2023年 Precious 8月号の「好きなコーディネート」1位~10位を発表します

8月号表紙
『Precious』8月号(2023年7月7日発売)の表紙、カバーモデルは大政 絢(Precious専属)

今回10位~1位に選ばれたコーディネートは、きちんと感のあるパンツスタイルや、長袖のトップスやジャケットを合わせた装いが目立ちました。暑さが残りながらも少しずつ秋に向かっていく、晩夏のシーズンにも使えそうな着こなしが注目されたようです。

それではさっそく、10位から順を追って1位まで見ていきましょう。このなかに、あなたがこれからの着こなしに取り入れてみたいコーディネートはありますか?

【10位】白のシアーブルゾン×白のスカート×白のタンクトップ

10位P159
ブルゾン¥457,600・スカート¥311,300・タンクトップ¥52,800(ブルネロ クチネリ ジャパン)、バッグ¥398,000(edit & co)、ピアス[RG×ホワイトトパーズ×マザー・オブ・パール×ダイヤモンド)¥1,078,000・リング[RG×WG×ホワイトトパーズジュレ×マザー・オブ・パール)¥396,000(ポメラート)[Precious2023年8月号159ページ]撮影/浅井佳代子

「清潔感がある」「白の優雅さとカジュアル感のバランスが絶妙」と好評だったのは、オールホワイトのコーディネート。軽やかなシャリ感が心地いいコットンオーガンジーのブルゾンは、この夏らしいシアーな一着。それを羽織るのではなく、シャツのようにドローストリングのスカートにインする着こなしに仕上げています。

ブルゾンの透け感を品よく見せるよう白のタンクトップを合わせ、さらに遊び心のあるバッグをアクセントにすれば、気どらないけど品格が漂う装いの完成です。

【9位】黒のノースリーブシャツ×ブラウンのスティックパンツ

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シャツ¥39,600(トヨダトレーディング プレスルーム〈アスペジ〉)、パンツ¥36,300(オンワード樫山〈アール〉)、イヤリング¥651,200・バングル¥425,700・ブレスレット¥1,067,000・リング¥803,000(TASAKI)、バッグ¥618,200(ヴァレクストラ ジャパン)、靴¥93,500(ジャンヴィト ロッシ ジャパン)[Precious2023年8月号123ページ]撮影/川田有二

カジュアルなビジネスシーンで重宝するのは、仕立てのいいビターカラーのノースリーブシャツ。ポプリンを使用した本格仕立てのシャツは、ボトムインもアウトも様になる一着です。ブラウンのスティックパンツとつなげれば、堅さもほどけて、オールブラックよりもこなれた印象に。

「シンプルな組み合わせだけどスタイリッシュでかっこいい」「何を足しても応用が効きそう」など、自分でもすぐに真似できそうと感じた人が多かったようです。

【8位】黒のロングジレ×白のタンクトップ×ブルーのパンツ

8位P68
ペンダント『フォース10 ウインチ』 [ヘッド:YG×SS、チェーン:YG×WG]¥5,863,000・『フォース10』シングルピアス[YG]¥198,000・同ブレスレット[YG]¥2,673,000(フレッド)、時計¥470,800(日本ロレックス/チューダー)、ジレ¥110,000(ポステレガント)、タンクトップ¥16,500(三喜商事〈マレーラ〉)、パンツ¥39,600(エスケーパーズオンライン〈ポステレガント〉)、バッグ¥1,166,000(デルヴォー・ジャパン)、靴¥59,400(ピエール アルディ 東京)[Precious2023年8月号68ページ]撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY)

白のタンクトップ&ブルーのパンツに黒のロングジレを羽織った着こなしには、「縦長シルエットが強調されてスタイルがよく見える」「涼しげなコントラストの色合わせが好き」などのコメントが寄せられました。

ロングジレの着こなしをさらにすらりと見せているのは、ハンサムなフォルムのペンダント。胸元にシャープなラインが生まれることで、キリッとした印象が漂います。また、ビッグサイズの時計が「堂々としていてかっこいい」という方もいらっしゃいました。

