エレガントなスタイルがトレンドに浮上している2023年秋冬シーズン。押さえておきたいアウターが「ロングジレ」です。シンプルなTシャツやシャツ、ブラウスといった薄手のトップスを合わせれば初秋に、気温の変動に応じてニットの厚みを変えれば冬本番まで…と、レイヤードを楽しみながら長く活躍します。

昨年以上に多彩な素材やカラーリングが登場しているので、これまで二の足を踏んでいた人もお気に入りが見つかるはず! そこで大人から高い支持を得る人気4ブランドから、異なるテイストのロングジレをご紹介します。

■1:キレのいいシルエットと端正なディテールがハンサムムードを加速

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ロングジレ¥159,500(マックスマーラ<エス マックスマーラ>)

すっきりとしたIラインが、コンテンポラリーなデザインを得意とする「エス マックスマーラ('S MAX MARA)」らしいデザイン。テーラードカラーのダブルブレストなどオーセンティックなディテールを踏襲しつつ、ボタンを生地と同色にすることでより洗練された印象に。アウターとして着用するのはもちろん、ゆったりとしたコートの下に重ねる着こなしもおすすめです。

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背面には深いスリットが入り、足さばきのよさを確保。

ブランドのアイコンであるピュアヴァージンウールを使ったダブルフェイス生地は、熟練職人が丁寧に2枚の布地を一重に仕立てたもの。軽くコンフォートな着心地と、もたつきのないシャープな佇まいを導きます。

■2:ちらりと覗くグリーンとポケットのミンクファーが小粋なデザイン

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ロングジレ¥242,000(ストラスブルゴ カスタマーセンター<ストラスブルゴ>)

上品な光沢とソフトな手触りが素晴らしい「ストラスブルゴ(STRASBURGO)」のダブルフェイスジレは、カシミアに劣らない品質を持つロロ・ピアーナ社製のスーパーファインメリノウールを採用。上品な淡いグレーから覗くライトグリーンが、小気味のいいアクセント役を果たします。ボタンのないガウンタイプで共布ベルトをウエストマークすれば女性らしく、フルオープンにすればスタイリッシュな着こなしに。

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品だけでなく、デザインに暖かみも添えるミンクファー。

ポケットのフラップにあしらわれたファーもデザインのポイント。毛が細く密度があり、柔らかなミンクがロングジレに気品を加えます。

■3:鮮やかピンクの映え感が最強!着こなし多彩なリバーシブルタイプ

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ロングジレ¥88,000(ADORE<アドーア>)※2023年10月展開予定

こっくり鮮やかなベリーピンクとほのかに甘いライトピンクの両面が楽しめる、「アドーア(ADORE)」のリバーシブルジレ。装飾を削ぎ落としたミニマムなデザインのため、大胆なカラーも上品に着こなせます。共布のベルトは少し幅広。ウエストマークはもちろん、首元に巻いてもOKです。

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両サイドのスリットから歩くたびに裏面の色が顔を出し、洒落たアクセントに。

素材はなめらかな手触りのカシミヤ混ウール。軽く起毛させることで、品よくウォーミーな表情の質感を生み出しています。

■4:カジュアルなテイストで一線を画すコットンギャバジン素材

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ロングジレ¥140,800(ドゥロワー 二子玉川店<ドゥロワー>)

「ドゥロワー(DRAWER)」からはシャリ感と程よい光沢をもち、水濡れにも強いコットンギャバジン素材を使用したタイプをセレクト。シンプルなデザインのため、前を閉じてワンピースとして着用することもできます。

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スナップボタンのため、スリットの長さが調整できます。

両サイドにはスナップボタンがあしらわれ、外せばスリットに。インナーとのレイヤードが楽しめ、一層コーディネートの幅が広がります。裏生地はポリエステルのチェックジャカード。裾が翻るたび、トラッドなチェックがシンプルなブラックの印象を変えるアクセントに。


体型カバー効果もあり、大人の着こなしをよりすっきりと見せてくれる「ロングジレ」。ロングスリーブのコートにはまだ早いけれど秋冬シーズンのムードを取り入れたい方や、レイヤードコーデを楽しみたい方は、ぜひトライしてみては?

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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PHOTO :
小林美菜子
WRITING :
津島千佳
EDIT :
谷 花生(Precious.jp)