

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ナチュラルなウエーブヘアでこなれ感をプラス。

イギリス・ウォーキングのRHSガーデン・ウィスリーで開催された「バック・トゥ・ネイチャー」フェスティバルには、ロンドンブランドによるミディ丈のワンピースで登場。ライトブルーにピンクのローズが描かれた一着は、ウエストのベルトで女らしいラインを描き、クラシカルな雰囲気が漂います。足元はヒールのあるエスパドリーユで夏らしさとスタイルアップを叶えています。

■5:庭園に咲く花のよう!パステルピンクワントーン

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パールのイヤリングはダイアナ妃が所有していたもの。

2019年5月21日、バッキンガム宮殿で行われたロイヤル・ガーデン・パーティでは、戴冠式でも纏ったイギリスブランドによるピンクのコートドレスを着用。ダブルブレストのフロントに構築的なショルダーライン、プリーツスカートが特徴のフォーマルなデザインです。ピンクを選んだことで日差しの下にも映える軽やかな装いに。クラッチやパンプスもピンクで統一してノーブルにまとめています。


キャサリン皇太子妃のガーデンパーティスタイルをご紹介しました。軽やさ、透明感、花のように明るいカラーが、青空と美しいグリーンに映える装いのキーワード。ぜひこの季節のお出かけに活用してみて下さいね。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子