2023年 Precious 8月号の「好きなコーディネート」1位~10位を発表します
今回10位~1位に選ばれたコーディネートは、きちんと感のあるパンツスタイルや、長袖のトップスやジャケットを合わせた装いが目立ちました。暑さが残りながらも少しずつ秋に向かっていく、晩夏のシーズンにも使えそうな着こなしが注目されたようです。
それではさっそく、10位から順を追って1位まで見ていきましょう。このなかに、あなたがこれからの着こなしに取り入れてみたいコーディネートはありますか?
【10位】白のシアーブルゾン×白のスカート×白のタンクトップ
「清潔感がある」「白の優雅さとカジュアル感のバランスが絶妙」と好評だったのは、オールホワイトのコーディネート。軽やかなシャリ感が心地いいコットンオーガンジーのブルゾンは、この夏らしいシアーな一着。それを羽織るのではなく、シャツのようにドローストリングのスカートにインする着こなしに仕上げています。
ブルゾンの透け感を品よく見せるよう白のタンクトップを合わせ、さらに遊び心のあるバッグをアクセントにすれば、気どらないけど品格が漂う装いの完成です。
【9位】黒のノースリーブシャツ×ブラウンのスティックパンツ
カジュアルなビジネスシーンで重宝するのは、仕立てのいいビターカラーのノースリーブシャツ。ポプリンを使用した本格仕立てのシャツは、ボトムインもアウトも様になる一着です。ブラウンのスティックパンツとつなげれば、堅さもほどけて、オールブラックよりもこなれた印象に。
「シンプルな組み合わせだけどスタイリッシュでかっこいい」「何を足しても応用が効きそう」など、自分でもすぐに真似できそうと感じた人が多かったようです。
【8位】黒のロングジレ×白のタンクトップ×ブルーのパンツ
白のタンクトップ&ブルーのパンツに黒のロングジレを羽織った着こなしには、「縦長シルエットが強調されてスタイルがよく見える」「涼しげなコントラストの色合わせが好き」などのコメントが寄せられました。
ロングジレの着こなしをさらにすらりと見せているのは、ハンサムなフォルムのペンダント。胸元にシャープなラインが生まれることで、キリッとした印象が漂います。また、ビッグサイズの時計が「堂々としていてかっこいい」という方もいらっしゃいました。
【7位】黒のワンピース×ピンク系のスカーフ×黒小物
リネン×シルクによるハリのあるテクスチャーを贅沢に使用した黒のロングワンピースに、質感の異なる同系色の夏小物でメリハリを加えたコーディネート。オールブラックの迫力をピンクスカーフの甘さで和らげているのがポイントです。
こちらの着こなしは、「黒でも重たくならずシックな清涼感がある」「 スカーフの差し色でおしゃれな印象がアップしている」など、シンプルなワンピースをリッチに見せる小物の合わせ技が人気の理由となっていました。
【6位】白のロングシャツ×黒のスティックパンツ
「風通しがよくて涼しそうだけどきちん感がある」「シンプルなようでいて気品と余裕を感じる」と支持されたのは、直線的なシルエットですっきりとまとめたモノトーンコーデ。ロングシャツのボタンを下まで留めず、ウエストからひらめかせる着こなしが、颯爽とした佇まいを演出します。
そして、装いを表情豊かに仕上げているのがゴールドジュエリー。カラーテイストが異なるゴールドのブレスレットとさらにウォッチも加えて両手にミックスレイヤードすることで、都会的な個性が加わります。
【5位】オフ白のジャケット×白Tシャツ×オフ白のパンツ
オフホワイトのジャケット&パンツに白のTシャツを合わせた清潔感のあるワントーンコーデは、「夏らしい爽やかなオフィススタイル」と高評価。4位と同じくボリューム感のあるゴールドジュエリーを投入することで、モダンな華やぎが加わっています。
また、アンケートのなかには「ベルトの効果でスタイルアップして見える」という回答も。ジュエリーと同じゴールドのバックルで統一感をもたせているのも、洗練された印象に仕上げる秘訣です。
【4位】白のメッシュニット×グリーンのチュールスカート
身軽に装いたいけれど、二の腕などが気になるうえに、冷房に備えたい思いもある季節に重宝するのが、薄手で着心地のいい長袖トップスです。「白のニットが映えるスカートの色が新鮮」「清潔感があってビジネスシーンにも合う」というコメントが届いたこちらのコーデは、まさにそんな悩みを解決してくれるアイテムが活躍!