【7位】黒のワンピース×ピンク系のスカーフ×黒小物

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ワンピース¥121,000(ブラミンク)、帽子¥55,000(ブラミンク〈ブラミンク×アキオ ヒラタ〉)、時計¥2,013,000(ハリー・ウィンストン)、スカーフ¥19,800(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店〈マニプリ〉)、バッグ¥37,400(プルミエ アロンディスモン〈メゾン エヌ アッシュ パリ〉)、靴¥41,800(アマン〈イル サンダロ オブ カプリ〉)[Precious2023年8月号127ページ]撮影/小林美菜子

リネン×シルクによるハリのあるテクスチャーを贅沢に使用した黒のロングワンピースに、質感の異なる同系色の夏小物でメリハリを加えたコーディネート。オールブラックの迫力をピンクスカーフの甘さで和らげているのがポイントです。

こちらの着こなしは、「黒でも重たくならずシックな清涼感がある」「 スカーフの差し色でおしゃれな印象がアップしている」など、シンプルなワンピースをリッチに見せる小物の合わせ技が人気の理由となっていました。

【6位】白のロングシャツ×黒のスティックパンツ

6位P66
“ディオール ファイン ジュエリー”の『ジェム ディオール』ブレスレット/左手、手首側から[WG×DIA]¥1,550,000・[PG]¥1,050,000・[PG×DIA]¥4,400,000・右手、手首側から[PG×DIA]¥4,400,000・[PG×DIA]¥1,430,000・[WG]¥1,150,000・同リング/指先側から [YG]¥365,000・[WG]¥390,000・[PG]¥365,000・同ピアス[PG×DIA]¥1,450,000・“ディオール タイムピーシズ”の時計『ラ デ マイ ディオール』[SS×DIA]¥780,000・“ディオール”のシャツ¥300,000・パンツ¥270,000・バッグ¥530,000・靴¥90,200/参考価格(クリスチャン ディオール)[Precious2023年8月号66ページ]撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY)

「風通しがよくて涼しそうだけどきちん感がある」「シンプルなようでいて気品と余裕を感じる」と支持されたのは、直線的なシルエットですっきりとまとめたモノトーンコーデ。ロングシャツのボタンを下まで留めず、ウエストからひらめかせる着こなしが、颯爽とした佇まいを演出します。

そして、装いを表情豊かに仕上げているのがゴールドジュエリー。カラーテイストが異なるゴールドのブレスレットとさらにウォッチも加えて両手にミックスレイヤードすることで、都会的な個性が加わります。

【5位】オフ白のジャケット×白Tシャツ×オフ白のパンツ

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『ビー マイ ラブ』カフ ブレスレット[PG×DIA]¥13,090,000/参考価格・同ピアス[PG]¥800,800・同リング/指先側から[WG×DIA]¥299,200・[PG×DIA]¥284,900(ショーメ)、ジャケット¥481,800・Tシャツ¥147,400・パンツ¥270,600・ベルト¥144,100(ブルネロ クチネリ ジャパン)、眼鏡¥44,000(モスコット トウキョウ)、靴¥118,800(JIMMY CHOO)[Precious2023年8月号64ページ]撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY)

オフホワイトのジャケット&パンツに白のTシャツを合わせた清潔感のあるワントーンコーデは、「夏らしい爽やかなオフィススタイル」と高評価。4位と同じくボリューム感のあるゴールドジュエリーを投入することで、モダンな華やぎが加わっています。

また、アンケートのなかには「ベルトの効果でスタイルアップして見える」という回答も。ジュエリーと同じゴールドのバックルで統一感をもたせているのも、洗練された印象に仕上げる秘訣です。

【4位】白のメッシュニット×グリーンのチュールスカート

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ニット¥238,700・タンクトップ¥62,700・スカート¥119,900(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ピアス¥1,155,000・ネックレス¥506,000(ブチェラッティ)、サングラス¥29,700(プロポデザイン〈プロポ〉)、バッグ¥262,900(トッズ・ジャパン)[Precious2023年8月号117ページ]撮影/熊澤 透

身軽に装いたいけれど、二の腕などが気になるうえに、冷房に備えたい思いもある季節に重宝するのが、薄手で着心地のいい長袖トップスです。「白のニットが映えるスカートの色が新鮮」「清潔感があってビジネスシーンにも合う」というコメントが届いたこちらのコーデは、まさにそんな悩みを解決してくれるアイテムが活躍!

