大人のジュエリーのまとい方は、既成概念にとらわれない自分らしさが鍵。次はどうやって“自分のスタイル”にするか? が肝となります。

雑誌『Precious』8月号では【記憶に残る「ジュエリーあしらい」】と題して、ジュエリー・コンシェルジュの伊藤美佐季さんが提案する、ベーシックな洋服を印象的に仕上げるひねりをきかせたスタイリングをお届けしました。

今回は、「存在感のあるリング」を小指につけた、さりげないのに主張のあるコーディネートをご紹介します。

「手元の一点豪華主義なら、存在感あるリングを小指に」

ジュエリーは洋服のように着替えられないからこそ、人とは違うバランスを見つけることが大切です。華奢な小指にボリュームをもたせることで、さりげないのに主張のある、ワンランク上のスタイリングが叶います。

リズミカルに重なり合う構築的なフォルム

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リング『アンティフェール』指先から/¥404,800[PG]・¥573,100[PG×DIA計 約0.48ct](レポシ日本橋三越本店〈レポシ〉)、プルオーバー¥158,400(コロネット〈アン ドゥムルメステール〉)

ゴールドメタルが立体的に連なるアイコニックな『アンティフェール』を、あえてレイヤードすることでボリュームをアップ。

指先につけたのは、肌なじみのいいピンクゴールドだけで仕上げた4連タイプ。その下にパヴェセッティングを施した繊細なダイヤモンドを連ねた2連タイプをあしらうことで、手元の華やかさを高めています。

エレガントなデザインをピンキーでフレッシュに更新

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リング『D-ヴァイブス』¥2,013,000[YG×DIA計1.33ct](メシカ ジャパン〈メシカ〉)、シャツ¥95,700[参考価格](イーストランド〈コー〉)

エメラルドカットの中石を取り囲むように、繊細なダイヤモンドを敷き詰めたイエローゴールドがグラフィカルなラインを描くデザイン。中石を支える3本のアームには、ベゼルセッティングを施したラウンドカットダイヤモンドがリズミカルにあしらわれています。

「ボリュームがありながらも地金自体は軽やかに仕上げられているので、デイリーに身につけることができます」(伊藤さん)

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
※文中の表記は、PG=ピンクゴールド、DIA=ダイヤモンド、YG=イエローゴールドを表します。

問い合わせ先

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PHOTO :
長山一樹(S-14)
STYLIST :
伊藤美佐季
HAIR MAKE :
ヘア/TETSU(SIGNO/using uka products)、メイク/村松朋広(関川事務所)
NAIL :
渡邉季穂(uka)
MODEL :
田沢美亜
EDIT&WRITING :
池田旭香、池永裕子(Precious)