「マキシ丈の白ワンピースで、着映え効果と涼しさを」
暦のうえでは秋だというのに、毎日、猛烈に暑くて、
着こなしを考えるのもめんどうなほど…。
そんな日に頼れるのは、やはりワンピースですよね。
なかでもマキシレングスのワンピースは、
ストンと着るだけでもドラマティックで、
手抜きに見えないのがポイント。
私がマキシ丈に開眼するきっかけにもなった
この思い出深いリネン素材のワンピースは、
腰から下にたっぷりと布のボリュームがあって、
ごくシンプルなデザインなのに存在感があります。
出合ったのは10年以上前になるかと思いますが、
ドレスアップのためではなく、
日常にマキシ丈を着るという提案がとても新鮮で、
なおかつ小柄な身体を分断せずに、
スラリと見せてくれる効果にも驚かされました。
以来、マキシ丈のワンピースやスカートは、
私の欠かせないワードローブになったしだいです。
「冷房対策とアクセント効果を両立するストール」
胸元が貧相なため、実はVネックが苦手な私。
でも、下半身に布の量感があるこのワンピースには、
すっきり見えるV開きが絶妙バランスなので、
気になる上半身をカバーするために、
ワンピースと同じリネンベースのストールを
巻いてみることにしました。
白地に焦げ茶のストライプ、さらに細い
シルバーの糸が織り込まれたストールは、
ほぼ正方形の大きめサイズながら、
リネンならではのシワ感で
巻いたときにボリュームが出すぎず、
暑苦しく見えないところが実に優秀。
ペンダント以上のアクセント効果を
もたらしてくれるだけでなく、
冷え性で、寒がりの私にとっては、
空調の効いた室内での防寒対策としても
役だってくれています。
かつておしゃれな紳士たちは、夏ともなると、
明るい色のリネンスーツに、
パナマハットを粋にかぶっていたものですが、
この白のワンピースには、そんな
さりげないドレスアップの気分があります。
着るほどに身体にくたっとなじんでくれて、
肌離れもよく、さらりとした着心地のリネンは、
夏ならではのおしゃれの醍醐味。
暑いのはもう勘弁…と辟易とする一方で、
行く夏を惜しむような気持ちで、
おしゃれを楽しみたいとも思っています。
(写真/エディターF&J 文/エディターJ)
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