見るからに清涼なメッシュのスキッパーニットは、白のコットンリネンがピュアな美しさを放ち、夏の街に清々しく着映えて。グリーンのチュールスカートと合わせれば、軽快なフェミニンスタイルに仕上がります。
【3位】バーガンディのシアーシャツ×白のパンツ
続く3位も、長袖トップスの着こなしがランクイン。たっぷりとした身幅がケープコートのように贅沢に揺れるコットンシアーシャツは、涼やかな着心地と、エレガントな華やかさが共存するアイテムです。少しだけ秋を先取る深みのあるバーガンディカラーが、季節の移り変わりを愛おしむ、大人の余裕も映し出します。
豊かなドレープが日差しを透かしてひときわドラマティックな佇まいを演出する着こなしには、「ゆったり着られて長袖でも涼やか」のほか、「シックな色合いが素敵」という回答が多数寄せられました。
【2位】グレージュのノースリーブニット×イエローのスティックパンツ
ボディラインをすっきり見せる立体的なリブ編みのノースリーブニットと、レモンイエローのセンタープレスパンツを合わせた着こなしは、「とても夏らしいのに上品な落ち着きがある」「イエローとグレージュの組み合わせが新鮮」と多くの票を集めました。
鮮やかなイエローも、きれい色ともなじみがいいグレージュカラーと調和することで大げさになりすぎず、シックな雰囲気で楽しめます。大人のカラーパンツコーデのテクニックとして、グレージュとのかけ合わせをぜひ活用してください!
【1位】白のノースリーブカットソー×ブラウンのスティックパンツ
「アーシーな色が品よくまとめられている」など、とりわけ色合わせが高く評価され『Precious』8月号の好きなコーディネート1位を獲得したのは、白のノースリーブカットソーとブラウンのスティックパンツにストールを合わせた着こなしでした。
爽やかな白でつなぎながら小物までビターなトーンで統一することで、「カジュアルアイテムの組み合わせでも大人っぽい」という声も多かったジェントルな装いに仕上がっています。
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以上、ファッション誌『Precious(プレシャス)』8月号の読者アンケート調査で、好きなコーディネートに選ばれたスタイリングを10スタイル、お見せしました。
このなかに、あなたが真似してみたいスタイリングは、ありましたか?
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現在発売中の『Precious』9月号の<ファッション大特集>は、【愛すべき「シャツ」に出合って秋が始まる】。猛暑が続くこの夏ですが、おしゃれの気分は確実に秋に。残暑の中でも涼やかに凜とした印象は保ちたい、小物合わせでの変化もほしい、など、ブリッジシーズンならではの悩みや願望を叶えてくれるのは「シャツ」と考えます。大特集では、ベーシックを極めた上質なシャツから、シルエットやディテールに遊び心やモードなニュアンスが加わった新顔シャツまでが、豊富にラインナップ! 多様な時代に、自分らしさを表現できる一枚をぜひ見つけてください。そのほか「5人5様の魅力!白シャツを着る5人の女」「人を満たす“お仕事バッグ”3つの正解」「パートナーと楽しむ“シネマティック・カラー”」「投資すべきはアイケア! 新時代の“目元美容”大全」「和菓子の小宇宙」など、充実のラインナップです。
ぜひお手に取っていただき、ご活用いただけたら幸いです。
※文中の表記は、WG=ホワイトゴールド、YG=イエローゴールド、RG=ローズゴールド、PG=ピンクゴールド、SS=ステンレス・スティール、DIA=ダイヤモンドを表します。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
お近くの書店やオンライン書店などで、『Precious』9月号をぜひ、お買い求めください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 『Precious8月号』小学館、2023年