見るからに清涼なメッシュのスキッパーニットは、白のコットンリネンがピュアな美しさを放ち、夏の街に清々しく着映えて。グリーンのチュールスカートと合わせれば、軽快なフェミニンスタイルに仕上がります。

【3位】バーガンディのシアーシャツ×白のパンツ

3位P113
シャツ¥302,500・パンツ¥167,200・ピアス¥236,500[参考価格]・ネックレス¥253,000・バッグ¥355,300(ブルネロ クチネリ ジャパン)[Precious2023年8月号113ページ]撮影/熊澤 透

続く3位も、長袖トップスの着こなしがランクイン。たっぷりとした身幅がケープコートのように贅沢に揺れるコットンシアーシャツは、涼やかな着心地と、エレガントな華やかさが共存するアイテムです。少しだけ秋を先取る深みのあるバーガンディカラーが、季節の移り変わりを愛おしむ、大人の余裕も映し出します。

豊かなドレープが日差しを透かしてひときわドラマティックな佇まいを演出する着こなしには、「ゆったり着られて長袖でも涼やか」のほか、「シックな色合いが素敵」という回答が多数寄せられました。

【2位】グレージュのノースリーブニット×イエローのスティックパンツ

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ニット¥35,200(デザインワークス 銀座店〈デザインワークス〉)、パンツ¥77,000(ストラスブルゴ)、ネックレス¥3,682,800・ブレスレット¥1,003,200(ヴァン クリーフ&アーペル)、バッグ¥696,300(ヴァレクストラ ジャパン)、靴¥64,900(アマン〈ペリーコ〉)[Precious2023年8月号129ページ]撮影/川田有二

ボディラインをすっきり見せる立体的なリブ編みのノースリーブニットと、レモンイエローのセンタープレスパンツを合わせた着こなしは、「とても夏らしいのに上品な落ち着きがある」「イエローとグレージュの組み合わせが新鮮」と多くの票を集めました。

鮮やかなイエローも、きれい色ともなじみがいいグレージュカラーと調和することで大げさになりすぎず、シックな雰囲気で楽しめます。大人のカラーパンツコーデのテクニックとして、グレージュとのかけ合わせをぜひ活用してください!

【1位】白のノースリーブカットソー×ブラウンのスティックパンツ

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カットソー¥8,580(スローン)、パンツ¥36,300(オンワード樫山〈アール〉)、帽子¥48,400(ヘレンカミンスキー ギンザシックス店)、イヤリング¥620,400・バングル¥1,865,600・ブレスレット¥1,144,000・リング 指先側から¥932,800・¥1,460,800(ピアジェ)、ストール¥19,800(プレインピープル青山〈ニムニムデュアイ〉)、バッグ¥394,900(トッズ・ジャパン)、靴¥61,600(アマン〈ペリーコ〉)[Precious2023年8月号126ページ]撮影/川田有二

「アーシーな色が品よくまとめられている」など、とりわけ色合わせが高く評価され『Precious』8月号の好きなコーディネート1位を獲得したのは、白のノースリーブカットソーとブラウンのスティックパンツにストールを合わせた着こなしでした。

爽やかな白でつなぎながら小物までビターなトーンで統一することで、「カジュアルアイテムの組み合わせでも大人っぽい」という声も多かったジェントルな装いに仕上がっています。

以上、ファッション誌『Precious(プレシャス)』8月号の読者アンケート調査で、好きなコーディネートに選ばれたスタイリングを10スタイル、お見せしました。

このなかに、あなたが真似してみたいスタイリングは、ありましたか?

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ぜひお手に取っていただき、ご活用いただけたら幸いです。

 

Precious 9月号 <ファッション大特集> 愛すべき「シャツ」に出合って秋が始まる
2023年9月号表紙
【内容紹介】鈴木保奈美さん、板谷由夏さんも登場!白シャツを着る5人の女/“お仕事バッグ”3つの正解/パートナーと楽しむ“シネマティック・カラー”/ラグジュアリーウォッチの最新/美容医療から最新ケアまで「目元美容大全」/和菓子の小宇宙/斉藤工×窪田正孝、ほか
2023年8月7日発売¥1,100(税込)

※文中の表記は、WG=ホワイトゴールド、YG=イエローゴールド、RG=ローズゴールド、PG=ピンクゴールド、SS=ステンレス・スティール、DIA=ダイヤモンドを表します。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。


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この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
BY :
『Precious8月号』小学館、2023年
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